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ロードバイク日記 -自転車乗りが考える防災常備品-

地震が続きますね。
1月早々にこの記事をアップしたのですが、早速、改訂してます。

能登の震災でも、連日、あれが足りない、これが足りない、毎度、足りないものはいつも同じですね。水、食料、燃料、それに電源。
地震関係の報道が盛んになると、店から水が消え、保存食が消えます。

僕は専門家ではないのですが、それでも能登半島で起きた地震が首都直下で発生したら、被災者はその100倍では済まないでしょう。
それは、給水所に数十人並んだ、なんて事にはならない。数百人、数千人は並ぶ事になる、と言うことを意味します。

ではどうするか。
震災後も生活するための防災備蓄を用意する事も重要ですが、出先で被災する事を想定した、日常生活で持って歩ける一次防災用品も大事です。
灯り、非常食、モバイルバッテリー、簡易衛生用品、、、
ライドに行く時は、皆さん、だいたい持ってますよね。しかも軽量でコンパクトな物を!

ここではロードバイク乗りなので、ロードバイクのグッズがどれだけ役立ちそうなのか考えてみます。

本当は、帰宅に必要な距離と時間から必要な量を算出するのですが、今回は除外します。
(僕の場合、中央区の勤務先から川崎の自宅まで距離は20kmほど、通常歩けば4〜5時間だけど大混雑で普段通りには歩けないので一昼夜は覚悟→少なくとも12時間は単独で行動可能な物量、として計算する)
※あと季節、時間帯も考慮から除外

さて、ロードバイクの備品の最大のメリットは軽くて小さく出来る事。かつ、屋外使用の想定。
十分、使えますね。

真っ先に使えそうなのがライト。これを読む多くの方が、2、3個はお持ちでしょう。光量が多く、かつ出力を調整すれば、それなりの時間使えますね。バッテリーはちゃんと充電しておきましょう。モノによってはモバイルバッテリーとして機能する物も有りますね。

CL600なら150lmで約5時間稼働します

因みにリヤライトも使えそうです。
停電していると当然街灯も無し。
街灯もない中、夜間移動中にカバンに付けておいて、居場所を知らせる、なんて使い方も出来ますね。

次に小型のモバイルバッテリー。僕は5,000mAのモノをサイクルポーチに入れています。これも使えますね。
因みに、サイクルポーチには簡易的な衛生用品も入れています。基本は擦過傷の対応のため。これも、あまりスペースは取りませんのでカバンに入ってます。

小分けにしてポーチに入れてます

補給食も使えます。
満腹にするのが目的で無いとして、カロリーが高く即吸収してくれるので、行動食としては良さげです。スペースを取らないのも良い。通勤のカバンの中にも入れて持ち歩きやすい。

100均で調達したケースに入れています

ウェア類はどうだろう?
小さくなる、と言うのが最大のメリット。
保温性は低いとしても、持ち運びに難が少ないのは助かります。実は通勤用のカバンにウィンドブレーカーを入れています。寒い時にちょっと羽織れます。

天候が怪しければレインウェアも良さそうです

後はバイク、と言いたいですが、電車通勤なので難しいですかね。
ただ、オフロードのバイクは、後々、交通手段が復旧するまでの交通手段に使えますね。僕のシクロクロスバイクも活躍してくれそうです。

神奈川県小田原市に住んでいた子供の頃から、いつか必ず地震は来る、と教わってきました。正直、いま被災するかもしれない。幸にして、使えるモノは身の回りにたくさんあるのです。せっかくなので、有効に活用して、まずは初期段階を乗り切りたいところです。

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