のみ

日文B1から休学して仮面浪人を経験し、哲学専攻へと進学したB1。ただの日記です。

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最近の記事

空の上じゃないところに救いがあって

(タイトルは いよわ『エンゼルケア』より歌詞引用) この発言はわたしのものなのですが、これについてもうちょっと書いておきたい~と思ったので、書きます。 全文は以下になります。 「ひかりの底」という表現がとても好きなのですが、これをもう少し詳しく書くと、絶望・苦しみのプールの中で、ふと水面を見たとき、の、あの感覚を指しています。しかしこのことば自体には引用元が存在しており、そこではそういう表現で使われてはいないと思うんだけどね。 さて。 精神疾患持ちのいわゆるメンヘラ

    • うにょ~~~~

      ずっと世界に対してうっすら嘘を吐き続けている。そんな感覚がどうにも拭えない。 実存と喪失の狭間を行き来したような、そんな経験のある人がいるならば。もしかしたら、すこし、思い当たるモノがあるかもしれない。どこかにいる誰かと、このわたしの孤独を慰めるために、今コレを書いている。 明るい保健室、一人で聞くチャイムの放送、全く動こうとしない足元。 久しぶりに吐き気を覚えて、近くて遠い、あの当時のことを思い出していた。 いつ、とか、どんなふうに、とかを書こうとしたけれど、どんな説

      • うみとひかり - 短編小説

        愛していたいと思う。 たとえ、それが独りよがりだとしても。 「ね、ご飯食べた?」 「んー……食べたと言えば、食べた」 間延びした声を返すキミの顔を見る。そして、ふわぁ、と欠伸をして、用意していたラップの掛けられた皿を、テーブルの端に寄せたその指先の戸惑いも。ラップの内部の水滴が、丁度半分あたりで模様が変わっているのが見て取れる。お椀に米をよそった形跡もない。全くこの人は、とため息をついた。 「ちゃんと全部食べな。ただでさえ食が細いんだから」 「なんでよ~、めんどくさぁい

        • ねこのくつした-2023/04/17 日記

          久しぶりに中学時代の部活の夢を見た。 吹奏楽部だったわたしだが、見ていたのは演奏していた風景などではない(むしろ楽器を奏でている夢を見るときの方が少ない気がする)。大きな、見覚えのない、それでいて薄暗い体育館の舞台裏で楽器を運搬していた。 顧問もいた。かわいがっていた後輩は最近会った面影と混ざって、時系列がぐちゃぐちゃになっていた。顧問はいつの夢でも、中学時代のまんまである。 気が付けば病院にいた。祖母もいた。顔はよく覚えていないが、祖母だった気がする。 高層な大学の講

        空の上じゃないところに救いがあって