アメリカと日本の障がい者への対応1

アメリカ、ラスベガスで感じたバリアフリー

日本のバリアフリーと何が違うのか❓
さりげない普通感だと思います。
日本はまだ原始時代みたいな感じで遅れてます、シアトル空港施設、ラスベガスはバリアフリーも障がい者への対応も全然違います。あまりに普通で当たり前ハードもソフトも。

成田空港では日本人高齢のクルーが3人で介助、かなり無理を感じ、恐ろしさを感じた、介助技術も未熟。
私、生涯学習介助技術のインストラクターです。ごまかしは効きません。

ラスベガスへはシアトル経由です。シアトルまでは健康面を考えビジネスクラスです。
なんて贅沢と思われますが、痛みを感じない体幹の無い重度障害の私たちは長時間座る事は思わぬ怪我や病気を引き起こします。
横になる事は重要だと思います。
健康はお金では買えません、最高のサービスとストレスフリーは必要です。

シアトル空港では介助技術を持つクルーが2人で簡単に私を運んでくれました。
入国手続きも優先的に案内してくれました。
全てが雑では無く大らかでさりげない当たり前な動きでした、私も恐縮することなく普通に当たり前な感覚でした。
日本人は恐縮や遠慮をしがちです。しかし当たり前なサービスだったら恐縮や遠慮は必要ありません。
大きな差を感じる場面でした。

空港からレンタカー施設までのバスでも車いすの私を見つけたら直ぐにスロープを出して運転手さんが手招きします。
日本だったら事前に予約してになる行動。
日本は障害者が何でも交通機関で移動などする時、申請や予約になる。
ラスベガスだからではなく、教育、文化、社会が日本人とはかけ離れているのだと感じる。

ラスベガスで開催されるアーチェリーの祭典、ベガスシュートには世界中からアーチェリー愛好家が集まる。日本からも多くの選手が参加。
障害を持つ選手たちも世界中から集まる。
パラ部門があるのでは無くあくまで同じ土俵で競う。
開催される会場はSouth Point Hotel。
このホテルはデカイ。
フロントが何処なのか。。カジノも巨大。エレベーターホールまで遠い。
部屋から会場までも移動が大変だ、フカフカのカーペットは車いすには辛い。
会場は乗馬場だそうで、サッカーでも出来そう。

最新モデルの見本市も賑やか、障害を持つ選手も沢山いて、普通に馴染んでいます。
多くの人たち、車いすの人が笑顔で人種が違っても皆んな話しかけてきます。
英語は苦手ですが何となく会話が成立して、以外に世間話が出来ます。
日本人は本当シャイだなと思いました。
もっと目を見て笑顔で大きな声で自信がなくても積極的に声をだす大切さを感じました。

続く

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