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コロナ禍の中での成人式に向けて

 11月の3連休に、自分が来年の成人式で着る振袖を初めて実際に見て、着ました。母の振袖を譲り受けたので自分で選んだわけではないのですが、とても綺麗な着物なので気に入っています。本番がとても楽しみです。

 実は本来なら9月に祖父母の家に行って着てみるつもりだったのですが、感染拡大などの影響を受け結局延期になり、やっと11月に行くことが出来ました。祖父母の家に向かうためには今の居住地からだと県をまたいでの大きな移動になるので、万が一を考えてなかなか行く判断が出来ませんでした。特に最近祖父の肺の調子が悪いので、行く前の数週間はなるべく外出を控えるなど工夫をして行きました。あれから数週間経ちましたが、誰も体調を崩すことなく過ごせているので良かったと一安心しています。

 成人式の話に戻りますが、来年の私の地元での成人式は、小学校ごとに分けられての開催になる予定です。例年なら市全体の成人が集まれるのですが、やはり現状大人数で一堂に会することは難しいため、残念ですが仕方ありません。あともうひとつ残念なのは久しぶりに会う人たちとの対面でマスク必須であることです。成長した姿をお互いに見られるせっかくの機会で、外見の成長を確認することも再会の楽しみのひとつですがなかなか満足に叶いそうではありません。

 会場での感染防止策として、入場の際には体温や健康状態を記入した調査票の持参が必須であることと、保護者の参列は禁止、ネットでの会場中継が行われるようです。私は地元にずっと住んでいるので参加しやすいですが、今年は地元に帰ることが難しい人も多いと思うので中継という形がそのような人々の助けとして機能したらいいなと思いました。

 この記事を書いている時点では中止の知らせは入ってきていませんが、地域によってはすでに中止が決定しているところもあるので、本当にできるのか不安ではあります。せっかくの人生の節目なので開催してほしいし、中止になった場所でも代替案が生まれたらいいなと思います。

(2020/12/10)

著者:H.M