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なぜアウトプットに価値があると言えるのか?


どうも!
けーてぃんです!

この記事を読んでいただきありがとうございます!

今回はアウトプットについて考えてみようと思います。

「インプットだけじゃなくてアウトプットもしろ」

あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも、なぜアウトプットが必要なのでしょう?

考えたことはありますか?

考えたことがないというならここで一緒に考えてみましょう。

早速いきます!


アウトプットとは?

そもそもアウトプットとは何でしょうか?

誰かに向けて話をすること?
自分の考えを紙にまとめること?
学んだことを行動に移すこと?

これらはすべてアウトプットのように思えます。

具体例は他にも色々思いつくと思いますが、もう少し抽象的にしてみるとどうなるでしょうか。

Weblio辞書にはこうあります。

日本語の「アウトプット」は、コンピュータによる信号の出力や、創作活動における表現(expression)、語学力や文章能力その他の学力・知識を定着させる方法としての発言・発信、といった意味で用いられることが多い。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.weblio.jp/content/amp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%88%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D


つまり、知識や能力(スキル)を身につけるための方法として何かを発信すること

だと理解できます。

辞書にもある通り、アウトプットはただ何かを発信することではなく、

何かを身につけるための方法としての発信なのです。


アウトプットすると何が良いのか?


では、アウトプットすると何が良いのでしょう?

これもいくつか挙げてみましょう。

  • 記憶が定着しやすい

  • 頭の中が整理される

  • 人に伝える能力が上がる

この3つが私の中での最大のメリットです。

よく聞くことかもしれませんが、根拠はあるのでしょうか?

ひとつずつ考えてみましょう。


記憶が定着しやすい

インプットするだけでも記憶は定着できそうですが、アウトプットをした方が圧倒的に記憶は定着しやすいのです。


アメリカのカーピック博士という方が行った有名な実験があります。

大学生を4つのグループに分けて、同じ単語のテストを行なってもらいます。
A
40単語全て学習し、40問テストを行う。
これを全問正解するまで繰り返す。
B
40単語全て学習し、40問テストを行う。
2回目以降は間違えた単語だけ学習し、40問テストを受ける。

40単語全て学習し、40問テストを行う。
2回目以降は40単語全て学習し、間違った単語のみテストする。

40単語全て学習し、40問テストを行う。
2回目以降は間違った単語のみ学習し、間違った単語のみテストする。

結果は、どのグループも4〜5回で全問正解まで辿り着いたそうです。

しかし、その1週間後に抜き打ちで同じテストを行なった結果、正答率にばらつきが出ました。

あなたはどのグループが最も正答率が高かったと思いますか?



正答率が高い順に並べると、こうなったそうです。

A(80%)
B(80%)
C(35%)
D(35%)

意外でしたか?

この結果から何がわかるかというと、

テスト、つまりアウトプットの量が多いほど正答率が高いということです。


なので、アウトプットが多ければ多いほど記憶が定着するということになります。


頭の中が整理される


次のメリットには
頭の中が整理されること
を挙げました。

これに関しては実際に考えを何かしらの形でアウトプットしてみるとわかると思います。

この記事だって私のアウトプットです。

記事を書くときは自分の主張をまず書き(タイトル)、
主張に必要な材料をいくつか書き出します。(チャプター)

それからそれぞれのチャプターの中身を書いていきます。

そうして考えを書いていくと、
自然と自分の言葉で表現するために文章が整理されていきます。

一見すると頭の中を整理してからアウトプットしているので、アウトプットはいらないのでは?

