隼平寄席の感想というかレポ

いやもういつの???って感じなんですけど……。
もう隼しゅんクリニック平の当日なんですけど……。
ちょっとずつ書いていたのでもったいない精神であげます。

1/10にあった「P.S.優勝ですよ 〜隼平寄席〜」の感想などを書いていこうと思う。

ネタ

面白かったなぁ。月並みな感想で申し訳ない。
金属バットのネタは夢遊病。
見たことがないネタだ〜と思ったら、声流電刹で言っていたようにやはり新ネタだった。
ここからブラッシュアップされて更に面白くなると思うと楽しみで仕方ない。

ランジャタイのネタは成人式。
この日に相応しいネタだ。内容はいつも通りぶっ飛んでいた。
せっかくの成人の日に成人式のネタだったけど、会場に新成人はいなかったみたい。

2組ともネタ時間は13分程度。いつものツーマンだと20分程なので、比較的短めのネタだった。
金属は2分ほど公演名について喋っていたけど。
ネタが短めの分、たっぷりM-1に関するトークが聞けた。

2組とも当時の時系列に沿わずに思い出した順、話したい順、聞きたい順で話すので、こういう感想を書くときは何から書けばいいのか分からない。
とりあえず私も2組を倣って思い出した順に書く。

七色のMとアナザーアナザーストーリー

ストレートでファイナリストになった9組だけが持てる七色のM。金属の二人はなぜかアレが柔らかいと思っていたらしい。
ランジャタイによると硬くて軽いとのこと。硬軽い。
どう見たってあの角ばり方は硬そうなんだけど、なぜ金属は柔らかいと思ったんだろう。
国ちゃんはずっと逆に持って「W」にしていた。確かにM-1公式の写真を見ても逆に持っている。

よく見たら持ってないねコレ。顔にはめてるわ。

国ちゃんはずっとアナザーストーリーのスタッフにTHE Wの体で話していたらしい。
「僕にとって、THE Wは……」「使えませんよー!」と怒られながら歌舞伎町を何周もして、結局折れることなくTHE Wで通し続けた。
スタッフはかなり粘ったみたいだけど、最終的には吹っ切れたのか撮ることもせず「楽しかったなー」と笑っていたらしい。

「こんなに答えてくれない人、後にも先にも天竺鼠川原さん以来です」と。

その結果、YouTubeに公開されている「ファイナリストの帰路」という動画で、国ちゃんは一瞬たりとも使われていない。

敗者復活戦のアナザーアナザーストーリーでは小林さんが一瞬たりとも写っていなかった。こちらはずっと寒さに対しての運営批判をしていたらしい。
最後の方に小林さんに付いたインタビュアーが金属バットのファンで、敗者復活戦の結果が悔しくて泣いてしまった話もしていた。
金属ファンにとっては本当に悔しい結果だったからインタビューの方の気持ちはよく分かる。特にあの場で本人を目の前にしていたなら、泣いてしまうのも当然だと思う。

友保さんは飴ちゃんのアレから1日中滑り続け、伊藤ちゃんは「滑りの概念になる」と、まどマギオマージュで答えたがインタビュアーには伝わっていなさそうとのこと。
ビッキーズ(すっちー)は関東で伝わるのかな?
まどマギは有名だけどアニメ見ない層も多いしね。

2組とも裏側のインタビューですら本音を言わない姿は本当に好きだ。
ずっと芸人の側だけを見せ続ける姿勢が格好いい。
伊藤ちゃんは本音だったかもしれないけど。

どうか金属ランジャのインタビュアーに幸せが訪れますように。

余談だけど、まどマギ(魔法少女まどか☆マギカ)はもし知らない人がいたら名作なので見てほしい。かわいい魔法少女のアニメだけど、それだけを伝えて勧めるのは詐欺にあたると思っている作品だ。
だから微かに雰囲気がバレるかもしれないが、できれば精神状態が安定しているときに見てほしい。

周辺の人と廊下のボケ

小林さんが語るアルピー平子さんの話。
めっちゃ笑った。
決勝進出者が発表された後、敗退したメンツに向かって「おいお前ら、下向いてんじゃねぇぞ。まだ勝負は終わってねぇんだ」と言いたかったであろう平子さん。
小林さんの「終わってねぇんだ、って言いたかったんやと思うねん」で察して死ぬほど笑った。
平子さんはこの文章で7回噛んでいたそう。
噛みすぎだ。
あのキャラだからこそ面白いので、平子さんはずっとそのままでいてほしい。

