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「夏、はじめます。」


苦手だった、夏。

昔から苦手、いや嫌いでした。
もちろんたまには良いなと思うことはあったのですが。(夜の空気感とか)
湿気がすごい、汗は止まらない、プラス自分は肌がとても弱いので日光蕁麻疹とか日焼けすると肌荒れひどくなるとか。皮膚科に行ってもどうにもならない。
とにかく、不調に次ぐ不調が多くて、とても嫌いでした。

儚くて尊い。

それこそ、神奈川で暮らしていた時はずーっと暑いし、ずーっと湿気すごいしで。「早く終わってしまえ」とか「日差しなんて無くなれ、ずっと曇りでいい」とか本気で思ってました。(今もそう)
あの天下の湘南がある土地なのに、むしろアンチだったからいいことなかった。(言い過ぎ)
でも、北海道で夏を初めて体験した2022年。
「なんだか切なくて儚いな」と思った2ヶ月で。
そんな感情を抱くなんて驚きで。

1年で1番長い日って6月だと思うんですけど。夏至。
北海道って緯度が高いからなのか、特に6月は夜がとても短い。
20時とかまで明るい。なのに夜中の3時からもう明るくて。
あと、知っての通り寒い大地だから「うわ〜あっつ!ムリ!」みたいなのって体感7月中旬〜8月下旬くらいでした。6月はまだまだ涼しい。
要するに何が言いたいかというと。
「うわぁ〜あっちぃ、、夏だ。。」を感じる8月は、すでに夜が長くなってきてるんですよね。面白いくらい噛み合わない。日の長さと暑さが比例しないから「夏だね〜」を感じた時には、もう秋がすぐ目の前まで来てる。
だから「切なくて儚いな」と。これまで感じたことすらなかったけど、「もっと大切にしなきゃ、尊いな」ってシンプルに思ったんです。
あとは、木々の色が緑みどりしてて。空と森のコントラストが本当に綺麗で好きで。
環境が変わるだけで、感情や考え方が変化するってやっぱり素敵だな〜って。そう思いました。

去年の夏、定山渓。

「夏、はじめます。」

今年は「自分の中で、夏のはじまりを宣言しよう。」って思っていて。
季節のグラデーションは緩やかなのが素敵だし、ずっとそれで良いって考えてた。
でも、一瞬で過ぎ去ってしまうものだからしっかり楽しもうって決めた。
だから「開花宣言」ならぬ「開”夏”宣言」をすることにしました。

んで「いつにしようかな〜」とこの1週間くらい考えてたんです。
そしたら今日、仕事でBBQをやる機会があって。
初めましての人たちと網を囲んで、美味しい肉と野菜と魚を食べて。談笑して。
ふと、「今日からだな、夏。」って思ったんです。
だから、自分の2023夏はじめは6月25日(日)にします。

美味しかったな。

「忘れられない、夏にしたい。」

そう思っています。
基本的にプライベートの長期計画を立てることはないんですが、
実は今年はもうほとんど決まっていて。
そして仕事の方も沢山で、公私ともに予定がぎっしりです。
ワクワクする、夏史上1番ワクワクしてる。
町はお祭りが全部復活するし、運営のお手伝いをさせてもらうことにもなっていて。仕事では、移住ツアーとかも2回あったり。運営しているコミュニティスペースのイベントも企画してる。
プライベートでは、函館に行く。勝毎の花火を見る。サーカスも見る。釧路も行けたらな〜って。あとは何といっても、札幌銭湯スタンプラリーを制覇する。全29店舗やり遂げてみせる、景品欲しい。

札幌中心部にある、喜楽湯。ディープで良かった〜

夏の終わりはいつになるんだろう。
きっと「駆け抜けきった、冬来い!」って思った時に終わるんだろうなぁ。気が付いたら10月とかになったりして(笑)
でも、そう思えるように楽しんで「夏やっぱり良いじゃん。」って言いたい。また、終わる時にもnoteを書いてみよう。
体調には気をつけて、楽しみます。
と書いていたら天井にクモがいたので、この辺でおしまいにします。
それではまた。

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