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起きて支度。駅前の蕎麦屋で朝食兼昼食。ざるそばを食べたけど、冷たすぎて全然美味しくなかったな……ほぼ氷だった。

恋人の実家へ。お母様もおばあちゃんもキャッキャとはしゃいでいる。愛しい息子(あるいは孫)に久々に会えるというだけで最高にハッピーなんだろう。2時間ほど滞在。果物をやたらと出してもらった。お茶もたくさん。申し訳ないな。おばあちゃんがいちいち可愛くて、泣きそうになった。おばあちゃん最高……。おばあちゃんかわいい……。

帰って駅前の百貨店で鰻食べる。骨せんべい、うまき、うな重と思いがけず良い飯になってしまったけど、本当に美味しかった。「頑張って千葉まで来た甲斐があるね」と言い合う。チェーン店だけど。本店は赤坂だけど。速攻で帰る。電車内は爆睡。

帰って二人で読書タイム。村上春樹『東京奇譚集』の「ハナレイ・ベイ」と『白の闇』読む。読書サイコー。

コンテナ船のドキュメンタリーがまたやっていたので見る。昨日と同じく「こうやってコンテナが運ばれてくるんだねえ……」「海賊怖いねえ……」「自衛隊派遣って大事だねえ……」と言っていたら、恋人が「デジャブ……!?」と笑ってた。

寝ようとするが、隣の家のテレビがうるさい(←壁が薄いので薄っすら聞こえる)ので、「どっちが足を高くあげられるでしょう選手権」とか「サンタルチア音頭」とかして遊ぶ。アホ。寝る。

思ったこと
・やっぱり男の子は「家の宝」という感じで、女の子よりも重宝されやすいし、「うちの子は!良いでしょう!!」というゴリ押しがある(逆に女の子は「こんなこともできないで……」みたいに言われる印象がある)。友人や姉から聴く話と同じだ。
やっぱり女の子は「いつか出ていく/嫁いでいく」、男の子は「家を継ぐ/家長になる」という意識があるんだろうな……。もう根底に染み付いた文化というか、意識なんだろう。気持ち悪いなあと思う一方、確かに、わたしも甥っ子が成長したら「本当に!いい子!!」と猫可愛がりしそうなので何とも言えないな……。一族総出で甥っ子をべた褒めしそう……。

・恋人とおばあちゃんの会話が最高だった。「ほらほら、お菓子どうぞ食べてね」「おばあちゃん、これ、俺たちが買ってきたやつだよ!」「あらま!ごめんなさいね~うふふ、いただきます!」と笑っていて、超かわいかった。恋人もおばあちゃんが大好きなのか、いろいろ話しかけていてよかった。あと、「おばあちゃん、紫陽花きれいだねえ」「そうねえ、なんでか赤くなっちゃったのよねえ」「そうだねえ、きれいだよね」「そうねえ、そろそろ枯れちゃうわね」「今週が盛りだね」という会話してて、「文学みがある」と思った。

・おばあちゃんがおもむろに人形をプレゼントしようとしてくれたり(「箱から出したばっかりのやつだから、良いかなと思ったの」とのこと。渋すぎるという理由で恋人が断った)、写真を撮ったら「あら!あなた可愛いわね!可愛いわ!」と言ってくれて可愛かった。(可愛いのゲシュタルト崩壊)

・都会か田舎かって、電気・水道でわかるな。(街頭の多さ、側溝の形など)

・女は三歩下がって男についていく……というスタイルがいつでも理想的なんだろうなー。まあそれが良しも悪しもあるね。難しい。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。