8/21

起きてタラタラ支度。めちゃくちゃ眠い。なんでだ。

神田へ。恋人の衣装探しの旅。SNSに載せちゃだめ、撮影も禁止、場所の地図は一週間前にメールでお知らせという徹底した感じなので、どんなヤバいとこなんだよ、と思ってたが、なんか思ったより庶民的な感じだった。庶民的すぎてインターネットに全然載ってない感じの店。どこまで書いていいかわからないが、まあ店名書かなきゃ大丈夫か……?と思い少し書くが、情報量やばすぎて少し書いたつもりが長くなった……。
我々二人と思ったら、デザイナーさんもいる。安心。ただ、担当者もデザイナーさんもめっっっっちゃよく話すのでうるせえ〜!!怒ってはないけどうるせえ〜!一人ずつ話してくれ〜!
まず、そもそもフォーマルとは、という話から始まる。日本フォーマル協会のカタログが登場。昼と夜で着用するものが違う、今回はこの形がいいと思う、など本当に基礎の基礎から決めていく。燕尾服って夜に着るものなんだなと知る。
次は布選び。マジで大量の布があり、「黒で」というと、「黒と言ってもこういう布があって〜」とめっちゃ出てくる。気が狂いそう。「生地の高い/安いは羊が大人か子どもかで決まるんですよ!」とのこと。大人の羊のやつは、丈夫だからコートとかに使われるらしい。あと黒だけじゃなくていろんな糸を組み合わせているから、少しずつ違う色合いになるとか。白を入れると光沢感が出るとか。普通に勉強になる。フォーマル協会と布のカタログ欲しい。
「部屋の中と外だと光量が違うので全然違う色に見える。気になった布を選んで、外で見ましょう」とか言って、大量の布を持って道路で布を合わせる。めっちゃ面白かった。
部屋に戻って恋人の体を採寸。クセがないけど、骨盤が大きめ、とのこと。わたしと同じだ。「体のクセは服のシワを見ればわかる」ということを教えてもらう。担当の人は肩が前に出ているから、肩の部分にシワが寄っていた。
そこから一つひとつ決めていく。ポケット、襟、ボタンの数、ボタンのデザイン、丈、腕の長さ、裏地。めっちゃ疲れたけどめっちゃ面白かった。イタリアだとぶかぶかで大きく着るのが流行りだけど、イギリス系はキチッと着るのがいいらしい。国もそうだけど、時代によって流行りもあるとか。スーツってずっと変わらないと思っていたけど、やっぱファッションだから流行り/廃りがあるんですね……。
全部の項目が決まると「はい!じゃあこれで終わりです」とぱったり終わる。いろいろたくさん話した割にあっさりした終わり方だな!ということで帰る。めっちゃ疲れたし喉乾いた。

神田でお茶しようと思うが治安が悪いので東京駅へ。グランスタで何か食べようとか言って、グランスタ地下にできた「ステーション レストラン ザ セントラル」で夕食。美味しかった!!!!!!!!!!店内が食堂車の装飾なので、それだけでもう可愛い&楽しいのに、美味しくて最高。また行こう。

駅ナカを見て回り、プティ・ガルガンチュアでタルトを買い、家に帰る。眠い。

家に帰り、各々タイム。小腹が空いたので焼き枝豆食べる。フジロックちょっと見る。ナンバガ。ZAZENのが好きだな〜と思うが、ナンバガの曲の良さも噛み締める。眠くなってきたので風呂。漫画。わりとすんなり寝る。最近すんなり眠れていて良いね!

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。