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会社の履歴書(その3)〜創業まもなく影響を受けた経営者たち

特に高い志があって起業したわけではなかったので、何となくフラフラと経営をしていた創業後2〜3年目。このままじゃいけないと思い、経営の勉強を始めたのもこの頃です。書籍を読み漁ったり、勉強会に参加したりと、地域での人脈も少しずつ広がっていきました。今日は私が影響を受けた2人の経営者とその書籍を紹介します。


ライブドア堀江貴文さんに刺激を受ける

当時、色んな意味で物議を醸しましたが、ホリエモンことライブドアの堀江貴文さんに刺激を受けたのもこの頃です。出す本は片っ端から読んで参考にしていました。この本は100億稼ぐ仕事術の中からメール術に特化して書かれた本です。

その中で実践していたのが日報メール。
その日の作業内容をメールで報告するもので、社員は嫌だったかもしれませんね。そのうちシステム化してジョブコードなんかを割り当てて、何の作業に何時間かかったということも把握するようにしていました。
ポイントは全員の日報に返信すること。当時は一言コメントを記載してコミュニケーションを図ってました。2013年のデータが残っていたので、何気に10年近くもやってたんですね。

いまではSalesforceを導入していますので、勤怠管理とプロジェクトが紐付いており、日報という概念はなくなりました。営業もお客様との活動記録を顧客情報に紐づく形で残すようにしており、担当が変わってもお客様との歴史を振り返ることが容易になりました。

当時はメールなんて一日に数通しか来なかったので何も思わなかったのですが、最近は1日に100通くらい来ますのでこのメール術が役立っています。

サイバーエージェント藤田普さんに陶酔

2005年に出版されたこの書籍。ガツーンと頭を打たれたことを憶えています。自分はいままで何をやってたんだろうかと。この本では、ITバブルの崩壊、サイバーエージェントの買収の危機、社内外からの激しい突き上げなど、孤独と絶望に打ちひしがれながらも必死に前進しようとする藤田さんの姿が赤裸々に語られています。私も休み無しで猛烈に働くようになったのはこの本を読んでからですね。その後2回倒れて入院することになろうとは・・ww 一度読んでみてください。



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