5/23

北枕ふか子

本当は百貨店に行きたかったが身体が重いのでやめる。平日の力仕事の疲れだろうか。身体の奥底が疲れている。むくみとかもあるのかな。昼頃まで寝る。恋人はわたしが寝ている間に起きて食器を洗い、「出かけてくるね」と出ていく。

起きて洗濯。久々に晴れたので、寝具などをまとめて洗いたかったが、恋人がベッド下に落としていた服たちを入れたら洗濯機が満杯になってしまった。無念。軽く掃除や片付け。どうにかしたいと思っていたものたちを何もせずそっと収納。こうして何も片づかない。

お腹は空いていないが、何か食べねば、でも調理は面倒、という意味不明感情で知育菓子を作りまくる。

４つも食べた。馬鹿野郎である。

15時からNHKワールドで森山未來が出るので見る。PCで画面録画したけど容量不足で消えてしまった……悔しいぜ……。流し見しちゃったので、夜の回はちゃんと見ようと決意。

日記を書く。友人が動画編集について教えてくれた（というかYouTubeで動画残してくれた）のでやろうと決意し、ソフトダウンロードなどするが、また容量不足とかで手こずる。iCloudに課金したらこんなこともなくなるんだろうか？なんとかダウンロードできたが、お腹空いたのでご飯を食べる。冷凍のお好み焼き、豆腐、納豆。なんとなく、適当な飯でも発酵食品が入っていればオーケーみたいな気持ちがある。

諸々しながら待機。見る。

これの感想は後で書きます。

恋人がようやく帰ってくる。「あのね……温泉にいってきたの」とタオルをしげしげと出して見せる。箱根。へえ、ああそうなんだ、と普通に返すと「怒られるかと思って」と小さくなっている。怒ってないよ。本当は別の銭湯（？）に行こうとしていたけど、乗り換えを間違えたので箱根に行ったんだそうだ。バスに乗っていく秘境（？）のような場所で、団体客お断り、写真も禁止、私語も控えろ、という厳しめの温泉なので、かなりよかった、とのこと。よかったね。

ふかコラムを書き、家事を済ませ、フィットボクシング。30分に増やしているが、やはり効くな。風呂。恋人は帰ってきてからずーーーーっと携帯しているので「なんだあいつ」と思っていたら、「寂しくなっちゃった？つまんない？」と言ってくる。何か察したのかすぐ風呂入ってベッドメイキングしてた。寝る前に会話。「やっぱり箱根は遠い」という話、昨日話した金持ちに関する話、「地方の金持ちと東京の金持ちは違う」という話、「テキストサイトの人は実在するけど、あとのインターネットは実在しない」って話、森山未來の番組の感想など話して寝る。

○

森山未來のやつ、ダンス界隈の人の投稿を見て「へえ、いま京都にいるんだね^^」と思ってどういうものか全然調べてなかったけど、すごかったな……。このレビューが先に出て、「パフォーマンスいいなあ^^かっこいいなあ^^見たいなあ^^」くらいの気持ちだったが。さすがNHK、わかりやすかった。

パフォーマンスをしたのが3.11だったことで、東日本大震災、パンデミックが宣言された日、というのも意識しつつ、京都、清水寺、九相図、死、あるいは死体、生命、立ち上がってくる命、自然、循環、人工物、地層、ウランみたいな話まで広がって……。うまく書けないんだけど、とにかくすごかったな。わたしが書くと風呂敷を広げすぎている感じがあるのに、彼の手にかかると全部掌の上で収まっていることのように見えてくるというか。すべては繋がっているのだよ、と言われているような気がするというか。

再び肉体を与えること、霊魂再来(説)、輪廻(りんね)(転生)、再生、生まれ変わり

タイトルの意味もばっちりで最高。

現地レビューを見ると「音響が……」云々書いてあったので映像でよかったかもしれないな。イヤホンで聴いたらかなりよかったので……。前もシチズンのパフォーマンスのとき、会場は良いのに音響が微妙（音楽はいいけど響きがチープで薄っぺらく感じてしまう）で、「なんかなあ」と思ったので……。（その点、「SONAR」は本当によかった……と何度でもSONARの話をしてしまう人。コロナで再演が消えたのマジで悲しい、絶対再演してくれ頼む）

衣装が超かわいくて最高だった。本当、プリーツが好きなのねえ（謎の優しいまなざし）。衣装の使い方が本当にお上手で毎回「布が美しい！！！」って気持ちになる。なんというかパフォーマンスが素晴らしくても、まとっているものが合ってないとちぐはぐになるけど。その点で衣装選びが本当にお上手。最高。と思って調べたら、シチズンの時と同じデザイナーさん（廣川玉枝さん）なのか！！！！あのときの衣装も良かった……イッセイミヤケ出身のデザイナーさんなので超納得です……。

最後のウランのところは、「この動き、VESSELから得たのかなー（見てないけども）」とか思ったし、

ウランとかプルトニウムの話が出るのは、やっぱり手塚治虫が好きだから根底にあるのかなあとかいろいろ思ったなあ……。どうしても玄人ファン目線で見ちゃう……彼はそういうの嫌いだと思うのに……。ごめんね推し……。

「オイディプス」のときみたいに、神の世界とこちらを繋ぐような不思議な立場を演じるのが本当に上手だな、と感じたな。また玄人ファン目線……。
最後のほうの照明も超良かったな、急に神聖な感じがした。老けておじいちゃんになるというより、翁になったのだな、みたいな。感覚的なものなのでうまく言葉にできないが……。土に埋まる的な表現もすごかったな。あれは確実に埋まってました。身体表現がマジですげえんだよな。

何より、こういう状況下でも、ストイックに表現をし続けて、良いものを生み出し続けてくれていることに感謝だな。元気に生きていてくれるのが本当にありがたい。ありがとう推し。NHK総合とまでは言わないのでBSかEテレで放送してくださいお願いNHK！！！！（急なお願い）

○

チープな俺の日常の話。前は暇さえあれば携帯かゲームしちゃってたんだけど、ついにすべてに飽きて、「本が面白い」期が来ました。やるぞ、積読解消。

○

ヨガの新しい本（DVDつき）買ったのでやるの楽しみ。

○

来週は銀座に行くぞ（決意）（メモ）。

応援があると人は強くなる。例外なくわたしもそのはずです。