ヒロシイズム５

「激しくしごくべからず！ソロソロと優しくしごくべし！」

タイトルは失念したが、以前読んだ小林よしのり先生の漫画で「早漏で困っています。どうしたらいいでしょうか」という青年の切実な問いに対してお坊さん（だったと思う）の主人公が導き出した解答だ。ここでのソロソロとは無論ソロキャンプのソロを意味するのではなく、そっと、ゆっくり、じっくり、焦らず、丹念に、心を込めて、そんなニュアンスが込められているに違いない。因みに、俺も早漏で候。

熊本朝日放送、ヒロシのひとりキャンプのすすめ、TVerお気に入り登録者数10万人突破記念、番組グッズセット抽選で10名様にプレゼント、に応募した所、当選おめでとうございます、とDMが来たので俺は、詐欺ですよね、わたしゃ信じとらんです、世の中はポイズン、そう返信すると、当選で間違いありません、俺は初めて番組とやり取りが出来た、嬉しいなあ、と思って。季節は、秋で。数日後。60サイズの段ボールで届いた中身は、熊本バージョン焚火会ステッカー２枚、番組ロゴステッカー１枚、缶ホールドサーモタンブラー、ホテルキー風アクリルキーホルダー、そしてソロ、ソーローと書かれたホーローマグカップ、である。このソーローマグカップは是非とも手に入れたいギアであった。洒落が効いてる。エッジが効いてる。そう思ってたので候。

焚火会ステッカーは黒いスーツケースに貼った。この間、ドンキで買ったのだ。来月、飛行機でキャンプに行くためである。部屋に置いておくと、馬鹿でかく存在感がすごい。横を通る時、何度か脛を強かにぶつけ痛い思いをしている。向かう場所は沖縄。無人島。クリスマスにわくわく大冒険、そんな気分である。

同行者は、あの人と、その仲間たちだ…。