鈴鹿8時間エンデューロ②

鈴鹿エンデューロ、チーム8時間レースに会社の同僚9名で参加してきました。
今回は当日の様子です。

当日は場所取りの関係で、朝5時の開門にあわせてモータースポーツゲート前に4時半の集合。そこで荷物をメンバーに引き渡し、その後、駐車場に向かいます。駐車場からはバイクで移動のつもりでしたが、まず最初の失敗は、日の出前にも関わらずレース用にライト類を全て外してあったので、バイク走行は不可、結局、バイクも預けて車を停めに行きます。

モータースポーツゲート前に集合でした

駐車場まではモータースポーツゲートから1kmほど。幸いにして無料シャトルバスがあったので、それを利用して会場入りです。(バスの始発は5時でした)
因みにこのバスだと、スロープも有りバイクごと乗車できます。観光バスでもない普通のバスにバイクと乗車する、なかなか面白い光景でした。なお、シャトルバスはパドックまで連れて行ってくれます。

今回、我々のピットは6番(これは事前に割り振られていたようです)、ピット内での場所取りはチームメンバーが担当してくれました。
まずは荷物を運んで拠点設営です。

残念ながら、慣れない拠点設営等で6時20分からの講習会には参加できず、ようやく7時過ぎに試走に出れた感じです。
もっとも、試走と言っても天気も上々、道は綺麗だし、でコースの下見、と言うより、気持ち良くサイクリングしてピットインします。
(この試走がチームメンバーと唯一、一緒に走れた機会でした♪)

チームオーダーですが、私は4名チームの2番手。集団スタートは怖かったので、慣れていた方にお願いしました。
チームメンバーと相談して3周回、約30分で次走者に交代、が基本ルールになりました。従って、問題なければ受け持ちは約2時間、12周回ほどです。

さて、今回の目標は
①チームメンバーと走る事を楽しむ
②憧れの鈴鹿サーキットを堪能する
③1周だけでも9分台で走りたい
④出来れば二桁周回はしたい
ですが、試走のタイムは11分ほど。意外に③もいけるかも、そんな感じでレーススタートです。

大会ホームページより

第一走者が頑張って帰ってきて、足首に巻くセンサーを取り付けて、僕のスタートです。
6番ピットは、ほぼピットレーンの序盤、レーン内は追い越し禁止なので、軽くウォーミングアップくらいのイメージでピットレーンを通過してコースイン。

この時点で、コース上はそれなりに混み合っていたので、まずは左1/3のあたりをキープ。速度に慣らします。僕の走力でも何とか行けそう。
シケイン手前の登り坂で多くの方がスローダウンでそのままシケイン突入、これは危ないので慎重に、シケインを抜けたところから踏み始めます。

GoProの画面キャプチャ。何周目かのシケイン突入。レース2周目以降は殆ど右側を走ってました。

西ストレート少し走るとすぐに下りなので、シケイン直後、早々に踏み始めて混雑する集団から脱出します。
パナソニックゲートを超えた先で徐々に登っていきますが、そこはダンシングで一気に登りスプーンカーブへ、そこから次は緩い下りです。一気に加速してヘアピンコーナーに突入です。
(結局、シケイン手前とスプーンカーブの手前は、いつもダンシングで処理してました)

このヘアピンの突入、かなりバイクを倒しても、タイヤ(Agilest FAST 28C)がしっかりグリップしてくれたので1番楽しいポイントでした。普段は絶対に出来ないコーナーワークです。往年のGPライダー、ワイン ガードナーを思い出します😆

GoProキャプチャより。ヘアピンは高速で突入出来るので、タイヤを信じて目一杯バイクを倒せます。

その頃には、レースにも慣れてきたので、ほぼ右車線を走行、トレインを探し始めます。ちょうど良いのが来たので、乗らせて頂いて、第一コーナーまで一気に進みます。楽しい!

