稲城クロス 参戦記録③

さて、稲城クロスに参戦したいなぁ、と物色を始めたのが去年の年末でした。
最初は新車も考えたのですが、予算も無いし、まぁどうせブツけたりコケたりするから中古で十分。

ようやく4月に世田谷のショップ、サイクリーさんで中古のX-BOW(アルミ)のフレームを発見!状態も良かったのと価格(39,600円!)で決定。
RIDLEYのサイトで仕様が拾えた事も理由でした。ワイヤはフル外装で初心者にも組みやすそう。ハンドルとシートポストも良い物があったので合わせて購入。
まぁ他のパーツも、この調子で何とか集められるかな、この時はそう思ってました。

購入したフレーム、RIDLEY X-BOW。最近珍しいフル外装のワイヤリングモデル。

さて、第一関門はホイール、ディスクブレーキにも関わらずクイック仕様だった事。そう言えば、そんなホイール聞かないなぁ、まぁ何とかなるかなぁ、なんて甘い考えでしたが、無い。

ようやく見つけてもメーカー不詳だったり、クロスバイク用の、まさに鉄下駄ホイールだったり。そんな中、知人からMavicのホイールはスルーアクスルからクイックに変換出来たはず、と教えて頂いたので、ターゲットをMavicのホイールに!
ようやくヤフオクで新車から外されたAksiumを見つけ、12,000円で落札。安い!ほぼ新品なので状態もとても良い。まぁ、クリンチャーだけど、良しとします。(そのうちカーボンホイール買ったら弍号機(Fenix SLiC)のKSYRIUMを回せば良い)

クイックへの変換アダプターは、KSYRIUMに付属していたので、これを使用。YouTubeに手順が出てたので、簡単に出来ました。

ヤフオクで購入したAksium。丁寧に梱包していただき送って頂けました。ロゴがデカくて実は気に入ってます😁

次はコンポーネント。
色んなご意見を頂いて、5700系105、10速をメインに探すことに。
幸いにして、Twitterで知り合った方からSTIとFD、スプロケを格安で譲って頂き、RDはAMAZONで調達。

次の課題はクランク長とブレーキキャリパー。

まずクランク。AMAZONでシクロクロス用のFC-CX50(46-36)が7,980円!ただしクランク長が175mm。170mmだと16,900円!
初号機(HeliumSLA)は170mm、弍号機(Fenix SLiC)は165mm。まぁケイデンスより踏む方が大事だと思われるシクロクロスなら175mmでも良いかな、と、ここでも価格に負けます。

一方、ブレーキキャリパーは、自分で組むことに決めていたので、最初から紐引き一択。しかし、よくよく考えると紐引きのキャリパー、それもレア。(後で気付いた😅)
中古で出物もあったけど、マウントやシューの規格が色々と有り過ぎて分からないので、中古は断念。結局、SORAスペックのBR-R317をAMAZONで調達。ISマウントも付属してます。(本当はグロータック、とか言いたかった)

後は小物。ヘッドパーツにバーテープ、チェーン140mmブレーキロータにクイックシャフトはAMAZON。
実はこのブレーキロータは、今回、唯一、買い間違えて購入。140mmって、なんで160mmより高いんですかね。ここでもケチケチ精神が発揮され、MicrOHEROの6穴ボルト仕様1,680円をポチッ、確かMavicのHPには6穴は"選択可"と書いてあった、、、

で届いたのをホイールに装着しようとしたのですが、取り付く雰囲気がまるで無い。このパーツ外したら着くかな、等と試行錯誤。付きません。
私の知恵袋、Twitterでお聞きしたら、取り付かない、との事。でもHPには書いてあるし、ん、この記述、ひょっとするとセンターロックか6穴か、ホイール購入時に選択可能、との意味と気付いたのは2日後でした😅
しょうがない、SM-RT70を書い直します😭

ステム(初号機から外したFORZA製)、ペダル(PD-M520)、サイコンマウント、ライト、ベル、サドルは手持ちを使用。

その他、タイヤ、チューブ、BB、それにワイヤー類は行きつけの自転車屋POPさんで購入させて頂きました。POPさんでワイヤリングのコツを教えて頂き(いつも有難うございます)、さぁ組み立てです。

因みにタイヤはPanaracerの CG CXにしました。ブロックタイヤを履かせる事は、実は早い時期に決めていました。完全に見た目です👍

タイヤはPanaracer CG CX

さて、組み始めたのは良いのですが、取り付けたスプロケがガタつく。うーむ、あ、11速に10速のスプロケ付けてるので、MAVICのスペーサーが必要でした。これもPOPさんにお願いして取り寄せて頂きます。因みにスプロケはオフロードなのに11-25!稲城クロスではキツい登坂は無いので、まぁ良いか😆

