長期投資向け、久しぶりのパーフェクトオーダーの威力

XYZ

2024年3月23日 15:00

パーフェクトオーダーとは

パーフェクトオーダーとは、3本の移動平均線が下から長期・中期・短期の順に並び、強い上昇トレンドが発生している状態です。初動でエントリーできれば大きな利益が狙える可能性が高いです。

パーフェクトオーダーの具体例

失敗例
2月中旬頃に日足でパーフェクトオーダーが発生するが続かず。
週足でみるとレンジ上限で売り方に負けた。

成功例
23年12月頃に日足でパーフェクトオーダーが発生し、大きく上昇した。
週足でみると、長期調整後の上昇トレンド(週足のパーフェクトオーダー)が発生し、このトレンド内の調整での日足パーフェクトオーダー。

上記から学べるのは、上位足における長期調整とその後の上昇トレンドを明確に確認できたらトレードしようということです。

月足パーフェクトオーダーの威力

では、月足での長期調整とその後のパーフェクトオーダーはどうかというと、特に大型銘柄の場合は、リスクリワードもよく、安心して長期保有できる可能性が高いです。味の素とかいい例で株価も3倍です。

エントリータイミング

味の素を例にして、エントリータイミングも確認します。

パーフェクトオーダー発生足のトレンド追い

上目線なのでそれが継続している(実体もしくはヒゲの高値ブレイク)ときにエントリーです。パーフェクトオーダーが発生した足の青丸付近を目安に逆指値でエントリーし、ロスカットは赤丸付近を目安にします。

水平線ブレイクもしくはその後のサポ転

高値・安値の切り上げを確認できてからエントリーしてもいいです。
赤線が前回の高値・安値として見れるので、青線での高値更新で、下降トレンドが終了する可能性がでてきました。
その後、安値更新せず青線をブレイクすると目線が上に切り替わります。
このブレイクを狙い、青線の水平線に逆指値でエントリーします。

もしくは、ブレイク後に青線の水平線がサポートとして機能することを確認してからエントリーします。週足などのほうがタイミングがわかりやすいです。
10月から高値切り下げが続きましたが、月足の水平線と13週MAなど注目が集まるサポート付近で反発しました。この高値に逆指値でエントリーです。

移動平均線のサポ転

日足が表示できないので分かりづらいですが、青の点線付近に200日MAがあります。長期の移動平均線での初回反発もエントリータイミングです。前の2つと同様に逆指値で高値追いします。

銘柄探し

日経225などの大型銘柄のチャートから探す

指数が上昇トレンドで資金流入しているときは、指数登録銘柄のチャートから探します。花王などがチャート的には該当します。
長期的な魅力があるかも簡易的にチェックします。業績が上(赤矢印)で、PBRが高すぎず、配当利回りが高いなどです。花王は業績はOKですが、PBR、利回りは少し物足りないです。ただ、過去に比べると割安、連続増配、純資産は増えている点などが魅力です。

最初に登場したキリンホールディングスはもう少し待ちです。振り落としが発生して2000円くらいに下落したら、パーフェクトオーダーは別として魅力的かも。

株探の銘柄検索から探す

その他の探し方として、株探の移動平均線上昇トレンド銘柄からも探せます。プライム市場で200日線カイリ率が低いもの(10%まで)を確認します。
カイリ率を使うのは、エントリータイミング「移動平均線のサポ転」でのエントリーを狙うためです。
順番に表示して業績が赤矢印、時価総額が大きい(500-1000億以上)、月足チャートが久しぶりのパーフェクトオーダー、PBR・利回りなどで絞ります。