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変わること、変わらないこと #呑みながら書きました

こんばんは!
3ヶ月に1度の呑み書きです。

いつもだいたい呑みながら書いているので、誤字脱字は少なめです。タッチタイピングに慣れ過ぎていて、タイプミスを即座に気付いて即座に直すことも含めて頭で考える前に手が勝手にそうしてしまうのです。
その代わり、構成を考えずに好きなことや思うことを思い付いたままに書くスタイルで毎回やってますので、今回もその方向でいきます!

生ジョッキ缶、ポテサラと手羽中の唐揚げでーす。

ええと、退職しました。
割と安定した会社に長年勤めていたので、周囲にはけっこうビックリされています。こういう思い切ったことをするような動機みたいなのがまるで見えなかったみたいで。そりゃどの職場でも誰だって何かしら不平不満はあるだろうし、このままでいいのだろうかっていう悩みなんかも多くの人が抱えながらそれでもとりあえず生きるために働いていますよね。
私はなんていうか、もうちょっと別のことに踏み出したかったのです。
小説を書いて発表しはじめたのが2018年とか2019年とかそのあたりだったかと思うけど(ちゃんと確認してない)その頃とその後しばらく賞を取ったり本に載ったりしたことで、変わったことに踏み出せて人生変わり始めたなって思っていたのです。
それでも人ってなんだか新しいことを始めたら新しいことを始めたなりに、継続し続けているうちにそのことも日常になってしまって、飽きるというのとはまたちょっと違うけど、今日は料理さぼって外食したいなとか、洗濯は週末にまとめてやればいっかとか、書きかけの小説は続き来週に書こっとみたいな、日常の一部になってくるんですよ

小説を書いてるってことも、職場ではもちろん、周囲にも家族にもほとんど話してなくて、アカウントもまぁリアル友人がいるので繋がりでたどれば探せなくはないけど、そこまでして私の行動を追う人もいないと思うので、わざわざ珍しがられるのも面倒で言ってないです。
そのまま、また退職って言うさらに珍しがられそうなことをしてしまったので、ビックリされました。小説書いてるなんてことは余計にわざわざ言わなくていいことになってしまうくらい、変わったことをしてしまいました。

つまみがなくなったのでおかわり作ってきます。

作ってきました。
出し巻き卵を大根おろしで食べるの、すごく好き。
冷蔵庫にあるものでできる簡単なおつまみを作って出す、居酒屋形式です。

長女気質もあって、割と真面目に暮らしてきました。
多分、本質的にはちょっと変わった気質を持って生まれているのだろうと思うけど、そういうの表に出したり隠すのが下手だった子ども時代はそれなりに面倒で嫌な思いもたくさんしてきているので、社会人生活を積み重ねて無難に暮らせる幹事にはなってきました。
まぁだから上司との面談も、困ったことがあれば相談していたけど、相談したってまぁなだめられて終わるなってのが分かったからある日いきなり「話があります」ってセッティングして「退職します、なるはやで」って持ちかけたときはビックリされたよね。
「あんまり騒がれたくないので伏せで」とも言って、おかげで退職日まで知らなかった人とか、あとよくある有志でお金集めて花束渡して拍手してみたいなのもごくごく最小限で済ませて、私的には良かったけど、あとで思い返したら不義理も多かったとおもう。すごく優しくしてくれた恩人に最後声かけないまま、連絡先も知らないから多分もう一生会わないかも。
それでも仲良くしてくれた人が内輪で集まって朝までハシゴして飲み歩いてカラオケいって夜明け帰りしたんだよね。ただただ私が楽しいことだけをしてくれて楽しかった。

当然、次どこいくの、この先なにやるの、っていう話にはなるけど、あんまり自分の事話したくないタイプだっていうのもウスウス皆さん広まっていたので詮索されすぎないのも良かった。で、適当に、イラストやります、Web系の仕事します、実家帰ろうかな、キャンプ系ユーチューバーになります、なんて適当なこと言ってたから、どの噂が広まるかで誰の口が軽いか分かるねなんて悪趣味な冗談も言ったりして。
流れ聞いた噂の中では「宝くじが当たったらしい」ってのが一番面白かった。確かにね、スバルのローンもまだ残っているのに急に退職なんて資金が一番心配されるよね。ローン組めたのは安定した仕事があったおかげなので、これは本当に感謝しています。ありがとうございます。

