「#アイナナの曲から10曲選んで趣味を晒す」にかこつけてアイナナ楽曲の歌詞について語りたい


まずはこちらの画像をご覧ください。

「#アイナナの曲から10曲選んで趣味を晒す」

っていうけどさあ……

選べるわけないんだよねぇ……

「音楽的に好きな曲」とか
「ストーリー込みで好きな曲」とか
「思い出があって好きな曲」とか

色々あって好きなの10曲とか絞れないヨォ……

しかも全然140字に収まらないヨォ……

になったのでいっそnoteにしたためることにしました。

note書くの実に数年振りなんですが

まさかこんなことで動かすことになるなんて…

ただ「10曲選んで」としか書いてないので別に特別好きな曲にこだわらなくて良いんだよなあ…というのに後から気がつきましたが それいうとこの記事の前提が覆るので言ってはいけないゾ!

さて本題

悩みに悩んだ末出した結果がこちらです

1.ナナツイロREALiZE
2.WONDER LiGHT
3.HELLO CALLiNG
4.PARTY TIME TOGETHER
5.Encounter Love Song
6.TOMORROW EViDENCE
7.Smile Again
8.永遠性理論
9.三日月のヴェール
10.ミライノーツを奏でて
11.NAGISA Night Temperature

番外編
・Endles
・Labyrinth
・Forever Note


いや10曲じゃねーじゃねえか!!!!

っていうツッコミはとりあえず押さえといてください
(選べるわけねえつってんだろクソがよ)

選出基準は先ほどの3項目ですが

特に「歌詞・曲が良すぎる」10曲+αを選ばせてもらいました。

泣きながら選んでますからねこの人

さて一つずつ語っていきましょう。早速ね。

※以下の記事にはアイドリッシュセブン6部までのネタバレが微小に含まれております。なるべくネタバレは避けてますが、少しでも知りたくないという人は今すぐ読んで来い。頼むから。

※ここの記事で書いていることはすべて音楽知識がたいしてない人が深夜テンションにて綴った妄言です。あまり真に受けないように。






ナナツイロREALiZE

こちらはアイドリッシュセブン3部(アニメでは3期)
この年のミュージックオブピープル、通称MOPという
賞レースにてTRIGGERと対峙した際に披露した曲になります。
3部ストーリー内にてツクモの策略により
芸能界を干されることになったTRIGGERに対して
「僕らは消えない虹なんだ」
……とはずいぶんスゲ〜こと言うな?!
とか思ったものですが問題はそこではなくて。
「そろそろさ 未来じゃなくて 今日に夢中になって!」
とかも素晴らしい歌詞なんですがそこじゃなくて
主題にしたいのはCメロ、

"さびしい日は 怪獣の歩幅でさ
いつでも駆けてくよ 信じてろよ
誓うけど…聞いて!
なんにもない日も 自然とそこにいる
僕らはそんな人に そんなふうに
なってみたいんだよ もっと!"

ここです!!!!!!!!
 
アイドリッシュセブンは"虹(2次)を超える"
をテーマにコンテンツを展開しているんですが、
まさにそれを表すフレーズですよね
 
さびしい日はいつでも駆けつけてくれるんですよ…
この歌詞に何度勇気をもらって
何度励まされたことか…
 
3部の重々しいストーリーを払拭するかのような
明るくてキラキラした曲調が
まさにIDOLiSH7!といった一曲です。


WONDER LiGHT

「明日を呼ぶための祈り」

「消える夕日を始まりの合図に」
蝋燭にそっと火を灯すような
一織の歌声で始まるこの曲は
アイドリッシュセブンThird beat!第二クールの
オープニング曲です。
作曲はAyase氏。そう、実質YOASOBIです。
 
とうとう最後の一角ŹOOĻが登場し
アイドリッシュセブンの物語にさらに
波乱が訪れる3部後半。

「アイドルとファン」について
深く見つめるようなシナリオに色を添えるこの曲は
 
まさに「アイドル」についての曲だと思っています
実質YOASOBIだからね

アイドルを見つめるファン、
ライブが始まる前の心踊る様を綴った歌詞

「明日を呼ぶための祈り」

ファンがアイドルを応援するのは
彼ら彼女らが輝く姿を見て明日を生きる糧に
するための"祈り"なんですよね…。


HELLO CALLiNG

「初めましてハートへ 繋いでくコーリング
 虹の糸電話HELLO HELLO
 見つけた運命だ 君はどう?」

俺も運命だよ!!!!!!!!

