せんちめんたりずむが死んでゆく
センス・オブ・ワンダー
大人は鈍感にならないと生きていけないこの世界
たまに胸の奥がツキンと痛む
それは夕焼けを見た日 それは夜の風に吹かれた日
ああ 私の中のせんちめんたりずむが死んでゆく。
触れると爛れる水のような感受性はいつの間にか浴槽にあふれるぬるま湯に変わっていた。
傷つかないことは、それでいいのか?
沢山ケガをして、痛みを詠んで泣いていた私はもう居ない。
次第に自傷行為で血を流すことも無くなるだろう。
生き辛い、それはひりつくようなエタノールの感性。
私はいつまで子供で、いつから感性を殺した?
2022/10/17 17:29
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