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突然のけん玉ブーム

始まりは子供の幼稚園でのけん玉ブームだった。
ある日から次男のニャフが起きている間中けん玉で大皿と中皿に交互に乗せる
「もしかめ」という技を延々とするようになった。

幼稚園でけん玉がブームらしい
幼稚園では「もしかめ」で1000回を超えるとマイけん玉をプレゼントされるらしく
次男のニャフはそれはそれは頑張った。

家で子供が毎日のようにけん玉をするようになると
家族も自然と興味を持つもので
俺も手に取ってやってみるがこれが難しい。
少しずつ出来るようになり、俺がなんとか50回くらい出来るようになった頃
次男のニャフの最高記録は500回を超えていた。

これは勝てない、無理すぎる。
次男は起きている間ずっとしているが
俺はと言うと仕事から帰ってきてせいぜい10分程
勝てるわけが無い。
練習量が違いすぎるのだ

別に競っているわけでは無いが
ずっと「もしかめ」をしてるのも飽きてきて
この頃から、けん玉の他の技を調べて動画を見るようになった
そこで出会った技が「天中殺」だった。

この「天中殺」との出会いが、俺のけん玉ブームの始まりである。


「天中殺」
それは、けん玉の玉を空中に浮かせて
真上から真下へけん先を下向きにして勢いよく
けん玉の玉にケン先を突き刺して手首を返す大技である。

コレがカッコ良い。

ふわった上げた玉を
鷹が獲物を空中で掴み取るように、けん先で玉穴を捉えて勢いよく差し込む
この時、気持ちの良い木材同士がぶつかる甲高い音が鳴り技が決まるのだ

その日から俺はひたすらに「天中殺」を練習した。
最近は有難いことにレクチャー動画も多く、色々な人の色々な動画を見て
ひたすらに練習をした。

1ヶ月も練習した頃には何度か成功もするようになって
その頃には「ふりけん」やら「世界一周」なども出来る用になっていたが
これはまだけん玉ブームの始まりに過ぎなかった。

あれから3年。
未だに俺のけん玉ブームは終わらない。

とうの昔に次男のニャフのけん玉ブームはさり
たまに遊びで触るくらいになっていたが
その間も少しずつ練習を重ね今では天中殺も当たり前に出来るようになった。

最近はマテオチャンスと言う技を当たり前に出来る用に練習中だ
マテオチャンスについてはまた別の機会に語る事にするよ。

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