重度障害者の介護問題

日本には約503万人の身体障害者・知的障害

者がいて、そのうち約485万人が在宅(身体

障害者419万人・うち在宅412万人、知的障

害者84万人・うち在宅73万人)で暮らして

います(内閣府「平成30年度 障害者白書」

医療の進歩により重度の障害があっても長く

生きられる一方で、介護者である親や家族が老

いた時、亡くなった時に彼らの生活がどうなっ

てしまうのか高齢化の問題と共に大問題である

事は間違いありません。

国は施設から地域でと言う政策です。。。

しかし現実はどうでしょうか?

入所施設、グループホームが不足している

環境下で施設から地域でとか、考える以前の

話です。

行き場の無い重度障害者が高齢の親に介護され

ている。

ほぼ90%の障害者が在宅である事は統計上も

間違いありません?

重度障害者や重度難病の方々は24時間介護が

必要ですがそれをカバーする支援策も国にも地

域にも残念ながら在りません。

地域に受け皿が少ない。

廿日市市も事業者努力で受け皿は増えてはいるも

のの足りない状況です。

それが重度障害者の家族介護が普通になって

いる実態です。

今現状で対策が無いと言う事が本当に辛い。

しかし前に進み20年後の幸せな廿日市を作らな

いといけません。

福祉業界の皆さんと医療機関、地元企業とも連携

して受け皿あるいは雇用を模索していければ光は

見えるはずです。


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