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4連休初日。恋人が朝食を作ってくれる。美味しい。朝食作りの天才。

恋人が実家に帰る、という。わたしもなんとなく、2人でいるの違うな(別に喧嘩しているわけではない)と思っていたので、「いいんじゃないの。ゆっくり休んでおいで」と言って見送る。

長い間病で伏していたので、部屋が汚い。荒れた部屋を片付ける。伯山やらアルピーやらラジオ聴きながら作業。キレイになったので満足。水回りの清潔大事。

リングフィットをやって、プランク。久々の運動キツすぎる……。

支度をして下北沢へ。初恋の人に会う。なんというか、タイミングが噛み合ったというか、「今しかないな!」と思ったので思い切って誘ってみた。ら、来た。パスタを食べて好きな店でコーヒーを飲む。変だったが、普通に振る舞えたので良かったな。

帰って風呂に入り、友人に長い手紙を書く。寝ようとするが、なかなか寝付けない。頑張って眠る。

下北沢でパスタを食べている時に亡くなった友人のことを思い出して泣きそうになってしまった。
彼女が「このLINEの返信どうしよう!?」と言っているのに対して、そのパスタ屋にいたわたしは写真を送って「いまパスタ食べてる〜美味しいよ〜って返そう」と謎の返しをしたのであった。なんでそんな意味不明なことを言ったのかもわからないけど、彼女は「パスタおいしそう!」とか言ってくれて、優しかった。
下北沢のカフェも、彼女と行って、いろんな話をした。そういえば、そのときに「ミスiDに2人で出ようよ」って話もした。「先輩は手首がキレイだから、手首をチャームポイントにしましょう」と笑っていた。「意味深な感じになりそうだね」とか言って2人で笑った。今年もミスiDの季節が来て、カメラテスト通過、とかの話も出てる。彼女はそこにはいない。

そんなことを思い返していたら、ふと、なぜわたしが初恋の人にこんなに会いたかったのかというのがわかってしまって、ものすごくすっきりした。
詳しくは書かないけれど、わたしと彼は「死」や「喪失」みたいなもので深く繋がっているような部分もあり、彼女を亡くしたとき、真っ先に連絡したかったのが彼だった。元々気になっていたのもあったけれど、友人の死をきっかけに、唐突に、「これは、初恋の人に会わなきゃダメだな」みたいな気持ちが生まれた。だから、会って、彼が元気にしていて、ものすごく安心してしまって、それと同時に半年くらいモヤモヤしていた何かがパッと晴れた。

帰ってから彼にLINEでそのことを話すと、わりとすんなり理解してくれて、励ましてくれた。意味不明なことを言っていると思われたかもしれないけど、でも、真摯に受け止めてくれた。それで、少し泣いて、そしたらとことんスッキリしてしまって、「もう連絡しないだろうな」と思った。もちろん、雑談くらいならするだろうが、こんな深い話はもう長い間しないだろうし、会わないだろう。彼もそれをなんとなく察してくれた気がした。「体調気をつけてね」と言われ、会話が終わった。どこまでも、我々はエモい。

初恋の人と会うことで、恋人へのもやもや(この人と一生暮らすのであろうか?みたいな漠然とした不安)も晴れた。やっぱり恋人といるときの方が楽しいし、気持ちも落ち着く。うまく言葉にはできないが、「やっぱり恋人だな」という確信が持てた。これもスッキリした理由の一つ。

掃除も洗濯もできたし、心もスッキリしたし、良い日だったな。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。