冷蔵庫にある食材を消化するように、適当に作っています。

千切りしたピーマンをレンチンして塩昆布とごま油で和えたもの。
簡単で美味しい。

残業続きの毎日が一転、明るい時間に家に帰れるようになったので、ご近所さんには「転職しました」って言って、反応も「あーそうなんだ」くらい。ありがたい。中には、どこに勤めているの?って聞いてくるひともいて、まぁいいかと思って新しい勤め先を話したら、その数日後には全然別の名前もうろ覚えの人から「○○に勤めてるんだって?」と話しかけられて、あぁ田舎って感じだなぁって思ったりもしました。
ただ総合的には居心地の良い距離感の田舎でよかった。「他所から来た人」という絶妙ポジションのまま、挨拶さえ普通にしていれば深入りされすぎないし、親切な人はお野菜分けてくれるし、良い意味でずっと変わらないしこれからもこのままでいてくれるといいなって思います。

なんでこのタイトルにしたかっていうきっかけがあって、首都圏で働く知人から名言っぽい言葉が画像で送られてきたんですよ。「賢い人は変化を好んで、愚かな人は現状維持」みたいな内容。都会でバリバリ活躍している人から見たら、私は田舎で向上心もなくのんびりゴロゴロしているように見えるのかもしれないなって思ったんだけど、この手の、何かを良く言うために別の一方を悪く言うっていう手法が私はあまり好んでなくて。
変わること、変わらないこと、どちらも良さがあるんですよ。
ずっとこの土地で生まれ育って地域のために働く人もいれば、1ヶ所にとどまらず動き続けて行動する人もいて、そのどちらも世の中には必要で、自分がどうありたいかも人に寄って違うし、年代や状況によっても変わっていくものだから、「みんないろいろあるよ」って簡単にまとめたくはないなって思うよね。

そろそろ〆かな。

冷凍ごはんを解凍して卵と鶏がらで炒めたチャーハン。おいしっ。

一つの職場に長くいると、変化をどうしても目にしてしまう。居心地が良い環境で自分なりのやり方とポジションを持つと、手放すのは難しい。変化を嘆く気持ちも分かるし、だからって新しく来た人に「昔はこうだった」って話したところで当時は戻らないし多分そんなに響かない。
それはそれ、として一所で役割を全うすることも正しいとおもう(というかそういう存在は必要)だから、ぜんぜん否定するつもりはなくて、ただ私はこのまま年齢を重ねるごとに選択肢が減っていくなかでここにずっと居続けることはできないなって思っていました。

安定した先が見えない状況は初めてではないけど、まぁなんとかなるかなっていう感じになったので今後ちょっとずつ人にも話していけそうです。
先日、状況を説明するために実家に帰ってきました。
まぁ母親からの嫌味とお小言はそうよね、私のことそんなに心配しないで何もしていないのに自分の手柄みたいに思ってたみたいで、この年で不安定な人生になるなんて、って。
私は私なりに頑張ってきた結果が今までだったからもういいじゃんって思うけど、まぁ最悪いざとなったら本意ではないけどスバル連れて実家に帰れば母親はスバルのことはとても気に入ってくれているので、私の選んだものをこんなに褒められるのは初めてではってくらいなので、ダメとは言われないかな、多分。
帰らないようにしたいの、もう少し、人生の中で上位に入るであろうビッグな変化の中で頑張ります。

変わったこと、変わりたいこと、変わろうとしているけど思いきれないこと、変わらない生活だけど実はこんなこと考えたりしてるってこと、また呑みながら話しましょう。
ウチに来たことがある人は、冷蔵庫の残り物で作るおつまみで一緒に杯を交わしましょう。

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