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【2023年初夏 北海道旅行記】駅に泊まる?

ニセコ方面を目指す

小樽からは函館本線で、長万部方面へ。近い将来、北海道新幹線が札幌まで開通。この路線もなくなるとか。

倶知安行き函館本線
倶知安駅。この時、寒さがMAX。しかも待合室が駅構内になく、本当に凍えかけた。
羊蹄山。雲に覆われてますが、形が本当に好き。

久々にローカル線を満喫できてよかった。どこまで行っても景色は変わらず長閑。そうそう、野生の鹿も目撃しました。電車来たらちゃんと避けてました。一度倶知安で乗り換え。さらに長万部方面。やってきたのは…

「駅の宿ひらふ」

歩いて「5歩」の駅舎兼宿泊所

実は15年前、大学3年生の夏休みで、就活に向けて何かネタでも作りたいと、稚内まで鈍行で行くとか無茶なことをしてた事がありまして、その時にもお世話に。

予約した時に、実は15年前にも泊まってます。とフリーコメント欄に書いた所、宿側でも情報残ってたらしく、15年ぶりの訪問なのに「いつもご利用いただきありがとうございます」と、とても温かい言葉が。

今回は1人、ログコテージに泊まることに。北海道旅行支援割使って1泊2食、1万ちょい。

外観。
2階はロフト。テレビもついてる。
2段ベッド。

到着が5時過ぎ。そして、ここは駅ホームのバーベキューが名物なのですが、6時前にはご用意いただく。

写真撮り忘れたけど、果物もメロン、ブドウ、オレンジあり。焼きおにぎりも。食事は2000円だけど、かなりコスパいいです。
もちろんサッポロクラシック
バーベキューの最中に電車が。恥ずかしい気もするけど、こんな経験なかなかできない。

実は、前述した15年前の旅行の時まで、20歳過ぎてはいましたが、ビールが苦手で。ここに泊まった時に、何となくサッポロクラシックのラベルがかっこいいことに惹かれ、飲んでみたわけですが、ビールってこんなに美味いんだ!と思ったのが、僕のビール好きの原点。

コロナ禍で部屋飲み増えて缶ビールに飽きて、緊急事態宣言とか蔓延防止とか解除になって以降、樽生ビールが最高ってことに気づき、最近は缶ビールが苦手になりつつあったのですが、ビールが好きになりかけた頃を思い出し、エモい気持ちになりました。

そして、食事そのものですが、、自分ホタテも嫌いで、今回は出されたから仕方なく食べるかくらいの気持ちでいたものの、、これが一番ツボりました。あんなに美味しいものをこれまで避けてたなんて。

またこの近くで採れたものだろうアスパラ、これも最高に美味。後から知ったのですが、ちょうど今頃が旬みたい。

また、蘭越のゆめぴりかで作られた焼きおにぎり、これも食べたことないくらい一粒がしっかりしてる印象。白飯だけでも食えるくらい最高でした。

バーベキュー後は風呂入ったり、せっかくきたので、スマホは部屋に置いたまま談話室でぼんやり。他に宿泊の方があまりいらっしゃらず、そして、自分も睡眠3時間で踏ん張ってたので、10時には寝てしまいました。

翌朝。ビックリすることに、本当に鳥のさえずりしか聞こえないくらいの秘境で、それで目が覚めるという人生初の経験をしました。

そして、朝食。

ボリューム満点。奥はいくらと、アスパラベーコン。

えー、お米が美味しすぎて、朝から1.5合も食べてしまう。昨日食べたアスパラもまた出てきて、もう何というか、感動の朝ごはんでした。

また、宿の方とも朝は結構お話できて、何と自分が泊まる少し前に、自分と同じように、エスコンフィールド目的のカープファンが広島から来てたとか。宿の方も、話してる感じ、かなり日ハムを応援されてるようで、野球談義も面白かったです。

せっかくきたのに、線路の写真を撮ってなかったので撮り鉄。

長万部方面
小樽方面

文字通り、「駅に泊まる」を実践したのですが、廃線までにここはもう1回は泊まりたいなと。いつ来ても最高の宿です。

いい気分になったところで、今度は札幌へ移動。続く。

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