ここまでは良かったのですが、ホームストレート後、シケインに入る直前の登りで千切られます😅
その後、幸いにしてシケイン直後で大きなトレインに乗りスプーンカーブまで、前後左右を完全に囲まれてでしたので、かなり緊張して走りました。スプーンカーブを過ぎたところでトレインが徐々に崩壊、そこからは小集団で、みたいな感じでした。

3周目も似たような展開でピットイン。次走者に繋ぎます。
速報のラップを確認したら、1周目が8分58秒、2周目が9分、3周目が9分36秒、意外に走れちゃいました。目標もクリア、9分で38.6km/hだから上出来です。順位もだいぶ上がりました。(やったー😃)

大会公式リザルトより、初陣の記録

さて2回目の出番は、序盤からトレインを探して千切られて、また乗り換えての繰り返し。途中、パフォーマンス賞狙いの赤ピグミンの方と追いつ追われつの熱戦を繰り広げ(たしか最後は千切られた)、ミニベロで50km/h出されてた方に下りで抜かれ(少し先で抜き返した、と思う)、とか色々有り、1周目は良いタイムが出ましたが、後はヘロヘロ。3周目はついに10分台に突入、結局、序盤に調子に乗って脚を使い切ってしまいます。

大会公式リザルトより2戦目の記録

ピットインの後、大人しく脚を休ませれば良いのに、昼の調達と気になっていた物販エリアの巡回です。最新のモデルから旧型の投売りまで、格安グッズを物色します。

たくさんのブースが出てて、セールも充実してました。

先日のジャパンカップほどでは無いですが、物販は充実。食事関係は、かなり寂しい。当然、土産物屋等も無し。これはかなり勿体無い。
今回は小物若干とDOTOUTの冬用ビブタイツが格安だったので、それを調達。ビブタイツは安物を一つ持っていただけなので、これは助かりました。Mでも良かったかな、と少し迷いながらSを購入。丈は良かったけど、脚周りが少しキツい。

流石、しっかりした作りです
ロゴも格好良い!

そんな感じで散財してたら、もう3度目の出撃時間です。なお、既に脚は終わってます😆

この時間(昼の12時過ぎ)になると、4時間エンデューロの方はゴールしているので、コースはガラガラになります。西ストレートとヘアピン〜NIPPOコーナー間だけは何とか相棒を見つけようと思うのですが、それほど都合良くは行きません。

GoProキャプチャより。ここら辺はトレイン組みたいところ、、、

そうなると、楽な走行ラインを探りながら一緒に走れる人を探す事になります。結局、終始、着いて千切れて、たまに気付くと背後に何人かいらっしゃる、そんな感じでした。

4度目の出撃は、うまいこと脚のあう方がいらしたので、だいぶ助けて頂きました(少しだけですが、僕も前で走れました)。協調させて頂くと、とても楽ですね。脚は終わってましたが、何とかこの回も3周回をこなし、予定の計12周回をクリアです。

結果、ピットイン前後の誤差もあるのですが、約70km、1時間58分36秒、平均時速は35.3km/hでした。Strava上の最速ラップは8分58秒、平均時速39.2km/h、平均331W(推定、だと思います)でした。

Stravaの記録より

因みに、このセグメントのCRは現JCL TEAM UKYOの増田成幸さん。記録は6分32秒!平均時速は53.8km/h。約1年前に記録されてる様です。これが国内トッププロとポタライダーの差ですね。

チームメンバー全員、落車や怪我もなく無事に周回して、8時間のレースを完走しました。
良かった良かった😆

レース終了後はチームメンバーと写真撮影して撤収開始。
今回はライト等を装備してバイクで駐車場へ向かい、車でモータースポーツゲートへ向かい、荷物をピックアップ、メンバーと軽く食事をして、帰路につきます。
途中、休憩を挟んで、26時過ぎに無事帰宅、約35時間の鈴鹿遠征が終了です。

次回は、反省編です😅

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