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小説投稿サイトに投稿してみた!その2:エブリスタ編

その1『なろう編』に引き続き、エブリスタ編です。

最初の注意事項です。
そらはTL・NL(女性向け、男女の恋愛もの)を中心に書いている人です。
そこを含んで頂いて、読み進めて頂けると、と思います。

さて、『なろう』から他に投稿しようと探し出したそらですが、次に投稿しようと決めたのは、『エブリスタ』でした。

エブリスタ

投稿を決めた理由は恋愛に強い、けど恋愛一色でもないというところに強く惹かれました。
TL界隈では、中にはとにかくラブシーン、というような傾向もあったりするのですが、そらはそう言った意味では、じれじれ派。
むしろ、それを期待している方には申し訳ないくらい仕事や人との関連を書くので、とにかくアレなやつ!ひたすら恋愛!!を期待している方にはむしろ向いていない作風なのですね。

それも受け入れてくれそうだ!エブリスタ!
が投稿の理由でした。

『エブリスタ』は、いろんなジャンルで投稿することが可能。
こちらも大手の小説投稿サイト。投稿する人なら、必ずここも検討するはず。
書籍化も多い、と言われています。

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https://estar.jp/

特徴

さて、特徴です。エブリスタでは、

コンテストが、とにかくたくさん開催されている。
集英社の『ナツイチ小説大賞』とか、ポプラ社の『ピュアラブ小説大賞』とかのように、書籍化を検討してもらえる大きな賞から、『三行から参加できる、超妄想コンテスト』まで、今、確認したら、2020年10月20日現在で、7つのコンテストが開催されてました。

そらが最初見て思ったのは、おしゃれなサイトだなぁ…とまるで地方から東京に出てきた小娘のような感想でした。

実際、ランキングなどを見ても、ずらっと、イラストや写真の入った表紙が並び、中にはイラストレーターさんや、デザインを誰かに依頼でもしているんだろうか…と思ってしまうような綺麗な表紙が並んでいます。
さらに、そこに作者さんの一言が記載されていて、タイトルで、あらすじを説明する必要はない造り。

だからこそ、タイトルに個性が出ていて秀逸なものも多いですね。

ライトノベル、より文学的だけど、文学一色でもなく、ジャンルで棲み分けできている。
そして何より大きい特徴は、『ペコメ』と呼ばれるページコメント機能でしょうか。


ページごとで、入る読者さんからの一言感想、(たまに一言じゃない熱い感想が入ってたりする)みたいなものです。
これは衝撃でしたね。web小説投稿サイトのならではの機能です。
SNSのように作者さんと読者さんのやりとりが楽しめるのも、このサイトならではだと思います。

強いジャンルは『恋愛』『BL』と言われていますね。

実際、書いている方は恋愛ジャンルは正直激戦区です。(これは機会があったら、むちゃくちゃ語りたい!)
けれど、それだけ質の高いものがたくさんあるので、読み専としては楽しいと思います。
実はここのサイトは9割がいわゆる『読み専』さん(自分は書かず、読むのが好き、って方ですね)だそうです。

恋愛に強いとは言っても、そらは個人的にはSFやファンタジー、エッセイなどもいい作品がたくさんあるんだよなーと思っております。
コンテストが多いのも切磋琢磨の理由かもしれませんね。作家さん同士の交流も多いような気がする。


コンテスト職人なのか?!と思うほど、ありとあらゆるコンテストに参加されている方も見かけます。

仲間意識があるような感じがして、最初は入りにくいかもしれませんが、入ってみると皆親切なので、心地良かったりはします。

エブリスタ主催のコンテストは、毎回違うテーマごとに書き上げて投稿することになるので、これはとても大変なことです。


そらは、基本的に長編作家なので、1本あたり10万文字程度の作品が多いのですが、惹かれるテーマがあれば、短編コンテストにも参加します。
短編を書くときは長編とは違う表現や作り方になるので、それも、勉強になります。
長距離と短距離は筋肉が違う、みたいなもんですかね。
限られた文字内で物語を完結させるのは、これはこれで、展開を考えるものですから。

評価について

エブリスタでは、読んでくださった方が1日1個1作品ごとに送れるスターというものがあります。
いいね!みたいなものですね。
これ、実はとてもいい仕組みだと思います。他のサイトにある、星1〜5の間で評価する、というものは、実は書き手の胃が痛くなる…。

星1であってごらんよ!
何?!何か悪いの?!ってなるじゃん。
折角評価してくれても残念評価では、モチベが下がる。

けど、ここで贈られるスターはいいね、なので単純に嬉しいのです。
他にも、ペスタと呼ばれる『ページスタンプ』なる機能があります。気分に合う顔のスタンプを押すだけ。


書き手は、あーここはキュンが多いな、とか、最初の方のページだとわくわくが多くて、おお!期待してくれているらしい、というのが何となく分かります。


そして前出した『ページコメント』通称ペコメですね。
少し前のアップデートで、ペコメにもいいねできる機能がついて、秀逸なペコメにはいいねがいっぱいついていたり、自分もそう思う〜!はあえてコメントは書かずに、いいねしている人がいるようです。


アップデートはかなり、こまめにされているなっている印象です。

ランキングについて

エブリスタの場合は、評価だけでも、スター・本棚・ページスタンプ・ページコメント、そしてもちろん読者数とPV


これだけあるので、ランキングについても、ある程度のアルゴリズムを組んでいるんだろうなあとは思います。
だから、スターのみでも本棚のみでもなく計算されて、ランキングが作成されているんですね。


ここでは新作・完結については明らかに何らかのポイント的なものが加算されています。


新作・完結はランキングに一気に反映されます。
1位〜10位の作品はトップページに掲載されますので、それは目立つ!!
連載時からトップページに載る方もいらっしゃいますが、完結・新作で載ることが多いです。


新作ならばこれで目立てば、本棚に入れてもらえるし、完結ならばPVが一気に伸びて、フォローしてもらえる可能性が高くなる。
ランキングは日刊については数日で入れ替わる、という印象ですね。


でも、エブリスタでは『沈む作品がないように』をテーマにしてくださっているようですから、これで良い、と思います。

結果

読まれているものは、ダントツで恋愛が強いのも間違いはないですが、書籍化はそれ以外のジャンルからもたくさんされています。
楽しみ方のたくさんあるサイト。

とゆーか、書籍化は恋愛もの以外のが多い気がする。アクティブで読んでくれているものと、書籍化はまた違うってことですね。


投稿できるジャンルがたくさんあり、それなりに読者さんがついている感じ。
実は*男性の書き手さんにも親和性のあるサイトだと思います。
読み手が少なくても感想がついたりするので、それはそれで楽しい。


エンジョイするもよし、コンテストに参加しまくってガチ勢になるもよし。
コンテストについては、フォロワーや、スター(評価)に関係なく選出して下さるのが、良いですね。
編集部で選ぶ新作セレクションも同様です。

*美しい表現をする人だなあと思って交流を進めていくうちに男性だったと発覚することが結構あるんですよ…。

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