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自然・人間・社会

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自然・人間・社会の関わりという広大な原野を探検する試み。アフォーダンスの概念を軸に「生態心理学」を構築したエドワード・S・リードの『アフォーダンスの心理学』を相棒に著作を相棒に、… もっと読む
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自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/8.脳の《可塑性》

写真出典:AlainAudet @pixabay 前回から、人間の脳の特性に関連して、脳の自発性を検討した第…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/7.脳の《多産性》と《余裕…

写真出典:AlainAudet @pixabay 人間特有の《脳ー身体ー環境》のカップリングに話を進める前に…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/6.《脳ー身体ー環境》の連…

前回と前々回にわたって、人間が備えている《生き物の自発性》が脳の自発的活動に支えられてい…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/5.脳の自発性(後編)

写真出典:AlainAudet @pixabay 前回は、成人の脳が外部・内部からの刺激がなくても自発的に活…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/4.脳の自発性(前編)

写真出典:AlainAudet @pixabay 前回、アフォーダンスの概念を理解するカギは「生き物の自発性…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/1. 二元論と心理学

写真出典:AlainAudet @pixabay 自然の中の人間、そして、その人間が作る社会。その関わり合い…

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/2. スピノザの「一元論」

写真出典:AlainAudet @pixabay 自然の中の人間、そして、その人間が作る社会。その関わり合いを、エドワー・S・リード『アフォーダンスの心理学』を手がかりに考えていくシリーズ。第2回は、リードの発想をヒントに考えを深め広めていくときに参照すると役立つと感じているスピノザの哲学を紹介します。デカルト・ニュートンの流れとは正反対の「一元論」が彼の特徴です。 前回はこちら: 1.「二元論」の復習   スピノザの考え方を紹介する前に、デカルト、ニュートン的な「二元論

自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/3. アフォーダンスとは?

写真出典:AlainAudet @pixabay このシリーズ、3回目の連載です。第1回で ”エドワード・S・…