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合宿の感想

箱根での合宿に参加してきた。
全国の医学部生が一堂に会する機会。そこで感じたことをメモしたい。

「言葉」の力

前で話す人たち(運営、代表をしている人たち)の何がすごいかって、「言葉」で伝える力に目を見張ってしまった。

自分の体験とか感情を的確に言葉にするのはもちろん、それを伝えて人の心を動かす感じ。だからこそこれだけの人が集まったのだろうと思った。

1からアイデアを出して、人に伝えて人を集めて。こういうことができる人はすごいな〜と本当に尊敬した。

これからも面白い人にたくさん会いたい

今回の合宿に参加した人は、皆何か面白いところがあった。

ベンチャーでインターンしていたり、面白い団体を運営していたり、静かに見えるのに実はすごく語れることがあったり、トークがすごく上手だったり。何か一芸秀でている人しかいなかった。

特に、トークがすごく上手い人がいた。この人によると、人との会話を面白くするには、自分のフィールドに持ってくること、らしい。

でもそのテクニックというより、純粋に人の好きなことを知るのが楽しいらしい。そして、話を聞いて、自分の引き出しをどんどん増やすらしい。

自分と同い年とは思えなかった。凄すぎる。
全国にはこんな面白い人がたくさんいるんだな〜!
その人は話すのも上手いが、基本的に相手の話をしっかり聞いてそこから話題を広げるのがうまい。

話を聞く時とか、ずっと話していると同じ反応をしちゃったりとりあえず笑ったり、ということが多いので、私もトーク力と聴く力をつけたい。

自分について考えたこと

人の前に立って人をまとめるとかは苦手。
人をサポートする立場が得意。

でも、ある代表をやっている子が「最初は自分も人の前に立つのは苦手だと思っていた。でも、その時に怖かったのは自分に批判が集中することだったんだと気づいた」と言っていた。

なので、もしかすると私もやってみれば意外とできるのかもしれない。でも、そこまで情熱を注げる団体が今のところない。国際保健系とかで面白いのあればいいな。でも、団体というより自分でどんどん行っちゃえ!と考えてしまうな。

海外にひたすらいきたい、が主体のキャリア

一人の先生が「自分が目指したい社会を描いてみる」と言っていた。そこから自分のやるべきことを考えると良いらしい。
つまり、私の場合で言うと、「海外ではこんな問題があるから、これをして、〜な世界を目指したい」と言う感じ。

でもこの間話した先生は、「今は何も見ていないから問題意識を持てないのは当たり前。その国にとにかく行くことだよ」と言っていた。

どっちなんだろ?でも今無理に目指す社会を考えても、机上の空論になると思った。なので、ひとまず今は、いいや笑

マイペースになってきてる

これは、自分について。

大学2年生の時に参加した学生団体の合宿の時は、とにかく話そうと思ってがむしゃらに動いた。

今回は、疲れたしもう無理だ、、、寝よう。と言う感じで自分のペースを守った感じだった。もちろん人に合わせてはいるが、無理はしない、と言う感じ。

自分が疲れなくなるのでいいことではあるけど、自分の意見しか信じない人にはならないようにしようと思う。

あと、深夜テンションみたいなのが苦手だ、、、とわかった

すごく疲れてしまう。

一方で、朝とか昼に話すのはとても得意。
将来、夜勤とかできるのかな心配です。

話せる子に出会えたかも

今回の合宿は二日間と短かった。
1日目は疲れたけど、二日目は朝から明るい日差しの下でじっくり話せた子ができた。

最終的なリフレクションでたまたま一緒になった子と、考え方とか雰囲気が似ていた。相手の子、私の話を聞いて泣き出してしまった。共感することがとにかくたくさんあって、これからも深く語れそう。今後もオンラインでも会えそうなので、嬉しい。

最初は国際保健に興味のある人を見つけよう!と思って参加したが、何に興味があるかではなく、似ている人を見つけられたのが嬉しい。

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今回の合宿は、新たなことを知る、というよりは人と知り合って自分についても深く知る、とか参加している他の人の強みを見て自分もこうしようと思えるなど、「人」を中心にしたものだった。

一方で、自分について知っても、これ以上無理して変えるのもな〜、とか思ったり、このままを受容するしかない!などといったある意味達観した感じになってきているので、純粋に自分を変えたい!こうなりたい!と思っていた4年前が懐かしかった。私はもしかすると大人になってきているのかもしれない、、、そこはかとない寂しさもある。

一方で、参加していた他の子は大人びた子が多かったので、自分はむしろ若く見られたのが面白かった。

まとめると、精神は確実に大人になるのだなと感じた合宿だった。そう考えると、日々全力で生きる!!!!!とか思える時期は貴重だし、そういう時期は全力で生きろ!と色々な人に言いたくなった。

「自己受容」と「成長、殻を突き破ること」のバランスを考えていきたい。

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