ヒーローよりも大切なこと
みんなのヒーローや一番でなくても、別にいいようになった。
それは、誇らしいことにそれ以外の選択が幾らもあることを知ったから。
それは、悲しいことにほんの一握りの人にしか実現できないことだと悟ったから。
でもそうすると、趣味でジョギングをする時、世界一のランナーになれなくても楽しめたらそれで満足だと思えた。
好きでカメラをしている時、売れっ子カメラマンになれなくても自分が嬉しい写真が撮れたらそれで幸せだと思えた。
ヒーローも世界一も、実は大変な人だ。
みんな誰かの目を気にしているし、みんないつだって競い合っている。
あってるけど、全部が全部そうじゃない。
誇らしい気持ちや悲しい気持ちが分かるなら、昨日の自分を見てみるといい。
昨日よりも、どれだけ速く走れるようになったか。
昨日よりも、どれだけたくさんの人の心を打つ写真を撮れたか。
昨日より今日、今日より明日。
ずっとずっと前、学校の先生に言われたような気がする。大切なことはすぐに忘れてしまうなあ。
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