こちらはアイドリッシュセブン7周年の年に発表された楽曲の一つです。

ナナツイロREALiZEで「寂しい時はいつでも駆けてくよ」と伝えてくれた彼らが
なんと私たちのハートに系電話を繋いで「運命」だと
仰ってくれています。何ということでしょう。
ぜってえ離さねえからな

「何したって 君の細胞にはなれないけれど
 だから だからこそか 思い届くのは」
 
私たちの祈りのような「好き」も
 
彼らの大勢に向けられた「愛」も
 
実際に交わすことは出来ないけれど
 
だからこそ想いはずっと届いているのだ
 
この音を伝って。

「来年も十年後も来世でも
 見つけた運命だ 君はどう?」


PARTY TIME TOGETHER

「やっと笑顔見せてくれたね
   内緒でアイスでも食べちゃおう
      買い出し係の特権ってやつで」

 
歌詞といえば。
 
皆様アイドリッシュセブンにおける伝説の楽曲を
ご存知でしょうか。
 
そう、歌詞を読み解くと脅迫文が浮かんでくるという逸話を持つ「Sakura Massage」ですね。
(歌詞を読み解くと脅迫文が浮かんでくるアイドル楽曲ってなんだよ、本当に)
 
こちらはそのB面曲になっています。
 
最近だとムビナナDAY2にて披露されているため
聞く機会が多い方もいるのではないでしょうか。
 
映画だと演出でコーヒーカップが出てきたり
振り付けも可愛らしく遊園地のような
一見キラキラで楽しげな曲です。
 
でも歌詞を読むと分かるんですが
この曲は「落ち込んで塞ぎ込んでいる人を励ます歌」なんです。
しかも2番になるまで全然笑ってくれないんですよ。
 
落ち込んでる悲しみに寄り添うより
楽しいことして笑っちゃおう!
悲しみが晴れるまでずっとそばにいるからね!
 
って曲なんですよ…
実にIDOLiSH7らしい歌詞ですよね
 
まさに前述したナナツイロREALiZEの
「さびしい日は 怪獣の歩幅でさ
 いつでも駆けてくよ」
を体現した曲になっているんです……。

ちなみにこちらの曲、
YouTube premium限定コンテンツ
「アイドリッシュセブンVibrato!」
の後期エンディング曲になっています。
 
使用されている話のタイトルは
「PARTY TIME TOGETHER」
珍しくメンバー全員のオフが被った日に
ナギがみんなで何かしたい!という提案をするお話です。
 
4部まで読んだ人は言いたいこと分かるよな?



Encounter Love Song

「聞いて 地球 どこにいても
        迎えに行くから」


 
ここまで読んでくれた方はお分かりでしょう。
 
寂しい時は駆けつけて、

ハートに糸電話を繋ぎ

「運命だ」と言ってのけた彼らはついに、



地球どこにいても迎えに来てくれるそうです!!!!

ヤッタ……!!!やったよ…!!

みんな…今日はお赤飯だよ……!


今こんな茶化して言ってますけど
発表当時はボロボロに泣きました
 
こちらは今年の1月に行われた
3Dツアーライブの千秋楽公演に向けて
発表された楽曲なんですが
 
詳細は割愛しますが
去年色々あって精神的に辛かった時に
ムビナナで再び彼らに出会ったんですが

数年ぶりにあった彼らは
ずっと変わらない純粋さで
ファンへの愛を歌ってくれてました。

そう、"寂しい時に怪獣の歩幅で駆けつけて"
くれたんですよね……。

そんな彼らを再び幕張メッセまで追いかけてたら

今度は「地球何処にいても迎えに来てくれる」
と来たもんですよ

それはもうベロベロに泣きましたよ!!!!!

