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こういうインド世界遺産はとても困ります。のご紹介

今日は、インドの38個ある世界遺産にすべておとずれた経験から、こういう世界遺産は困る、というものを紹介したいと思います。

1.町全体が世界遺産

1-1 砂と歴史都市 アーメダバード

例えば2017年に登録された歴史都市、アーメダバード。確かに歴史あり、雰囲気ありの見応えのある都市ですが、どこのどの部分が世界遺産かわからないのです。

アーメダバードの主要観光はいってみたのですが、正直古いけど歴史が・・・というものはあまり感じられませんでしたね。

先に紹介した階段井戸もあるし、なんだだモディ首相の出身だから。。。。なんて考えてしまいます。

1-2 ル・コルビュジエの建築作品 チャンディーガル

ル・コルビュジエは、日本をはじめ、各国で有名なので知っている方も多いのではないでしょうか?

ル・コルジュビエはスイス出身の建築家で、「近代建築の五原則」を定式化し、近代建築運動を推進する上でも大きな影響力を持ったことで、その功績が認められ、異例ながら世界遺産に登録されることとなった。その構成資産はる7か国17物件になり、日本の国立西洋美術館も含まれている。

ル・コルジュビエが設計したのは町全体で、パリのような円形型に町が形作られてます。また市役所等の建物がル・コルジュビエの作品だったりします。すばらしい街並みなのですが、広すぎて全部回れないのでやっぱりどこいけばええねん!って話はなりますね。ただ、世界遺産である市役所を外国人が勝手に入って写真などを取っていかれては困るということで建物を回るツアーなるものが現地にはありました。というかそれ以外では見せられないよと。


2.多すぎて全部回れない!

2-1 歴史的な建物が100個以上!チャーンパーネール・パーヴァーガド遺跡公園

ヒンズー王国が栄えた後、イスラム教による支配が長く続いた地域で100を超えるモスク、城、寺院などが存在していてポテンシャルは非常に高いですね。ポテンシャルが高すぎてどこいけばええねん!って話でした。(しかもかなり暑い。。。。)

しかもしかも、近くのちょっとした山も登らなきゃいけないとのことでかなり大変でした。主要な寺院を回って良しとしましたが。。。

2-2 インド6つの州にまたがる西ガーツ山脈

これを見たときに、どうしたらいいのか途方に暮れたことを覚えてますね。なんだったら今住んでるムンバイってすでに一部なんじゃないか、と思ったものです。

固有種や絶滅危惧種が生息する自然保護区が断続的に続いており、トラ保護区や国立公園を含む39箇所が登録されているのですが、今回は西ガーツ山脈のど真ん中で、且つら紅茶のブルーマウンテンと呼ばれる良質のニルギリ紅茶の産地、ウーティに訪れたことで、クリアとしました。


インド世界遺産、西ガーツ山脈とは?:インド亜大陸の西海岸沿いに縦断している全長1600kmもの山脈。最も高い山で2695mほどであり、そこまで高くはない。熱帯に属しているが雨が多く、多種多様な生物がおり、「地球上の生態系にとってのホットスポット」と呼ばれている。固有種や絶滅危惧種が生息する自然保護区が断続的に続いており、トラ保護区や国立公園を含む39箇所が世界遺産に登録されました。ちなみに「ガーツ」とはヒンディー語で「階段」を意味しています。

ウーティに訪れたときのブログはこちらにまとめてます


2-3 ヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群 in ムンバイ

次は、自分が住んでいるムンバイで2019年に世界遺産になった場所です。正直、すでにムンバイには2つも世界遺産があったのでこの登録は意外でした。

ムンバイにあるのでいつでもいけるぜ!って思ってたら実は対象建築物は100以上!建物が多すぎてどこがどれだかわかりにくく、とりあえず風景を一生懸命写真に収めるといった感じでした。

ヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群とは?
2つの歴史的建造技術・装飾を合わせ、最終的にインド独自の技術も融合。この独自技術はインド・デコとも呼ばれたそうです!
〇ヴィクトリアン・ゴシック:18世紀イギリスを中心に西ヨーロッパで広がったゴシック調のきれいな建造技術。19世紀にインドに伝わり建築された
〇アール・デコ:20世紀初頭に世界で流行した装飾技術。フランスから始まりインドにも移植された。

詳しくはこちらのブログにまとめてます。


海外で出会った動物シリーズ

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GOAという町でシーフードを食べようと思ったとき、店員が持って来てくれたカニや魚たち。あまりに活きが良いので店員が少しびっくりしてます。


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