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CubePDFは便利だけど、ダイアログを経由しない印刷をサポートしてほしい

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CubePDFをWindowsのPDFプリンタとして利用している。

PDFプリンタはWindows10から標準で搭載されており、改めてインストールする必要はない。そもそも、Microsoft WordやらExcelやらではエクスポート機能を使えばPDFを出力できる。

CubePDFの作者もWindows10がリリースされた際に、標準でPDFプリンタ(Microsoft Print to PDF)が搭載され、モチベーションが下がったと発言している。

また、別の理由として、私自身の CubePDF の開発に対するモチベーションが一時期低下していた事も挙げられます。 2015 年に Windows 10 がリリースされましたが、この時に「Microsoft Print To PDF」と言う機能が Windows 10 の標準機能として盛り込まれました。これは PDF に変換する機能を仮想プリンターとして実現しているものだったので、「あれ?これもう CubePDF 要らなくない?」と言うのが率直な感想でした。

https://clown.cube-soft.jp/entry/20190621/cubepdf-and-cubevp#CubePDF-%E3%81%AE%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

モチベーションを取り戻した要因として、標準のPDFプリンタではドライバの仕様の迂回が困難であったとのことだが、私はそんな難しい理由ではなく、単に、印刷の度に解像度や保存場所、名前の選択画面が出てくることが便利なので仕事で利用している(個人利用では正直Microsoft Print To PDFで十分)。

だが、仕事で利用する際に、ダイアログを経由せずに印刷できたら便利だと思うことがある。

例えば定例の作業で、ExcelからマクロでCubePDFを直接指定して印刷を掛ける処理がある。直接指定するくらいだから毎回設定を変更する必要はなく、表示されたダイアログの「変換」ボタンを無心で押下するだけの作業になる。

そこで、CubePDFのダイアログを経由せずに印刷する機能がないか探したのだが、標準ではどうも無い様子。

「標準では」と言うのは、先の引用元のページにある「CubeVP」(恐らくCube Virtual Printerの略)と言うのが、そのダイアログを表示しない機能を持った仮想プリンターになる様子。

だが、そのCubeVPは仮想プリンターの処理後にユーザプログラムを呼び出すことを想定しているようなので、そんなプログラムを書くほどのことをしたいわけではない。私は単にダイアログを出さずに自動的にファイルを出力してほしいだけだ。

私はプログラマではないので、そんなプログラムを作れる自信もまだない。

そして何より、CubeVPは有料であり、めちゃ高い。
https://cube-soft.jp/cubevp/

ダウンロード当人による個人利用はは無料のようだが、広告表示がある。私は仕事で使いたいので使えない。買い切りであればまだ承認も得やすいが、年間契約のライセンス方式なので弊社では絶対に承認が降りない。個人で勝手に買えと言われる。

ということで、CubePDFのダイアログを出さないだけの機能を模索したところ、CubePDFはオープンソースで開発されており、誰でも機能を触れるようなので、私の拙いプログラミングの知識で挑戦してみる。

もちろん、まだプログラミング環境すら用意していないので、準備から記事にしていく。

この記事は心構えの記事になる。

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