お風呂学校 熱い暑い議論が繰り広げられる土日

今命名したんですが「お風呂学校」とは、週末に子供たちと風呂に入った際に、子供と私の間で行われる熱い暑い議論のしゃべり場のこととします。

子供たちからは様々な質問が飛んできます。

「なぜ?昼間は青いのに、夕方は赤いの?」から「ネジは閉めるとき、なぜ時計回りなの?」、「ママの一番好きなポケモンは何でしょう?」など、自然現象から日常の疑問、あるいは!夫婦間でコミュニケーションをとっているか!!をチェックする質問がなされ、回答に窮することがある。

なお、妻推しはルカリオらしい。

さて、昨日愛娘より質問されたことについて、備忘録としてNoteに残しておこうかと思う。

愛娘:男女”平等”っていうけど、”平等”と”公平”って何が違うの?
息子:公平って誰?

自慢の愛娘ながら、最近の小学校低学年は末恐ろしい。私が小学校低学年の時はセミばかり捕まえて何も考えていなかったような気がする。そして、息子のボケは磨きがかかってきた。公平は、パパの中学の時の友達で、今でもたまに遊ぶよ!っと息子の質問は、さらりとかわし、愛娘の質問に答えることにした。

私:男女平等って、学校でならったワード?

愛娘:そう!なんかダンジョンショヒ?ダンジョンソフィー?(男尊女卑)から選挙とか仕事で男女平等みたいな話を聞いたの!

私:男尊女卑ね。男女平等については自分のこととして考えるとどう思う?

愛娘:ぜんぜん、平等じゃないよね!!パパを起こすのママばっかりじゃん!

私:(あれ?怒られてる?)

愛娘:ご飯もママばっかりじゃん!でも、ママのご飯の方が美味しいから、ご飯はセーフ!

息子:セーフ!パパのパスタは美味い!

私:(息子よ!ナイスフォロー)・・・平等と公平について考えてみようか?

愛娘:公平って何?平等と何が違うのかわからないの?おんなじ?

私:似たような言葉として使われるけど、同じ意味ではないのよ。そういった意味では、さっきの起こしたり・ご飯は「公平」かもね・・・。多分。

愛娘:・・・どうゆうこと?

私:平等については、イメージ通りであってそうだよ。パパもママを同じくらい朝起こさないと、不平等だよね。平等ってのは、何も考えずに同じくらいの仕事?をすることを「平等」っていうよ。公平は「公に平等」を短くした表現で、平等って言葉が入っているけど、平等とは全く違うとパパは考えています。

愛娘:ん?例えば?

私:オセロはパパと同じくらい強いから、ハンデなしで対決するよね。でも、チェスや将棋の時は、パパの方がまだまだ強いから、ハンデをつけるよね。ハンデをつけないのが「平等」で、ハンデをつけるのが「公平」だね。

愛娘:ハンデをつけるのが「公平」!?

私:わかりずらかったか・・・・。パパの方がまだ足が速いから、かけっこで勝負するとすると、同じスタート地点でスタートしたら、パパが絶対に勝つよね。

愛娘:うん。ずるい。パパに勝ちたい。

私:パパに勝つには、もっと大きくなるか?かけっこの練習するか?だけど、今すぐパパに勝ちたいなら、パパより半分の長さからスタートしたら、パパに勝てるかもしれないよね。

愛娘:それなら絶対にパパに勝てる。

私:もともとのパパと〇〇ちゃんには、走る能力や将棋に関する知識・経験に差があるでしょ。パパの方が長く生きているんだから。
そのどうしても超えられないことや変えられないこと、背の高さ、体の大きさ、勉強している量、年齢、男の子と女の子などの違いを、いっさい考えないで、スタート地点を同じにして勝負するのが「平等」かな。
でも、「公平」っていうのは、そういった違いを考えたうえで、差をつけて勝負する?のことを、「公平」っていうのよ。

息子:男女平等って言葉間違えてるじゃん!平等無理だし!ハンデほしい!

私:(息子よ・・・聞いていたのか・・・)なんで平等無理だと思うの?男の人と女の人は平等じゃない?

息子:ママの方が料理上手でしょ。ママとパパを対決させるとパパ負けるじゃん。パパが勝つにはハンデあげないと!

愛娘:でも、起こすのは平等でよくない?ママもパパと同じくらい眠いんだから、ママばかりがパパを起こすのはずるい!パパもママを起こしなさい。

私:はい。以後、気を付けます。

息子:・・・

息子:じゃんけん、すごくない!

愛娘:じゃんけん、すごいね!

私:そういえば、じゃんけん!すごいね。

息子&愛娘;じゃんけん!じゃんけん!じゃんけん!じゃんけん!

愛娘:じゃんけんは公平だね。だから、お菓子選ぶときとかは、じゃんけんがいいのか~!!

息子:ん?お菓子は同じお菓子ならじゃんけんしなくてよくない?切った誕生日ケーキ選ぶときは、平等に配れないからじゃんけんだもんね。

私:パパ、もう暑いから、出ていい?男女平等の歴史でもしらべてみよう。シリちゃんが教えてくれるかもよ

愛娘:パパとママで得意なところが違うから、そこは公平にして、他はじゃんけんにしたら?

私:(平等と公平の違いをわかったみたいだな・・・)わかった。もう体洗いましょう。

息子:じゃんけんってさー、チョキ出しづらくない?公平ずるくね?

私:あとで、じゃんけん協会調べてみよう。体洗うぞ!!

このあと、じゃんけんについても法則があることを子供たちは知り、”結局、じゃんけんも公平じゃないのかよ~~~(笑)”っと言ってました。いまは、じゃんけんの代わりに、わざわざ「サイコロ」を使っています・・・。

柔軟さも大事だぞ。子供たちよ!

なんだかんだで、こういった子供たちとの触れ合いが私を成長続けていくんだろうっと思う。そういった意味では、家族は最高の「私のパートナー」といえる。

こどもたちに「おひねり」いただければ、感謝感激です。

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