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カウボーイビバップを知ってるかい #呑みながら書きました

「戦いの基本を知ってる?」

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これいつ買ったんだっけなー。豪華DVDセットが我が家にあるんですよ。

すごいのが、ほら!

じゃん!

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DVDのパッケージ一つ一つが昔懐かしい媒体を模した形になっているんですよ!ムネアツ!

マイフェイバリットアニメの頂点ともいえる『カウボーイビバップ』!

もう何周してきたか分からないこの作品、さすがに一晩ではむりなので、呑みながら連日観まくる作戦で視聴していきます!

カウボーイとは。ビバップとは。

この物語の世界で「カウボーイ」とは賞金稼ぎ。宇宙を行き来する時代に、賞金首(賞金のかかった犯罪者)を追いかけるちょっとやくざな職業なのです。

そして主人公たちが乗る宇宙船がビバップ号。

スパイク、ジェット、フェイ、エド、そしてアイン(犬)。
個性豊かでそれぞれが過去を抱える4人と1匹の共同生活。

コメディ要素満載でありながらシリアスで、近未来が舞台でありながら懐かしさを感じずにいられない、ハードボイルドな世界観。

お酒を片手に、全話視聴いきまーす!

Session #1 アステロイド・ブルース

このシリーズ最初の台詞はジェット。
貧乏ビバップを象徴するシーンから始まりました!

「肉のない青椒肉絲は青椒肉絲とは言わねえ」
「いや、言うんだ」

そして追う賞金首。思わず笑うやり取り、そして命を懸けた戦い。追うもの追われるもの、事情はそれぞれでも切なさの残る初回。

「アディオス、カウボーイ」

【予告編】
まぁ予告編がアテにならないっていうか、ちょっとおかしいことにここで気付く。

「ムツゴロウさんは出てこないぞ!」
「テレビから離れてみてくれ。1キロくらいな!」

声優さんたち遊んでるでしょwおかしいwww

Session #2 野良犬のストラット

カウボーイ情報のBIG SHOT登場回
そしてアイン(コーギー、データ犬)登場回!アインー!!犬を飼うならアインと名付けると今も決めている。

端役まで個性派揃いのなか、「そのようで」しか言わない運転手が毎回好き。

【予告編】
「諸行無常がこの世の掟」
「流れ流れて宇宙の彼方、出会いましたはカウボーイ」

わー次回はフェイ!

Session #3 ホンキィ・トンク・ウィメン

ハチャメチャなフェイ登場回は、カウボーイビバップのまだまだ序の口。
色気+守銭奴+薄情さが突き抜けてる(笑)

「戦いの基本を知ってる?」一瞬だけど名言だと思うよね。

Easy come, Easy go...

Session #4 ゲイトウェイ・シャッフル

どんな理念も過激すぎて度を越えたら、そして秩序と人命を軽視するようになればテロリストと同じ。無神経さにもヒヤヒヤ(笑)。

そういや今更だけど、このアニメはCM前後のイラストが良いんですよカッコいい。渋めのロゴが毎回違って、反転させたり効果音があったり、そこも毎回楽しみ。

【予告編】
美しすぎるステンドグラス。回想とシルエット。
次回、ビシャスとジュリアの初登場回。謎の因縁がほのめかされて、ようやく始まる、終わりの始まり。

Session #5 堕天使たちのバラッド

基本的に一話完結のカウボーイビバップ、その根底に横たわる主題がいよいよ始まり。

「あんた、だれ」
「ビシャス」

上演されるオペラもそうだし、スパイクがビシャスが待つ場所に向かうとき、そして落ちるときに流れるBGMが本当に美しい。ビシャスの肩にとまる黒い鳥もカッコいい。羨ましい。

余談だけどビシャスの声を聴くといつも「アナゴさん」って思っちゃう(笑)

【予告編】
キターー!!ってなる好き回!
臭い物に蓋をする。見て見ぬふりをする揶揄。
「臭そうだな」

Session #6 悪魔を憐れむ歌

「バカ言え、俺はお袋のミルク吸うにもワーブリング効かしてたもんさ」
「親父の玉袋にいるときから俺はブルース一筋よ」

冒頭のこの会話に爆笑した思い出!!(笑)

