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朝起きるとまたお腹が痛いので、ゆっくり起きる。「仕事に行きたくないよう」と在宅勤務中の恋人に言うと、「行けよw」とか言いながらココアいれてくれる。優しいな。だらだらと支度して行く。

仕事はクソみたいな気持ちでやる。休んで寝ていたいがやることがとにかく多い。

(以下愚痴)
父こと社長が、「お客さんに送る文章を添削して欲しい」というので読む。主語が多すぎる、接続詞が多すぎる、1文が長すぎる、丁寧語が多すぎる、漢字多すぎる、主題がわからない、主語と述語の結びつきがない、というクソ文章代表みたいな文章だった。
例として書くと、「弊社と致しまして、書類につきましては、弊社の意向と合いませんので、提出しないことに致しましたが、今後とも弊社はその様なつもりで御対応致しませんので、その旨宜しく御願い致します。以上、宜しく御願い致します。」みたいな感じ。クソである。なぜよろしくを2回言うのか。気持ちはわからなくないが。

「3ぺージあるが、タイトルに合っている内容が5行しかない。それでいいのか」と伝えると、「そうなんだけど、この会社はよくわかってないみたいだから説明した」と勝手にいろいろ付け加えたそうだ。言いたいことが溢れて意味不明な文章になっていることがよくわかる。
しかし、これでずっと仕事してきたわけだし、お客さんも父の文章をよくわかっているはずなので、誤字脱字だけチェックして渡す。父、「文系と理系の違いだな~タハハ」と言っていたが、そういう括りで言い訳するのマジでやめたほうが良いと思う。理系でも文章うまいやつはいる。
(以上愚痴)

帰ってTVerで伯山やら爆笑問題やらの番組を見ながら片づけ。facetasmから服が届いたのでファッションショー。着こなしが難しいが頑張りたい。

急遽「ミッドナイト」を作ることになったので、友人とLINE。良い感じの特集になり、企画も決まった。早い。最高の一冊になりそうで今からわくわく。
地中海熱っぽい痛みが来たので服薬して、薬が効くまでソリティア。寝る。

文章の話。
社会人になったときにわりと驚いたのが、「普通はそんなに文章書けない」ということだった。
友人にも書ける人が多かったので全然気にしていなかったし、大学時代はそれこそ文章を書くことを生業にする人しかいなかったので気づかなかった。書こうとしても何を書いたらいいかわからない、どう表現したらいいかわからない、という人はたくさんいるんだろう。

父の場合はそれとはまた別で、書きたいこと、伝えたいことを言葉にはできるし、していきたい気持ちはあるが、それがべらぼうにヘタクソというだけだ。最近はインターネットにも散見される。そういう人達はブログとかやらないのでたいていTwitterか何かしらのコメント欄にいるが。
だからどう、という話ではないが、「文章にも技術がいるんだよな~そのスキルもっと大事にしてほしいよね~」とぼんやり思った。思ったというだけの話。

 何かを産み出せる資格というのは、多かれ少なかれとくべつなものです。いったんそれを掴んだら、掴み続けるしかない。
 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』 村上春樹

ちょっと違うけどこれを思い出した。

恋人の家に荷物を送る予定が実家に送ってしまい母から連絡が来た、という話を恋人にしたら「お母さん、大騒ぎしてるんじゃない?」と言うので笑ってしまった。わかる、お母さんって大騒ぎしがち。
その話を母にしたら「えー!?大騒ぎなんてしてないわよ、荷物が来たのを連絡しろって言ったのはお父さん!お父さんが大騒ぎしがちなのよ~!っていうか彼氏、わたしのことバカにしてるのかしら?」と騒いでいて笑った。

「おおさわぎ」って言うと、古い映画っぽくて可愛い。白黒とかの早回しとかで再生されるやつ。ちょっとした言い間違いとかすれ違いでドタバタする感じの。

恋人は言葉の使い方が上手。一緒にいて楽しい。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。