2024年3月の株取引 総括

3月の取引結果です。
毎週コピペの記事だけだとつまらないので、
ちょっとしたブログのような位置づけで書いています。


今月の損益増減

確定損益

日本株 : +447,381円
米国株: +1417.54ドル

含み損益の増減

日本株の含み損益(2月末比) : -109,300円
米国株の含み損益(2月末比) : -524.81ドル

3月は総じてプラスで終わりました。

取引履歴の詳細は以下記事参照。
2024/3/2 株の取引記録|にしもと (note.com)
2024/3/9 株の取引記録|にしもと (note.com)
2024/3/15 株の取引記録|にしもと (note.com)
2024/3/23 株の取引記録|にしもと (note.com)
2024/3/29 株の取引記録|にしもと (note.com)


足元の日本経済動向の確認

内閣府の資料をもとに、足元の経済動向を整理しておきます。
月例経済報告 - 内閣府 (cao.go.jp)
月例経済報告 (cao.go.jp)
閣僚会議資料 (cao.go.jp)
最近の金融市場の動き (cao.go.jp)
www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2024/03shihyou/shihyou.pdf

消費者の動向

・個人消費は2月に引き続き停滞
・雇用改善の動き。
・消費者物価、緩やかな上昇
・賃金と物価の好循環ある
・名目賃金は増加傾向だが、実質賃金は減少。
・住宅総戸数は減、首都圏のマンション総販売戸数は横ばい

企業の動向

・設備投資は、「製造業」を中心に増加の動き
・輸出横ばい。輸入弱含み。
・「第三次産業」が持ち直しの動き。
・倒産件数増加。
・宿泊業は人員の問題による客室単価の上昇、国内の宿泊者停滞

内閣府判断

・景気は、このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している
・コストカット型経済から成長型経済への変革
・デフレ完全脱却
・震災復興への予備費活用


個人的に注目しているテーマ

AI関連

すでに盛り上がりをみせていますが、AI関連は今後も重要なテーマだと思うので監視します。今のAIはもっぱら「生成AI」と「量子コンピュータ」が話題ですね。

生成 AI 市場規模、シェア |研究報告書 [2032] (fortunebusinessinsights.com)
量子コンピューターが15~30年以内に最大8,500億ドルの価値を創出すると予測~BCG調査

一方で、「生成AI」は有用そうに見えて活用できる範囲が、まだまだ限定的(対顧客へ使いにくい)のため、あまり長く続くテーマでは無いのではと個人的には推察しています。
また、「量子コンピュータ」は超長期では面白いテーマですが、まだ先です。今は金額に結び付いていないテーマで盛り上がりすぎだと思います。

よって生成AIが役に立つか、量子コンピュータはいつ金額に結び付くかは、わかりません。では、確実に言えることは何か。AI関連が盛り上がるのであれば、各企業のDXが進んでいくことは確実。生成AIや量子コンピュータ、機械学習を企業で活用するには「社内データ」の蓄積・管理が必須となります。

「社内データ」を管理するには管理するための箱が必要です。
一昔前は「オンプレのデータサーバ」、今は「クラウド」が主流です。クラウドも結局はAmazonやMicrosoftが持つサーバを借りているにすぎません。結局のところ世界全体で見ると、確実に必要になるものは「データサーバ」ではと予想しています。
231003_1.pdf (group.ntt)


雑感

3月の株取引記事でも述べていたとおり、日本株は引き続き強気で良いと考えています。日本政府・日銀の方針が「デフレ脱却」である以上、政策的な冷や水は来ないはず。中国経済と米国の動きが懸念材料。また貿易は弱いので、内需株を中心に見つつ、市場の大きな動き(AI関連や日本の製造業など)を見る必要があるかなと思います。

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