スプロケ小さい😆

ワイヤリングは、割とスムースに進みます。なんだかんだ、一晩で完了。ほどなくスペーサーも入手したので次は変速調整。過去、ちゃんと出来た試しがない。特に困ったのはFD。FDがバンド式でしたので、そもそも取付位置が分からず、マニュアル見て、動画見て、調整して、の繰り返し。それでも一晩かけて何とか決まりました。

なお、この後の試走で思いっきり左にハンドルを切るとリヤブレーキがかかる事が判明😆ワイヤのルーティングの間違え(ヘッドチューブを跨がないでワイヤを通してた)とケーブル長不足でしたので、これは張り替えました。

チェーンの長さ決めも心配してましたが、こちらもすんなり。最悪、切りすぎたらアンプルピンで戻せば良い、と考えて、気楽に切りました。なお、シクロクロスだとドロがそのまま固着しそうだったので、脱脂してからSquirtを使用してます。

チェーンはCN-6701、脱脂してから使用しました

チェーンガード用のプロテクターと、手持ちのカーボンシートをBB周辺に貼り付け。その他、ステッカーを貼ろうとしましたが、殆ど貼るスペースが無いので、これは断念。唯一晴れたのはダウンチューブ上。クロスコーヒーのステッカーを貼らせて頂きました😁

クロスコーヒーさんにはとてもお世話になってます!

なんだかんだ、組み上がったのは9月15日の夜。早速翌日に稲城に繰り出します。途中、多摩サイは未舗装路走って、稲城クロスのコースを一回り。うん、オフロード楽しい!

さて、レースは10月1日だったのですが、その間にも幾つか仕様変更しました。

まずサドル。セールで2,000円ほどで購入していた手持ちのGORIXさんの軽量サドル(なんと188g!)を使ってましたが、3回ほど試走したら割れました😆
路面からの突き上げを上手く処理できなかった僕の問題ですね。

バイクラックにかけたら、あれ、割れてる、、、

実際、きしみ音がする程度で殆ど影響は無かったのですが、割れたまま、と言うわけにもいかず、結局、ここでもAMAZONの出番。ちょうど同じモデルの色違いが、今度は1000円!それ程距離は乗ってませんが、違和感も少なく、またこの値段に対抗出来ず、より派手なカラーのサドルになりました😆

サドルだけが異様に目立つバイクになりました😆

二つ目はステム。翌週、会社の同僚でE1を走られている方にシクロクロスの乗り方をご教授頂いたのですが、コーナーワークが難し過ぎて大苦戦。その後、一人で練習してたのですが、よくよく自身の挙動を確認したら、ハンドルが遠すぎて、目一杯切るとSTIから手が離れているのに気付きました。特に右に切るとリヤブレーキがかけられないから必然的に不安定になり、曲がれなくなります。

他に試走されていた方のバイクを拝見したら、皆さん、ステムが短いしハンドル位置も高い。
シクロクロスのセッティングは、ロードのそれとはだいぶ違うと分かりました。

この時、ステムはHeliumSLAから外していたFORZAの100mmを使ってましたが、70mmをAMAZONで調達。AMAZONは頼んで早ければ翌日着くので助かります。合わせて、ハンドル角も上方に修正です。

ステムは30mm短くして70mmに変更

余談ですが、FORZAのパーツ、アルミの完成車に付いていたモノですが、それにしては良い物が付いていた気がします。

さて、最後はパーツ、ではなくてシューズでした。SPDシューズはMavicのスニーカータイプでしたが、重いし、また泥が付着しやすかったため、断念しました。
ふと、コーダーブルーム稲城店さんでMAVICのシューズをセールしていたと思い出し、急ぎ訪問。サイズも良かったので、半額セールされていたCosmic BOA SPDを購入。黒で締まって良い感じです。ただ、ソールが少し柔らかいので、ガチな方向けでは無さそうですが、僕の使い方なら十分でした。

Cosmic BOA SPD。早速、泥だらけです😆

レース前日はコースの設営が始まっていたためコースでの練習は出来ず、結局、このセッティングの確認は当日の試走の時になってしまいました。

ようやく完成!

試走では前よりもスムースに走れたので、一安心。無事にレース本番も走りきれました。
レースを終えたので、シクロバイクとしては一旦、これで完成です。
今後、他のレースに出る予定は無いので、しばらくはグラベル用途で活躍させる予定です。
(その前に、スプロケを大きいのにします😆)

30分、何とか走り切って無事ゴール!

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