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ありがとう、私の足にあるニューバランス

遠出が多い私にとって、靴は行動を共にする存在です。
機能さえ満たされていればOKな性格なので「今日はどの靴を履いていこう」という迷いはほぼなく定番の靴を履いています。
お別れのタイミングは靴自体の寿命がくるとき。

ボロボロ

かかとが剥げたりあちこち消耗していたものの、履けるうちは履いていました。
先日ソールがめくれてしまったので、これで寿命です。

購入したのは東京のどこだったか、電器屋や本屋が入っているビルの上層階で狭いスペースにあった靴屋。
天気があまり良くない中で、その時履いていた靴がやはり今回のように歩行に難がある壊れ方をしてしまったので急遽お店を探して購入した靴です。
色や形の好みというより、サイズが合うニューバランスがこれしかなかったという理由で決めました。

ニューバランスを選ぶ理由はまたいつか語るとして。

異国の地で偶然出会った人と過ごした数年間。
北海道、本州各地(東北、北陸、関東、中部、関西、中国)、四国、そして九州初上陸まで、私と長年行動を共にしてきました。

歩数をカウントする機能が欲しいくらい歩いた

ニューバランスは有名メーカーなので世界中に山ほど出回っているけど、少なくともこの日本でかなりたくさんの景色を見て地質を歩いてきたニューバランス。なかなかないかもしれないですよ。

こうして書いていると名残惜しいけど、このあと地域のルールに則って廃棄することになります。
せめて記録を残しておきたくて、見苦しいけど履き古したこの姿をここに残します。

靴箱に並ぶこの後ろ姿もカウントしきれないくらい見た

この靴と出会ったときのように、取り急ぎ近くの靴屋に駆け込んで代わりのニューバランスを探して、一瞬でこれだ!って思う一足を見つけて、これからは当分そのニュー靴が相棒になります。

良い靴

長いお付き合いをありがとう。
まだしばらく歩き続けるつもりの私は、これからも事あるごとにこの出会いと別れを思い出すでしょう。

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