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石は使ってあげることが大事

私は小まめに自分の持ち物を見直すようにしていて、先日も手持ちのアクセサリーやジュエリーを見直しました。
軽い気持ちで買った、もう使わないシルバーやゴールドのアクセサリーを持ってデパートの貴金属買い取りコーナーへ行き、査定してもらいました。
その中に、石のついたものがありました。
対応して下さった方曰く、石はダイヤモンドやサファイアなど一部のものを除き、ほとんど買取の対象にはならないそうです。
そして買ったときはそれなりの値段がしても、売るときは(よほどのブランドものでもない限り)二束三文。
「だから、石は使ってあげるのが1番なんですよ。大事にしてあげてくださいね」と言われました。
それを聞いて、手放そうか迷っていた石を手元に残すことにしました。
私の場合ジュエリーは、何かエネルギーが欲しい時などに新しいものが欲しくなります。でも時には買い物に失敗してしまう事も。そのジュエリーに飽きてしまったり、魅力を感じられなくなった時の行く末もちゃんと考えてあげないと可哀想だな、気軽に買ってはいけないなと反省しました。
そんなことを考えていたある日、実家に帰った時に母のジュエリーボックスを眺めていました(小さい頃から母のジュエリーを見るのが好きなんです)。最近リングをほとんどしなくなった母。中に手入れされずに真っ黒に変色してしまったシルバーのリングがありました。少し大振りの、おそらく黒水晶の石がついたリング。磨いてみたら、何だかモダンで素敵。私の指にもピッタリハマりました。そこで帰り際に「お守りに貸して」と言って連れ帰ってみました。母は「もう使わないからあげるよ」と言ってくれましたが、まずは相性が良いか見てみようと思います。
何だか石にも気持ちがあるような気がします。だから自分の手元に来た石は、なるべくずっと可愛がってあげたいですね。
そしてお役目が終わった石は、また身近な誰かの元へ行けたら幸せです。

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