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#6 組合と僕。2012〜2013

先日のnoteみてくださってありがとうございます。

やっぱりこうして考えを言語化するのいいですね。なかなか難しいですけど、、、!

さて今回は2012年〜2013年、僕が初めてライブに参戦するまでの過程を書いてみようかなと思います。


2012年〜FC入会まで

2012年になり、相変わらず嵐の新曲をチェックしたり、テレビ番組を見るようになった。当時は個人がSNSなんてやっていなかったから、レギュラー以外で本人達が普段何やっているのか知らなかった。なので、

『今頃松潤なにしてるんだろー』

とか考えていたのを今でも覚えている。

そんなこんなで緩く推し活をしているうちに、嵐のライブに行って見たいなと思いはじめてきた。調べてみるとどうやらファンクラブに入らないといけないことがわかった。中2の男がアイドル、しかも男のアイドルのファンクラブに入るなんてことは当時はレアケースだったし、若干恥ずかしかったので恐る恐る親に相談した。両親はそれを聞いて、僕が同性愛者なのではないかと不安に思ったのか、

『将来ちゃんと結婚するならいいよ』

と謎の契約を交わすことによって承諾を得たのであった。

無事にFCに入ることができた10月、コンサートは11月から始まるみたいなので、コンサートに応募だぁ!!と思い申し込みフォームに辿り着いた矢先に衝撃的な事実に気づく。
応募終了していたらしい。
(コンサートって2〜3ヶ月前応募なんて知らなかったよ、、、)

ということでライブ行きは来年に持ち越されることになった。

2013年〜ライブ参戦まで①

時は過ぎて1年後、いよいよライブの応募シーズンになった。今これを書いてて思ったことだが、毎年ライブをやってくれるなんて当たり前じゃないんだなぁとも感じた。

しかし、『今年こそは当てたい!!!』『入会初年度ってあたりやすいじゃん!!!』

という友人の話も聞いて、当たってもいないのに行く気満々で応募した。

10代の方には信じてもらえるか怪しいが、昔はコンサートの応募にはハガキが必要であったのだ。ハガキに必要事項を入力してポストに投函。届いているのか、本当に応募できていたかわからないし、可愛いハガキで目立たせると当たりやすいなんていう都市伝説もあった。

僕は下手に小細工をするとセンスの無さが露呈してむしろ当たらなくなる気がしてならなかったので黒マッキーで濃く、字を綺麗に描くことだけして投函した。

一ヶ月程して、当落の日になった。これも信じてもらえるかわからないが、昔は当落を電話で聞く時代だった。電話で問い合わせて音声ガイダンスで当落か判断する。このような流れであった。

学校から帰宅し、電話をかける。
しかし、繋がらない。もう結果はわかっているのに(シュレディンガー)日頃の行いをよくすれば当選するだろうと思い、家事を手伝う、宿題を早く終わらせる、などして区切りがつくごとに電話をかけた。しかし繋がらない。

『まあ落選している人に最初に教えてあげるのが事務所の優しさだよね~』

そう言い聞かせて心に余裕を持たせるようにした。

『まあなんなら明日の夜とかでもいいか〜』

そう思い始めて本当に文字通り1日寝かせた。

そして次の日、電話をかけて見た。昨日の繋がらなさが嘘のようにすぐ繋がった。さあいよいよライブに参戦だ、こっちの準備はできてるぞ~と思い音声ガイダンスを聞いていると、程なくして受話器から聞こえてきた。

『チケットをお取りすることが、できませんでした。』

来年に続く。




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