自然・人間・社会/『アフォーダンスの心理学』と考える/2. スピノザの「一元論」
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自然の中の人間、そして、その人間が作る社会。その関わり合いを、エドワー・S・リード『アフォーダンスの心理学』を手がかりに考えていくシリーズ。第2回は、リードの発想をヒントに考えを深め広めていくときに参照すると役立つと感じているスピノザの哲学を紹介します。デカルト・ニュートンの流れとは正反対の「一元論」が彼の特徴です。
前回はこちら:
1.「二元論」の復習
スピノザの考え方を紹介する前に、デカルト、ニュートン的な「二元論