娘の寝かしつけができなくなりました。
二歳になる少し前のある日
いつものように20時過ぎにお気に入りのぬいぐるみや絵本数冊を抱え、一階のリビングから二階の寝室に上がり、お布団でゴロゴロと遊びながらの寝かしつけをしていたところ、
「マミー、いーい」
最初は「???」だったのだけど、お布団に突っ伏した状態から横になり、ひたすらに「マミー、いーい!」と繰り返し始めました。
(娘はママをマミー、パパをパピーと呼びます笑)
すると、段々と声が震えたようになっていき、最後は泣いてしまいました。これは後からわかったことなのだけど(というか推測できることだけど)、「ママが良い」という意味だったようです。
とはいえ、一応、ママを呼んでいるであろうことはその時もわかったので、一階で大人の夕飯の支度をしていた妻に来てもらい、その日は寝かしつけを交代してもらいました。
翌日、昨日はたまたまママが良いなという気分だっただけだろう、と考え、いつも通りのルーティンで寝室へ。すると、昨日よりも早い段階で、「マミー、いーい!」
「ああ、これはもう・・・」とすぐに悟り、この日も妻に来てもらうことにしました。そして、その翌日くらいからは寝室に入るや否や・・・。
それ以降、二階に上がろうとする段階で例の言葉。ただ、寝かしつけ時には元気いっぱいで、一階に下りたい(下りて遊びたい)となったり、稀にパパを呼ぶことはあるので、その際は駆けつけます。
とはいえ、パパ一人で寝かしつけまでいけるパターンはほぼなくなってしまいました。。
そういえば一度、ママとパパ両方にいてほしい、といったことがあった際、「寝る時はママかパパ、どちらかだよー」と言ったところ、「マミー、いーい!パピー、いなない(いらない)」と言われたことがありました。
別の日にも「マミー、いーい!パピー、ばいばーい」と笑
そんなわけで、娘が二歳になる少し前から僕(パパ)による寝かしつけが受け付けられなくなりました。
これまでの寝かしつけ
このnoteには度々書いてきたけど、生後3か月くらいの頃から寝る前の授乳(ミルク)と寝かしつけ、という部分を僕が担当するようになりました。
そこから二歳になる少し前までの一年半以上、卒乳してからも含めて、ほぼ毎日の寝かしつけをパパがしてきました。どうしても寝なかった日や仕事(1-2回の飲み会含む)の時は助けてもらいつつ。
寝る前の授乳を担当し始めてから1歳になるまでの(ほぼ)毎日の記録をパラパラ漫画風にしたもの。
娘のため、というと少しおこがましいけど、父親として今出来ることは何かを考えた時、ほんの一部だけど、夜の寝かしつけを自分の役割・担当として責任感持ってやっていたつもりです。
ワクチン接種した夜も(副反応が出る前)、仕事で深夜勤務の時も(仮眠する前)、できる日は可能な限りやってきました。それは娘にとっても、寝るまでのルーティンはなるべく一定のほうがいいと思ったからです。
話を戻してーーー
二回目に言われた日、「なぜ」を知りたくて、「二歳 パパ 寝かしつけ」などで検索しました。すると、世の中のママ・パパの体験談が多く出てきました。その中のひとつに、
『パパがたまに張り切って寝かしつけをしようとしても無理。子どもにとってパパは「一緒に寝てくれる人」ではなく、「一緒に遊んでくれる人」なのだから。』
このようなことが書かれていました。
確かにパパは平日の夜や休日に遊んでくれる存在であるかもしれません。でもそれはママだって同じです(少なくとも共働きのうちでは大差ない)。
ママが育休の時は、一日中一緒にいるママと、平日ほぼ仕事でいないパパとの関わる時間の差は大きかっただろうけど、昨年4月から保育園に通い始め、送り迎えの頻度差はあるにせよ、概ね過ごす時間は変わらないはずなのに。
※うちでは保育園の送りはママ、迎えは週2ママ・週3パパが基本
そして何より、「パパがたまに張り切って寝かしつけー--」ではないのです。前述の通り、一年半以上・・・(但し、寝たあとの夜泣きの最初はママが対応することが大半ではある)
『パパが嫌なのではなく、ママが良い。ただそれだけ。』
別の記事にはこういった記述がありました。
パパが嫌だからママに代わって、ではなく、ただただママが良い。もちろん、子どもに聞いたわけではないので100%そうとは言えないけど、おそらく他の誰かでもなく、「ママが良い」のです。
それを悟ってから(?)というもの、「なぜできなくなったのか」ではなく、「じゃあ自分にできることはなにか」を考えることにしました。
寝かしつけの間に夕食を作っていた妻の代わりに夕食を作る
(同じクオリティは出せないので事前に指示をもらう笑)
寝かしつけの時間まで娘と全力で遊ぶ
たまに「今日はパパとねんねする?」と聞くが、「マミー、いーい」と返ってくるのは変わらない笑
おむつに名前スタンプ押したりといった保育園準備をやっておく
その他、静かにできること(音を立てすぎるとよくなさそうなので)
寝かしつけの数十分で静かにできることなのである程度限られるけど、「できないこと」を嘆くより「なにができるか」を考えるほうが建設的なのは間違いない。
また近いうちに、「パピーとねんねする」と言ってもらえる日を願って。
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