なんなら書いてる今も泣いています。

↑当時の狂い

ちなみにこちらの楽曲、渋谷センター街にて
2024年1月24日~2月6日まだの間で
フラッグ広告と共にBGMで掛かっておりました

街中で聞こえるEncounter Love Song、
マジで出逢いに来てくれるじゃん……


TOMORROW EViDENCE

「駆けてきた日々よりも
          長い時を迎えに」

こちらはアイドリッシュセブン6部、
ブラックオアホワイト(年末に行う賞レース。紅白みたいなモン)にてIDOLiSH7が披露した曲です。
その後ムビナナでも披露されています。

IDOLiSH7の楽曲には時たま小文字の「i」が
楽曲名に入っているものがあるのですが
こう言った曲はストーリーやコンテンツの節目など
重要な機会を彩る楽曲であることが多いです。

これね、アイドリッシュセブン屈指の激エモ曲です。

・IDOLiSH7のメインストーリー上最後(現時点)の楽曲
・逢坂壮五がブラホワに向けて制作した渾身の一曲
・作曲がkz氏、作詞が真崎エリカ氏のMONSTER GENERATiONコンビ
・故にモンジェネを踏襲した歌詞がそこかしこにある

作中のメインキャラクターが成長した証で、始まりの曲がモチーフになってるなんてオタクみんな好きだろ……??

「幸せになろう!みんな!
  作ろうTOMORROW EViDENCE」

なんてまさにハッピーエンドな歌詞だし

「駆けてきた日々よりも長い時を迎えに」

は6部でメインストーリーが完結しても
まだまだ終わらないことを示唆してくれる
ありがてえフレーズですよね……


Smile Again

「そんな簡単なもんじゃないんだって 人生は」

こちらは「アイドリッシュセブンThird beat!」
第一クールエンディング曲「PLACES」の
B面曲になります。

パッと歌詞を見て曲を聴くかんじだと
TRIGGER版「PARTY TIME TOGETHER」
って感じなんですが(隣で笑ってくれるアイナナとは別に隣に立って肩をポンと叩いてくれるような励まし、実にTRIGGER…)
 
しかしこれのA面が「PLACES」となると話は別で、

このPLACESがエンディング曲となるアニメ3期の
後半では「TRIGGERの失墜」が描かれます。

そんなエンディング曲のB面であるこの曲、

これから明けない夜を超えていく彼らの

決意の歌とも取れるのではないでしょうか。


………という話をしておいて何なんですけど、

この曲の90年代○ャ○ーズを思わせる曲調が
べらぼうに好きなので選出した、というのが
大きな理由だったりするんですよね……。


永遠性理論

「終わりの世界にワープが出来ても 
              きっと通過点だ」

こちらはアイドリッシュセブン4部ストーリー内にて
Re:valeが高校サッカー大会のテーマ曲として提供した楽曲になります。 
 
爽やかなギターのメロディがまさにスポーツ大会のテーマに相応しい一曲です。
作中では元サッカー部キャプテンという経歴を持つ百が作詞を手がけた曲になってるんですが、

あの、あまりにも歌詞が善性で強すぎませんか?!?

この辺はTwitterでも騒いでたんですが

この百という男、元サッカー部でプロ選手になることも期待されてたような人材だったんですが
試合中の怪我によりサッカーが出来なくなってしまったという過去があるんですよね。
そんな中で別の相方と組んでいた時代のRe:valeに出会って希望をもらうも、Re:valeも事故に遭い相方が失踪、千に音楽をやめてもらいたくない一心で新しい相方としてRe:valeになったという経緯の持ち主なんですが

こんな重い過去を持つ人から出る歌詞が
永遠性理論なの……すごくないですか……

この曲をきっかけとして5部以降の楽曲は
ほぼ百が作詞を手掛けている、ということになってる
んですが
出る曲出る曲紡がれる言葉はポジティブなのに
書いてる人の重みがあるから明るいのにしっかりメッセージ性を持つ…ってすごいことになってるんですよ
これ聴いた後に太陽のエスペランザ聴いたら温度差で風邪引くよ