コメディ的な始まりとは一転して、徐々に深い、生と死の物語。

「わかるか。おまえに」
「わかるかよ」

【予告編】
キターーーーーー最高に騒がしいやつ!!
「ヘビメタって知ってるか」爆音で聞こえない(笑)

「俺出るのやめようかな!」
「ちゃんと伝わってんの!??」

Session #7 ヘヴィ・メタル・クイーン

トラック野郎文化と謎の過去を持つクイーン。
最初から最後まで見逃せないシーンの連続。本当にカッコいい!セリフも渋い!

主砲を奪われたスパイクと、繊細な作業が苦手なフェイのギリギリの作戦。

クイーン「失敗したって、たかだか死ぬだけよ」

ラストがまたカッコ良くて、もう!

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やっぱり無理だった!

全26話、一気見しようと思ってたんだけど、一つ一つじっくり入り込んじゃって流し見もできず、あとこれ実はもっと先まで観てるんだけど感想書かずに次々のめり込んじゃって、呑みながら書く限界を超えてました。

天才ハッカー・エド登場回まで紹介できなかった!

幻のテレビ途中総集編回と映画版

元々テレビ放送されていたカウボーイビバップ、確か内容が過激とかで一度最終回を迎えています。その最終回が『よせあつめブルース』というタイトルでそれまでの放送から台詞やシーンを再編集した総集編的な内容。

これがもう伝説的な良さで、多分スタッフ陣の気持ちなども込められているんだろうとおもうんですが、どこにも収録されていなくて今ではお目にかかれない幻の回です。また観たいなぁ。

そしてシリーズ完結後に公開された劇場版『カウボーイビバップ 天国の扉』。まだ全メンバーが共同生活をしていた頃という想定の出来事でした。これも手元のDVDに収録されていないので長く観てない作品。

なんといっても豪華キャスト

スパイク: 山寺宏一
誰でも知ってる名声優。ご本人のインタビューでは初めての主人公だったのだとか。

ジェット:石塚運昇
最高に渋い声の頼もしい相棒!修理から料理までなんでもこなす、ビバップ号の実質的な船長でまとめ役。

フェイ:林原めぐみ
美貌と強さ、そしていい加減で守銭奴で裏切り者でちょっと脇の甘い女性。気持ちいいくらいの調子の良さと、抱える過去とのバランスがすごい。

エド:多田葵
勝手につけた名前がすっごい長い(笑)、13歳の天才ハッカー。初登場回で出てくる「んぴゅー」もすごい命名(笑)。

という、超豪華声優陣なんですが、カウボーイビバップのすごいのはなんといっても!音楽!

音楽:菅野よう子

彼女こそ天才天才!!毎回アガるオープニング曲「Tank!」から、タイトルに使われる各ジャンルの曲すべてが素晴らしいんです!天才!サウンドトラック持っている人も多いだろうし、今でもTVで使われているのを聞きます。

そんでちょっと変な人(誉め言葉)

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あとやっぱり、制作スタッフすごいと思うんです。

ETCシステム、フリーランス、ネット起業、今の時代だからこそ聞き慣れた普通の出来事が、ミリオネア以前の1998年にこうして形になっているの、どんだけ考証して未来予見したの!?って驚く。
今でも全然色褪せずに新鮮に楽しめます。絶対若い人にもオススメ!

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というわけで、呑み書きのために連日お酒飲みながらビバップ視聴し続けてきたわけですが、呑みながら観るばかりで書けないまま後夜祭にも間に合わなそうな感じなので、ここで投稿とします!

カウボーイビバップはどの回もみんながみんな上位にランクインする面白さなのだけど、その中でもベスト上位に入る『Session #14 ボヘミアン・ラプソティ』の予告編から、最高の一言を。

「さぁ君も、一緒に人生棒に振ってみないか?」

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