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脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ… もっと読む
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自… もっと詳しく
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2019年9月の記事一覧

脚本で奇跡を起こす

本棚にあった「脚本(シナリオ)通りにはいかない! 君塚良一」をパラパラとめくる。脚本家の君塚さんといえば「踊る大捜査線シリーズ」をはじめとして、数々のヒット作で知られる方ですね。 脚本の指南書は一回読んだぐらいでは自分は「ふうん」と納得して通り過ぎるだけで、それがホンにまでは反映されない。何度も読んで、試してみて、ようやく身についたりするものかもしれない。なので少しずつ読み直していくことが(自分にとっては)重要なのです。

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今月の総括(9月)

毎月「今月の総括」を書いていると思って遡って確認したら、7月下旬以降書いていなかった。8月は確かにあまり記憶がないくらい(noteも記事が少ない)、色々と追われていたと思う。9月のカレンダーを見ながら終えた仕事や、積み残している仕事などをメモ的に。

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取材を減らす

NHKの朝ドラ「なつぞら」の脚本家インタビューがYahoo!ニュースに掲載されていたので、楽しく読んだ。同業者だし(お会いしたことはないが)大先輩だし、ドラマを作る上での苦労とか、批評にどう向き合っていくかみたいなことも書かれたりしていて。

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脚本の立体感覚について

脚本(シナリオ)にはストーリーやセリフと共に「立体感覚」が含まれている。脚本を始める初心者にはあまり備わっておらず、この会話でこの移動距離は無理だろ、とかいくらなんでもメシ食いながらこんなに喋れないだろうとか、「動き」と「距離感」について描けない人がいる。監督や俳優、その他多くのスタッフは、脚本から立体構造を読み取って準備をするのである。 料理のレシピや建築物の設計図に似ていて、「映像としての完成形が確実にイメージされている」ことが脚本の必須条件になっている。この点において

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