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「お笑い」とかいう救い。ナインティナイン編

お笑いに救われる日々

まだまだ鬱々とした日々である。
就職活動も上手くいかず、失恋の傷もグチュグチュ膿み
何かを変えたくても変わらない。
いきなり変わるほど世間が甘くないのは分かっているのだが。

そんな俺を支えてくれるモノ。それが「お笑い」である。

お笑いを観ている、聴いてる時だけは全てを忘れて笑ってしまう。
昔からそうだった。

ばあちゃんが死んだ時も爺ちゃんが死んだ時も友達が死んだ時も、
先輩にボコボコにされた時も轢き逃げされて骨折った時も、

たくさん痛かった時も悲しかった時も、
メンタルすり減らした時でも、笑ってしまう。

表情は腐った納豆のようなのに「へへっ」と笑ってしまう。



岡村隆史とかいう小さいおじさん

今の若い子からすれば「チコちゃんのおじさん」
「ラジオでなんかやらかした人」
そんなイメージなのかな。

俺は「めちゃイケ」で初めて岡村を見た。
衝撃的な出会いだった。なんだこの小さいやつ!めっちゃ動くやん!
すげえおもしれえ!

一番岡村が輝くのはやはり「オファーシリーズ」ではないだろうか?
ただの芸人が劇団四季や、SMAPライブ、歌舞伎にEXILE、具志堅用高とボクシングなどジャンル問わずなんでもやる。

こんなに一生懸命で真面目な芸人は多分いない。
いくらふざけていても滲み出てしまう生真面目さがとても愛おしい。
真面目さ故に心の病(本人曰く頭がパカーン)にかかってしまったのだろう。
それでも岡村はそれさえも「笑い」に変えて戻ってきた。

頑張り屋さんなのだ。単純にカッコいいのだ。

子供の頃から一緒に歳をとってきたと(勝手に)思っている。
ラジオでも若い頃は毒ばっか吐いて、キレにキレてトンガっていた。
でも歳を食ってどんどん丸くなっていった。
独身と恋愛不適合者を拗らせてはいたが。
でもついに結婚もした!正直泣くほど嬉しかった。

岡村隆史より面白い芸人は多分たくさん居る。
でも岡村隆史は俺の青春なのだ。


矢部浩之とかいうハンサムボーイ

やはり初めて出会ったのは「めちゃイケ」だ。
全てのコーナーで回して色んな事を拾って
それを視聴者に分かりやすく説明する。
少し解り辛くても上手く咀嚼して視聴者に伝えてくれる。

しかしこんなにも過小評価な芸人もなかなかいないだろう。
目立たない、喋らない、ヘラヘラしてる。とかとか

待ってくれ。こんなに居るだけで安心できる芸人はなかなか居ない。
素晴らしいバランス感覚と優しい雰囲気。
しかもハンサム「吉本のブラピ」なのだ。

ラジオでもどこか暴走しがちな岡村を優しくフォローして、番組の流れを
やんわり軌道修正していく。
最近はすっかりパパキャラも板についてホンワカ家族話もしてくれる。

いつか許されるならこんな家庭が良いなあと思わせてくれる。
そんな安心感の塊のような芸人なのである。


ただの芸人紹介みたいになってしまった。

どんな時も笑わせてくれる芸人。彼らには感謝しかない。
お笑いがなかったら俺は本当に色々な意味でヤバかったと思う。
もう少しお笑いに力をもらいながらもう少し頑張ってみようと思うのである。

おしまい


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