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日本全国駅アルバムVol.4@雀田

0.はじめに

 こんにちは。静電気の季節になってきましたね。僕は実質金属アレルギーになるので最低の気分です。では本編をどうぞ。
※注意事項
・書いてあることは9割5分筆者の妄想と願望と虚言です
・行ってから時間が経っていて執筆時の状況と違う場合があります

1.基本情報

駅名:雀田
読み:すずめだ
所在:山口県山陽小野田市大字小野田字小中原
開業:1929年5月16日
所属路線:JR小野田線
停車種別:普通
隣駅:長門長沢(宇部新川方面)、小野田港(小野田方面)、浜河内(長門本山方面)

2.なぜこの駅?

 今回は山口県の雀田駅です。小野田線という短い路線にあり、この駅からさらに本山支線という2駅だけの支線が分岐しています。この駅に来たのはその本山支線に乗るためです。乗り換えのためだけに降りたので10分ぐらいしか滞在していませんが、味わいある駅だったので是非ご覧ください。

3.駅名の由来

 普通に地名をそのまま駅名にしたものと思っていましたが、地名に「雀田」という名前は使われておらず、周辺の施設もほとんどが「小野田」が使われているので、どうやら少なくとも現在は駅名にしか使われていないようです。
 一説には「駅周辺の田んぼに雀がたくさんいて農家が苦労していた」のが駅名の由来らしい(そんなネガティブな由来ある?)ですが、これも定かではなく、謎が多い駅名です。

4.路線について

 小野田線は、宇部線の居能駅から山陽線の小野田駅までの路線と、途中の雀田駅から長門本山駅までの支線を持つ路線です。正式区間は居能駅からですが、全列車が宇部線の宇部新川駅まで乗り入れており、土日はさらに新山口駅までの列車もあります。全長が支線含めて14キロしかなく、駅間も短いです。かつては石炭や石灰石の輸送が盛んでしたが、現在は山陽小野田市の市内交通としての意味合いが強い路線です。
 居能~小野田駅間は宇部駅の乗り換え次第で宇部線・山陽線経由の方が速いこともあり、特例でどちらのルートを経由しても良いことになっています。地方でこれだけの鉄道網が残っているのは珍しいです。

スクリーンショット (649)

5.駅の様子

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 北側のホーム(右)が本線、南側のホーム(左)が本山支線のホームです。本山支線は一日3往復しか走っていないので、ほぼ確実に同業者(?)に遭遇します。この日は20人近くいました。

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 JR西日本の駅名標はコーポレートカラーの青色が基本ですが、小野田線の一部駅は地元サッカーチーム「レノファ山口FC」のチームカラーであるオレンジ色に塗られています。

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 線路がY字型に分かれているので、ホームが三角形になっています。ホームのかさ上げや拡張の跡が残っていてかなり凸凹が目立ちます。

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 長門本山行きの123系電車です。123系は宇部線と小野田線でしか走っていません。国鉄時代の荷物電車を改造した車両なので、ドアが普通の車両よりも中央よりにあるのが特徴です。

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 山陽小野田市立山口東京理科大学の最寄り駅であることから、駅舎は大学のスクールカラーであるオレンジに塗られています。キャンパスの前は栄えているようですが、駅前は住宅しかないです。本家(?)の東京理科大学と違って公立なので「山陽小野田市立」まで含めて呼ばれることが多いです。ちなみに西日本で「理科大」というと岡山理科大学を連想する人が多いらしいです。ソースが両親なので信用しないでください。

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 後ろの待合室の中に椅子や机があるところもキャンパス最寄り駅らしいです。リモートワーク用にSuzumeda_Free_Wifiを設置したいですね。

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 小野田線の時刻表です。3方面を1つにまとめられるぐらいにはスカスカです。11時台と12時台は実質フリースペースです。

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 列車が来ると光るタイプの接近標示です。長門本山方面の列車が来た時光らせるものが無い気がしますが、気にしてはいけません。

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 こっちが正解のようにも見えますが、宇部新川方面は右にも来るのでこれも半分間違いです。1番線、2番線のような表記が無いのも珍しいです。

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 宇部新川行きの電車です。先ほどと同じ123系ですが窓の形が少し違う車両です。気動車ではよくありますが電車が1両だけ走っていることはあまりないので少しシュールな感じがします。

6.終わりに

 いかがだったでしょうか。滞在時間的に街の様子までは見に行けませんでしたが、三角形のホームに1両の電車がちょこんと停まっているなかなかかわいらしい(?)駅でした。この時の旅行は後々まとめて紀行文にしようかと思っているのでお楽しみに。

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