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妻が妊娠糖尿病と診断されてから

予定日まであと18日。

書くかどうか迷ったけど。


妻が妊娠糖尿病と診断された

産院、または内科に付き添いで行っていたわけではないので、僕自身が医者からの説明を直接聞いたわけではないのだけど、どうやらそれは、いわゆる"糖尿病"とは異なるらしい。

また、妻からの話と、自分でネットで調べた情報によると、妊娠中に発症する糖尿病、といった括りで、産後は治ることがほとんどとのこと。


下記、日本産婦人科学会のサイトによると、「妊婦さんの7~9%は妊娠糖尿病と診断される」とある。

産後に治るとはいえ、妊娠中においては主に食事面で様々な制限が付く。


食事の分食化

朝昼晩の三食で、一回に食べる量を減らしつつ、その間と最後にいわゆる「間食」を挟む。名前を付けるとすれば、朝食・昼前食・昼食・夕前食・夕食・夜食、こんな感じだろうか。(間食の回数は人による)

一回一回の量を抑えなければならないので単純にお腹が空くということもあるし、何より産休までガッツリ仕事を継続している場合、その時間が確保しづらい、なんてこともあるように思う。

妻の場合、少し早めに産休に入ったため、分食化を始めたタイミングでは既に産休中だったと思う。


食事内容の制限

どうやら個人差はあるようだけど、食べると血糖値が上がりやすいもの(炭水化物とか?)は控えなければならない。

とはいえ、胎児のための栄養分は必要なので、ダイエット中のように全くのゼロ、といういうわけにはいかない。

また、決められたグラム数なのに上がってしまう食材もあれば、そうでない食材もあり、そのあたりは自身で分析して少しずつ把握していかなければならない。


食前食後の血糖値測定と記録

食事によってどれくらい血糖値が上がったか、上がらなかったかを、インスリン注射しない時も含めて記録している。

例えば、米をNグラム、クッキーN枚、といった具合で、その分量までを記し、血糖値が想定より上がった場合はどれが原因だと思われるかをコメントとして残す。(たぶんそれを次の内科診察時に医者が見る)

コロナ禍で、ほとんど外食をする機会はないけれど、血糖値測定の機械は持ち運べるくらいのサイズで、専用ポーチに入っている。


食前のインスリン注射

分食化によって制御できなかった場合、食前に自身でインスリン注射をすることになるらしい。

この注射、僕は勝手に腕に針を刺すタイプの、血液検査みたいなイメージをしていたのだけど、妻がやっていたのはお腹にあててボタン?を押すタイプのものだった。

曰く、すごい痛いとかではないらしい。(それだけは良かった。)

ちなみに、一度に打つインスリンの分量も調整でき、妻の場合、一度だけ量を増やすことになったけど、最近は落ち着いてきたようで、打つ回数自体が減っている。

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ここまで書いてきて思ったことは、妻が妊娠糖尿病と診断されたとき、夫は何ができるのか、どうすべきなのか。


何はともあれば、まず「知ること」、妊娠糖尿病とは何か、を。

僕みたいにコロナ禍で検診に付き添えないなら、ネットで調べるだけでも基本的な情報は得られる。ただ、個人差もあるようなので、妻から話を聞くのが一番いいと思う。(医者からの二次情報っていう意味ではなく、状況を共有するという意味でも。)

その上で、どういう食生活にしていくのかは夫婦で話して決めればいいし、そのときに夫は「えー、俺は普通に食べたいよう」とか言わない笑(そんなやついないか。

なお、ありがたいことに、うちは基本的に僕の食事は変わっていない。


あと、これは妊娠糖尿病に限らずだけど、ネットとかで得た知識を振りかざして「あれしたら?」「これがだめなんじゃない?」とか言うのは絶対アカンらしい。("らしい"っていうかそりゃそうだろって感じではある)

「知ること」と「助言すること」は違うし、まして自分が医者でもない限りは「指示する」なんて論外。

このへんの心構えはぜひ、この本を読んでみてほしい笑


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