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ゲーム実況者になろうとして失敗した話

私は中学生のとき将来はゲーム実況者になりたいと思っていました。そしていざ高校生になるとパソコンを自作してまでゲーム実況を始めたのです。ちなみについ最近のことでございます。黒歴史確定だな...コリャ。そこでどうしてやめてしまったのかを掘り下げたいと思います。


伸びない

おそらく当時投稿していた動画の本数は5本くらいでした。しかし最も伸びた動画で視聴数60回位、平均しても30回くらいのものでした。チャンネルは成長するどころか、動画を投稿するたび視聴数が減りました。どうやらyoutubeのシステム上、名前のない投稿者は伸びにくいようにできているらしいのです。「youtubeは当たれば大きく、チャンネルは大いに軌道に乗る。ニコニコ動画は初心者も伸びやすいが、爆発的に伸びることはない。」そういうことみたいです。あまりに変化することのない様子に飽き飽きしたのです。やれば成功する。人気者になれるだなんてことは思わないほうがいいですね。

だるい、時間がない

激務というのはそれ一つで退職する理由になり得ます。私も学校終わりにやってくる撮影、編集を激務と感じていました。一本にかかる撮影時間は6時間くらい、編集時間は5時間くらい。毎日投稿なんてもってのほか、週一回投稿もかなりの苦行。ゲーム実況やっていたのですが、これを職業にしている人の凄さに気づきました。ゲームをすることがこんなに苦しいだなんて...。もっと他にやるべきことがあるのに、それの時間を割いてやるしかないのです。「ゲーム実況は自由時間に、楽しく、趣味の一環としてやるべきだ。」こう思いましたが、私にはそのようにする能力がなく、ただただ苦しいものだったのです。youtuberが楽だなんてことは甘い甘い幻想に過ぎなかったと言うわけです。

ネタがない


ネタがないのに実況するってWWW私はアホなのでしょうか。末期の私は実況するためにプレイする。面白くなくてやめてしまう。の繰り返しでした。人間夢を見るなら、もっと具体的に見るべきですね。それが学べただけでもこの失敗に意味があったと思わずにはいられません。そうしなければ、発狂したくなりますよ。ご近所トラブルは御免です。

別のことに興味が出た

youtuberになるべく、私は様々なことを調べておりました。その一環として、カメラ及び写真について調べていたのですが、これが面白すぎる。調べれば調べるほど疑問がわき、新しい発見は尽きることがありません。調べるのが好きな自分にとって麻薬みたいなものだったのです。

まとめ

私はyoutuberに甘い幻想を抱いていました。きっと理想と現実のギャップに耐えられなくなったんだと思います。夢に目指して具体的に行動し、そして一瞬で折れる。これを高校生のうちに経験するのは、かなり珍しいのではないでしょうか。これは将来何らかの役に立つでしょう。きっと、おそらく、たぶん...。そう思わなければやっていけません。このようなものを黒歴史というのでしょうか。夢は見ているときが最も楽しい。そう思った出来事でした。