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経営者のための仕事がうまくいかない時のスピリチュアルな意味

この記事を書こうと思ったのは、
私がまさに今その状況だからだ。

実はこの1ヶ月で大型の案件が3つも流れた。
弊社が適任な案件にも関わらず、だ。

一つ目と二つ目の案件は、
金額が合わず受注できなかった。

クライアントが想定していた金額と大きく乖離していた。
非常に失礼な断り方をされた。
いわゆる「不義理」という形で、だ。

しかも、それなりの名前が通った企業。
売上は1億円を想定していた。
だから、非常に落ち込んだ。落胆した。

三つ目の案件は、技術要件が微妙に合わず受注できなかった。
クライアントは超有名な方。非常に切羽詰まった中での依頼だった。

しかし、残念ながら、要件が合わなかった。
うちでは手に負えない内容だった。
海外の仕事で、超エキサイティングな内容だった。
臍を噛む思いだった。

今月は、問い合わせをいただいても、
こんなことばかり。

いけると思った案件ばかりだった。
でも、すべてうまくいかなかった。

2時間半かけて足を運び、往復3万円かかった。
でも、結局、何を相談したいかよくわからない案件だった。

他にも、問い合わせに答えても、その先の返信がなく、
そのまま放置されるなど、

うまくいかない時が続いている。

おそらく、経営者の方なら、同じようなことを経験されている人も多いのではないか。

こんな「うまくいかない時」が続くと、
何か意味があるのではないか?

私はその意味を考え始める。

「何が目的なのか?」
「私に何を教えてくれているのか?」

スピリチュアルな捉え方を含めて、
私がこれまでの経験を踏まえて、
以下のような意味があると考えている。

2つほどご紹介しようと思う。

1、躍龍の時である
易経を読んでいると、この「躍龍」の時というのが、こういった時期にあたる。
簡単に言えば、「飛躍する前のとき」である。

大きく飛躍するのかと思えば、うまくいかず、ダメになる。
ダメになったと思えば、また次の依頼がきて応えようとする。
すると、そのうちのいくつかが、前よりも良い形になって、成就する。
こんなふうに「不安定」な状態が続く時がある。
これが「躍龍」の時である。
この時期には、自分の志を確かめながら、
自らの前に次々と迫り来る案件を見定めながら、
次々と判断をしていくことになる。
そして、見定める眼が養われていった結果、
時流に乗り、飛躍する。

つまり、飛躍する前の最後の浮き沈みが生じてくる時期、ということ。

このように考えると、今の時期は、
「何が流れていくのか?何が志と合致して、運ばれていくのか?」
こういった乱気流(ランダム)の世界にいる時なのである。

そして、次のタイミングで辿り着くのが、
「5次元」であり、すべてが循環する世界。

今はもう少し耐えよう。そして、いつでも上昇気流に乗れる準備をしておこう。いつでも「乗れる構え」でいよう。

2、陰徳を積む時間

何をやってもうまくいかない時、というのがある。
四面楚歌、八方塞がり、大殺界、天冲殺。

この時期は、「冬」である。
この冬の時期にすべきこと。
それは、種を蒔くことでも、水をやることでもない。

土を大切にして、耕して、待つ時である。

土を耕すとはどうすることか?

一言で言えば、「陰徳」を積むことだ。

陰徳とは、人に見えないようにやる善業のこと。
見返りを求めない、善業のことである。

経営者がよくトイレ掃除するのは、この「陰徳」を積めるから。
誰かのためにと思って、そっとお金を寄付する。
ある人のために、時間をかける。
時間をかけても無駄になってしまっても、ニコニコして過ごす。
怒らず、驕らず、悲観せず、コツコツと日々の善業を積む。

このような行動ができる人は、
世界にどのくらいいるだろうか?

今の世の中、自分の損得ばかり。
だから、実際にこのような一見して「自分が損すること」ができる人は、1%以下だろう。

苦労したり、うまくいかないことが続く時、というのは、得てしてこの隠匿を積むべき時である。

そして、このようなシチュエーションでも、
恨まず、妬まず、悲嘆せず、
今生きられていることに感謝し、日々をニコニコと生きていられること。

これができれば、
まもなく、あなたの人生は好転するだろう。

以上、「うまくいかない時のスピリチュアルな意味」を久しぶりに言語化した。

この状況に文句をいうのは、誰でもできる。
しかし、文句を言えば、飛躍はない。
この状況を悲観しても、現実は良くはならない。
いつでも、私たちは、自分たちの現実をつくることを選べる。

あなたが、このような苦難な時期をどのように過ごすか。

感謝を持って進もう。
そうすれば、必ず、「その時」が来るから。

同じような心境の人たちがこの記事を見ていると思う。

必ず、光が見える時が来る。
もう少しの辛抱だ。

私自身に言い聞かせながら。

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