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出生届を出してきた

今日から新たに「育児エントリー」なるものを作りたいと思う。前回までの「産前産後エントリー」は17本で完結。

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退院から2日、娘の名前を、その存在を、出生届という形で役所に提出した。

最寄りの区役所または出張所等でささっとできるものだと思っていたし、実際はその通りのはずなのだけど、これがなんだかややこしい冒険となってしまった。

おそらく他人が読んでも全く面白みの無い話だけど、自分の記憶や記録のために記すことにする。


なお、名前については、下記のエントリーに書いたお名前デュエルの結果からいくつかの候補を出し、最終的には生まれてきた我が子の顔とかを見た上で決めた。

自分と妻のどちらが、というわけではなく、二人で非常に満足のいく名前が付けられたと思っている。


まずは最寄りの区役所へ

電車で約20分くらいだろうか、午後から雨が降るという予報の中、10時頃出発した。駅までは徒歩で数分。


そして、乗る電車を間違えた。

方向が逆とかではなく、異なる路線に乗っていた。(だが、振り返るとこの選択はあながち間違いではなかった...)

幸い、乗る電車を間違えたことにはすぐ気づいたので次の駅で折り返して初めからやり直した。


区役所へ到着

それほど混んでなくて、すぐに窓口での手続きを始めることができた。

ここで二つの間違いが発見された。

・実は住んでいる区とは別の区役所だった。
・実は本籍が自分の認識とは異なっていた。

いま、自分たちが住んでいる区をA区とするならば、僕がこの日赴いたのはB区の役所だったのだ。

なぜこのような間違いをしたのかというと、いまの家に引っ越す前に住んでいた家と、結婚してその届けを出したのがこのB区の役所だったからだ。区をまたいで引っ越したことをすっかり忘れていた。。


出生届を提出する場所に関する決まり

出生届は、「両親の所在地」または「子の出生地」の役所に出すとされている(らしい)。

我が子が生まれた病院はA区でもB区でもない、C区である。つまり、今回の場合、いま住んでいるA区、または子の出生地であるC区のどちらか、ということになる。

役所の職員さんの説明によると、備考欄に一筆「届出人が一時的に滞在している」といったことを書けば所在地として受付可能、ということだったので、そうすることにした。

そして待つこと数分。


「本籍がA区にないようですね・・・」

そんなバカな・・・いま住んでいるA区に本籍がない・・・?確かに両親と住んでいた頃の本籍は違う場所だったが、それは結婚の時に移したはず・・・。

結婚の時・・・はっとした。

そう、結婚の時に本籍をB区(=前に住んでいた区)に移し、いまのA区に引っ越した時には住民票は移せど、本籍は移していない・・・!


かなりややこしい話なのだが、まとめると

・A区:いまの住所であり、住民票の在り処(※本来行くべき役所)
・B区:前の住所であり、本籍の在り処(※今回行った役所)
・C区:子どもが出生した病院の住所

ということになる。

ここで役所の職員さんによると、住所はA区だが、本籍がB区なので、備考欄に一筆書かずとも受付可能とのこと。(既に書いていたので取り消して訂正印を押すことになった)

なにはともあれ、出生届が受理され、晴れて我が子は役所手続き上も家族の一員となった。


諸々の育児サポート手続き

これは市区町村によって異なるかもしれないが、いま住んでいるA区には子育てサポートの制度があり、この日はその手続きをするというミッションもあった。

しかし上述の通り、間違えてB区の役所に来てしまっていたため、ここからA区へ区役所ハシゴをすることにした。(それなら無理にB区で出す必要はなかったのでは?と言われればそれはそう。)


この後、A区の役所に到着し、無事に諸々の手続きを終え、降りしきる雪の中、ようやく帰路につくことができた。

ちなみに、A区の役所においてもちょっとした自分の勘違いで職員さんにお手間を取らせることとなったしまった。申し訳ない。

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というわけで、出生届の提出に関するドタバタを記した。

本籍地や、何なら備考を書けば旅先の地でも?おそらく受理はしてもらえるけど、サポート制度などの手続きはやはり在住の市区町村で、ということになるはずなので、可能なら住民票のある所の役所へ赴くのが効率的にはよさそう。

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