見出し画像

▲7七飛戦法

7七飛戦法という、将棋で無理やり石田流三間飛車にする戦法がありまして、

「▲7七飛戦法」とは、先手三間飛車に対して後手が真っ先に飛車先の歩を伸ばしてきたときに、▲7七飛と浮いて飛車先を受ける戦術です(第1図)。

ものすごい短手数で詰ますことができてしまったので棋譜を紹介します。

▲7六歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲7七飛 △3四歩 ▲7五歩 △7七角成 ▲同 桂 △2二銀
▲6五桂 △6二銀 ▲2二角成 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲1五角 △4二金 ▲同角成 △同 玉
▲3一銀 △5二玉 ▲4二金
まで23手で先手の勝ち

スクリーンショット 2020-06-28 3.53.03

もちろんお相手の方が受け間違えたのもあったんですけど23手で詰ませてしまいました。さすがにここまで短手数は私も経験がないはず。

後手も飛車角交換を挑まず、普通に駒組みすると石田流三間飛車より一手損することになるので、棋理的には損する道理なのですけど、乱戦になった場合にとんでもないパンチが入ることがあって楽しいです(逆にこちらにパンチが入ってKOされることももちろんある)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?