7/19

昼前に起きる。体調はだいぶ良くなっている。晴れていたので洗濯。1週間分の洗濯物を干す。案の定疲れる。昨日まであんなに優しく介抱してくれた恋人が無になってしまいずっと本を読んでいて動かない。いつもなら少しくらい手伝ってくれたりするのにそれもない。なんだか疲れてしまい泣きながらふて寝する。
そこでようやく異変に気づいたのか「おかゆ食べる?作ろうか?」と言って作ってくれる。大人しく食べると幾分か落ち着く。ネトフリでインドの婚活事情!みたいな番組を見る。

地元商店街を散歩。久々の晴れ。そして散歩。オムライスでも食べようかと言っていたがちょうど休憩に入ってしまい、「5時になったら開くかな」とか言っているが開かず、結局買えずじまいで終わる。適当に惣菜をいくつか買って帰り、速攻で食べる。恋人は寝る。わたしもうたた寝。

洗濯を取り込んであれこれ動いているが恋人は一向に目覚める気配がなく、なんだかだんだん嫌になってくる。ようやく起きて、桃を剥いてくれるので許す。
風呂に入り、ぐだぐだし、寝ようとするとどうでも良いことで口論になり、それがきっかけで急に悲しくなってきて一人でさめざめと泣いてしまう。これはもう思う存分泣かないとダメだなと思ってひとしきり泣いたら少しは気分が良くなって寝る。一瞬、死ぬか殺すかくらいまで追い詰められていたので、泣くのは大事だな。寝る。

恋人はめちゃくちゃ「怠惰」で己でもそれを自覚しているんだけれども、それが積み重なってくるとこちらとしてもキツくなってくる時がある。
こんな小さなことも片付けられないのかとか、どうしてそのままにしてしまうのかとか、期待していたけどできなかったことや、部屋の汚さや家事への非協力的な態度に対する苛立ちがわたしの中でプチプチ弾けていって、「きっとこれもやってくれないんだろう」「これもできないんだろう」と勝手に絶望に変換されてしまう。
彼も彼で別に自分が悪いと思ってないので「だから何?」「言われなくてもあとでやるよ」と毎回キツく言い返してくるし、わたしも注意する時にキツい言い方になりがちなのでなかなか言えず、毎回悶々としてしまう。定期的に落ち込んでいる。
今回は熱が出て、たくさん介抱してくれて助かったが、微熱になった途端に「もう大丈夫だね!」みたいな感じで一切見向きもしなくなって自分の世界に入ってしまった時に「あーなんか無理して介抱した感じ?そんなことするくらいならしなくていいんだけど」と苛ついてしまい、そこからもう急に心がダメになってしまった。心配だからってよりは動けない人がいると邪魔だからみたいな感じだったのかなと悪いように捉えてしまう。
行動に対してどんな感情を持てば良いのか、その正解がわからなくて悶々とする。定期的に友人と会って話せたら良いが、この半年くらいそれができていないのでキツい。そのせいで普段は気にならないことが積もり積もって、少しずつ絶望に変わってきている。将来を考えて「一生、彼の出すゴミを拾い、洗濯を干し、食器を洗い続けるんだろうか。それで奪われるわたしの時間はどうしてくれるんだろうか」と絶望することもある。大変良くないなと思うが、キツいものはキツい。だからコロナ離婚多いのか?
気分転換でもしたら急に許せるようになるのだろうか。どうしたら良いのかよくわからない。今は泣くしかできないのでとりあえず泣いてる。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。