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起きて支度。友人夫婦が家まで車で迎えに来てくれる。恋人と4人で小田原へ。

あまり車に乗らないので、混雑具合が全くわからなかったが、スムーズにいけたようで気づいたら小田原にいる。気楽なわたしと恋人は景色を見てあーだこーだ言っているだけだった。だるま料理店で昼食。相変わらず美味しい!!!持って帰りたかった。だるま料理店のためだけに小田原に住みたいくらい好き。友人夫婦も美味しいと喜んでいたので安心。嬉しかったなー。

時間が少し余ったので小田原城へ。見て、イエーイとか言って帰る。江之浦測候所へ。とにかく、良かった。雨が降ったりやんだりしていたし、足元も悪かったが、そんなのが気にならなくなるくらいよかった。

お茶したいね!!!と言ってヒルトン小田原へ行く。わたしはカレー食べる。リゾートホテル、とにかく土地がだだっ広くて好き。友人は「親が外国かぶれなので、小さいころによくパターゴルフとかに連れてこられていたけど、ここその時の雰囲気に似てる」と言ったあとに「あ、ここ来たことあったわ」と言っていて笑った。そういう気づきあるよね。

帰る。気づくと寝ている。海老名サービスエリアで休憩。大混雑!という感じ。いつもの日常と変わらない風景が広がっていてちょっと面を食らってしまった。その後の車内でも爆睡してしまう。二人の会話がうっすら聞こえてきて変だった。

家に帰り、恋人と「楽しかったね」と言い合い、わたしは動画を作る。恋人は読書。お風呂に入って寝る。

江之浦測候所、行く前まで誰も何も把握していなくて、「江の島なんとか所」「何があるの?」「わかんね」とか言っていたけれど、行ってみたら、本当に素晴らしい場所だった。

コンセプト
アートは人類の精神史上において、その時代時代の人間の意識の最先端を提示し続けてきた。
アートは先ず人間の意識の誕生をその洞窟壁画で祝福した。
やがてアートは宗教に神の姿を啓示し、王達にはその権威の象徴を装飾した。
今、時代は成長の臨界点に至り、アートはその表現すべき対象を見失ってしまった。私達に出来る事、それはもう一度人類意識の発生現場に立ち戻って、意識のよってたつ由来を反芻してみる事ではないだろうか。
小田原文化財団「江之浦測候所」はそのような意識のもとに設計された。
悠久の昔、古代人が意識を持ってまずした事は、天空のうちにある自身の場を確認する作業であった。そしてそれがアートの起源でもあった。 新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分。天空を測候する事にもう一度立ち戻ってみる、そこにこそかすかな未来へと通ずる糸口が開いているように私は思う。

このコンセプトを読んでも正直、どういう施設か何もわからないのだが、行ってみると「そういうことか!!!!」と腑に落ちた。

アートや宗教、信仰が生まれる以前、あるいはその起源であるものがたくさんあり、何も説明が書かれていないのに、なんとなく祈りたくなるような、自然と意図を掴み取ってしまうようなものばかりで、とてもよかった。雨が降ったりやんだり、晴れたり曇ったりという天気も、見学にはちょうど適していて、素晴らしかった。

恋人は「アニミズムだね~」と言っていたし、わたしも「ボルタンスキーみがあるね~」と言っていたので、やっぱりアニミズムとか神道とか、そういう感じだった。本当にいい場所だったなー。春夏秋冬行きたい。

遠出に誘ってくれて車で連れて行ってくれた友人夫婦には感謝しかない……。恋人もずっと行きたいと言っていたので、帰ってきてから「もう一回行きた~い!本当に楽しかった~!」と言っていてよかった。

4連休、大変良かったなー。掃除もできたし、精神的にも落ち着いたし、美味しいご飯も食べれたし、お出かけもできた。毎週4連休にならないかな。無理か。せめて3連休くらい欲しい。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。