と感じる方もいるかもしれませんね。


でもその認識は少し違います。


たしかにアウトプットする前に頭の中で整理はしていますが、

それはアウトプットするための整理であり、

アウトプットする意識があってこそのものなのです。

さらに、一度アウトプットしたものを見直し、振り返り、もう一度整理し直す。

これを繰り返すことで段々と頭の中がクリアになっていきます。


なので、アウトプットをしながら頭の中を整理していく


というのが私の認識です。

アウトプットは自分の考えを整理するためのアイテムのひとつだと言えます。



人に伝える能力が上がる


3つ目は人に伝える能力が上がる
です。

ここまでの通りアウトプットは自分の得た知識や考えを外に出すものです。

また、最初に示したアウトプットの定義には文章能力や知識の定着を目的とした発言や発信とあります。

それもふまえると、ただやみくもに走り書きしたメモはアウトプットとは言えないでしょう。

あくまでも誰かに伝えるため、もしくは自分が後から見返した時(聞き返した時)にすぐに意図がわかるような発信内容である必要があるのです。

そのため、アウトプットを繰り返していくと自分を含めた誰かに伝えることを意識するようになります。


意識が身につけば人に伝える能力も自然と上がりますよね?

アウトプットの方法

ここまででアウトプットがどんなもので、どんなメリットがあるのか?

そんなことを考えてきましたね。

では、それらを踏まえて今度は有効なアウトプットの方法を考えてみましょう。

まずは、アウトプットの方法にどんなものがあるかを考えます。

アウトプットには大きく3つ方法があります。

  • 話す

  • 書く

  • 行動する

それぞれの方法に効果はあります。

これは確かなことだと考えられるでしょう。

違いがあるとするなら"目的"でしょうか。

アウトプットをすることでどんなメリットを得たいのか。

知識やノウハウの定着?
考えの整理?
伝える能力の向上?


伝える能力の向上が目的なら
"話す"か"書く"が良さそうですね。

"話す"方が使う場面は多いのでより求める人は多いかもしれん。

ですが、"書く"ことも話すことにつながりますし、後に残るので見返しやすさはあります。

どちらが良いのかは人それぞれの考え方にもよるでしょう。


考えの整理にも"話す"と"書く"が有効そうですね。

どちらも考えを整理しながら行う動作なので繰り返すことで頭がクリーンになりそうです。

これに関しては"書く"方が考えを可視化できるという点で特に有効に思えます。


知識やノウハウの定着については全てが当てはまりますね。

その中でもどんな知識、ノウハウを身に付けたいかで有効なアウトプットの方法が変わってきそうです。


テストや資格の勉強なら"書く"のが有効ですし、

人に何かを教えるための知識なら"話す"のが有効そうです。

ただ、ノウハウを身につけるためには"行動"が最も有効でしょう。

例えばダイエットの方法やバキバキの体を作る方法、ビジネスで成功するためのノウハウなど、

実際に行動することで効果ややり方を肌で感じることができるもの。

これらには"行動"が最も有効でしょう。

実際に試してみて肌で感じることで自分のノウハウとして身につけることができるのです。


このように、アウトプットには

"話す"、"書く"、"行動する"

の3種類がありますが、

「アウトプットによって何を得たいか」
で効果的な方法が変わると言えます。


まとめ

今回は少し長い記事となったのでまとめておきますね。

・アウトプットとは、文章能力の向上や知識などの定着を目的とした発言や発信のこと

・メリットは大きく3つ
「記憶の定着」「考えの整理」「伝える力の向上」

・アウトプットの方法は
"話す"、"書く"、"行動する"の3つ

・有効な方法は
「あなたが何を得たいか」
によって決めるべき

以上です。


いかがでしたか?

アウトプットすることの価値を読む前よりも感じれたでしょうか?

感じれたのなら私は嬉しいです^ ^

この記事を読んでくださったということはアウトプットの重要性はなんとなくでも分かっていたのだと思います。

そのなんとなくを深く考えてみるのもおもしろいものですよね。

今回の記事を書いていてそんなことも思いました。


これからも"なんとなくの深掘り"は続けていこうと思いますのでそのときはお付き合い下さい^_^

では、これでこの記事は終わりにしますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

また次の記事で。

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