金属バットはM-1の前日、ゆにばーすと一緒だった。
ゆにばーすはランジャタイがせり上がりまでの廊下でボケることを危惧していて、ボケの流れを断つ案と、流れに乗る案を両方考えていたらしい。
当日、川瀬名人は国ちゃんに「あなたたちのせいでM-1が壊れる可能性がある。その時は僕が止めさせていただきます」と忠告していた。
危惧していた通り、ランジャタイは2番目に呼ばれてしまい当然待機場と廊下でボケ続けた。ただ幸いにも次に対策を練ってきたゆにばーすが呼ばれるという奇跡が起き、ボケの流れはすぐ断ち切れた。あれは本当にホッとした。
金属ランジャも話していたけど、ランジャタイの後が真空ジェシカだったら本当に終わっていたと思う。
ありがとうゆにばーす。
あとは廊下無くなる説、待機場の椅子が変わる説も喋っていた。いろいろ対策されてボケられる箇所がどんどん減っていく。それは一お笑いファンからすると寂しいけど、生放送の尺にも限りがあるので難しいところだ。

対策といえば、金属ランジャのファンにはおなじみの、暴君ことキュウの清水さんの話もしていた。例の清水対策されたコンセントに対する反応は期待を裏切らなかった。
「M-1側も、進化してるってワケね」
金属バットクリスマスでも話していたけど、清水さんはスタッフ用のお弁当を食べていたらしい。(一応許可は取っているし、なんなら友保さんも食べた)

100回くらいトイレに行ってた見取り図のリリー、この状況でも競馬を気にするダイタク、直前まで鼻血を出していたモグライダーのともしげさん、バティオスの雰囲気があった楽屋……
みんなそれぞれで緊張だったり興奮だったりしていて、それだけM-1にかける想いが伝わってきた。
ダイタクの競馬は違うかもしれない。

特に見取り図はこれまで3年連続で決勝に行っていたし、今年の敗者復活戦でも最有力候補と言われていたのでプレッシャーは半端なかったと思う。
見取り図は雰囲気的にはもうM-1出ないかも?と言われているけどどうなんだろう。
個人的には出てほしい。ラストイヤーだよね。

記者会見と宣材撮影

ランジャタイ曰く、記者会見は全く盛り上がらなかったらしい。私は見ていないのだけれど、質問も3人くらいで終わり、まさのりさんの「クロムハーツを買いたい」から雲行きが怪しくなったとか。
見るのが怖い。

記者会見のあとはM-1用の宣材撮影をしていた。
宣材やネタ前のVTRは全部記者会見後に撮るらしい。
裸になったり角度を変えて撮ったり大変そうだけど、ネタの直前に使われる気迫溢れる叫びの写真は本当に叫んでいるんだって。
でも初出場組は本当に叫んでるなんて知らないので、ゆにばーすはらちゃんの叫び声が聞こえてきた時は拷問されてると思ったらしい。
「あの部屋だけは行きたくない!!」って。

ここ数年、ネタ前のコンビ紹介VTRは過去写真が出てくる光る廊下だったけど、今回はエレベーター風のVTRだった。
地味にあの光る廊下を真面目な顔でゆっくり歩いてくるランジャタイを楽しみにしていたのに、演出が変わってて少し残念だった。
ランジャタイや他の芸人も「光る廊下ですねー!」とスタッフさんに話しかけたそうで、やっぱみんな廊下を楽しみにしていたんだな。
……過去の見取り図の盛山とかインディアンスのきむとか最高だったもんね。
エレベーターの演出は、今回の決勝に無名コンビが多く「地下芸人の這い上がり」とマッチしててカッコイイ。でもやっぱり光る廊下も恋しい。

当日の両者とその後

伊藤ちゃんはM-1決勝戦前のインタビューからずっと「敗者復活戦で金属バットが上がってくる」と言っていた。国ちゃんも敗者復活組が呼ばれたときはランジャタイが3位で、暫定ボックスから弾き出される寸前だったため託したらしい。
……託したのかぁ。
何を誰に託したのかハッキリ言ってはいないけど、この場のこの流れならファンはそういうこととして解釈しておきます。

仕事増えた?という問に対して全然よ、と答えた金属バット。
……1個大きめの仕事蹴ったって言ってなかった?
ランジャタイもそんなに、と答えていたけど全然そんなことないよね?
テレビに出ればなんやかんやトレンドに入っているのでとても嬉しい。国ちゃんの良い意味での緊張感のなさは見ていてとても安心する。

関係ないけど、トレンドと言えば最近マユリカも頻繁にトレンド入りしているようなので嬉しい。

国ちゃんがM-1のネタ中に上沼さんと目があった話から後任者の予想、巨人師匠の後釜の話も面白かった。
本当に誰になるんだろう。上沼さんと巨人師匠の後釜となると、誰もやりづらそうだけど……。

後日談

どうしても語らなければならない伊藤ちゃんの髪。
実は配信を見てる間ずっと違和感はあって、照明の関係かな〜とか、仕事入ってるからトリートメントしたのかな〜とか思ってたけど……。

まさか角刈りになってたなんてね。