三日月のヴェール

「夢があって 良かったよな」

あの、この曲に関しては
1フレーズ毎に何か言えてしまうので
改めて提出させてもらっても良いですか()



ミライノーツを奏でて

「三千世界の緞帳 そっと飾りつける僕ら」

こちらは「アイドリッシュセブンSecond beat!」
エンディング曲です。

アニメ二期のエンディング曲ですが
この曲は4部もしくは5部以降のRe:valeを
踏まえて作られた曲なのでは、と思っています。

「三千世界の緞帳 そっと飾りつける僕ら」
という歌詞があまりにも百と千のRe:valeを表していてとても好きなフレーズなんですが、それ以降
「一人一人に意味があるんだよ
 そう伝えるFantasìa  
 織りなす勇気をくれた君に
 ずっと側にいて欲しい」

これ……百のこと言うとりませんか千さんや…
音楽だとほんとに饒舌だね

というのはさておき、
旧Re:vale時代、自分の曲を聴いて愛してくれた
百瀬のファンレターを受け取った千は
アイドルとして音楽を作っていく決意をしたわけですが、それを与えてくれた百に対してずっと感謝していたんですよね。
それを伝えてるつもりで伝わってなくて2部で百が声出なくなったりするんですけど、そんなことがあってから思ってることはなるべく素直に伝える努力をするようになった様子が、何というか↑のフレーズから受け取れる気が…するんですよね…
 
ところでRe:valeは百推しの私は千に対して思うところは多々あるんですが、自分の音楽家としての人生を救ってくれた百に対してずっと真摯にハニーが誇れるダーリンでいようと努力してる所がすごく好きです



NAGISA Night Temperature

「にじり にじり 指先接近
  パチリ どきり やっぱ無理だ」


ナギナイが好きじゃないオタクがいるわけないだろ。







番外編


Endless

「あの日のように愛して」

狗丸トウマさんっていい人ですよね。

明るくて人当たりが良くて、

年下やメンバーの面倒をよく見てる人。

でも個人的に彼って
多分本人にも自覚があんまりなさそうなんですけど
どちらかといえば根暗な方なんじゃないかと思ってて
 
アウトプットを感覚でやるタイプだから
表面化しないし本人もあんまり気づいてないんだと
思う(そういうところが他人からの感情への鈍感さへ繋がってる気もする)
 
というのがこの曲の歌詞を見てて思うこと
 
激情を抱えているようで
いつも腹の下で沸々と弱く煮えている
意外と心の奥は秋の空のように凪いでいて

でもそんな彼が繰り返し叫ぶのは

「何度も俺の名前を呼んで
   あの日のように愛して」




Labyrinth

「黒い気持ちと手を繋いだって構わない」

ドラマチックなイントロとは裏腹に
絞り出すような歌声で紡がれるフレーズたちは
まるでガラスの靴を取り戻せなかったシンデレラみたいだ。

っていうか九条鷹匡……こんな年端も行かない少年になんつー感情を背負わせてんだよ……!!!!!!

悠はまだ17歳なんですよ…………

歌詞にはないんですがBメロの裏でながれてる
「ここから出してよ」「どこにいるんだよ」が本当に悲痛すぎる…

誰がこの子をこんなにしたんだよ 九条鷹匡だよ

このŹOOĻのソロ曲たちはメインストーリー4部後に発表された(はず)んですが

この頃の彼らは自分たちが3部で行った罪を自覚し、かつそれが「絶対に許されないという罰」を背負っています

TRIGGERが失墜するきっかけを間接的とはいえ作ってしまった彼らですが
でもそうでもしないと過去の自分が救われない、という気持ちをおそらく悠が1番強く持っているんですよね……
結局のところ、過去の自分は救われることなく罪だけを背負ってしまいましたがそういった感情が

「断ち切るしかないんだろう」
「やりきるしかないんだろう」
「後戻りなんてできないから」

という歌詞に強く現れている気がします。
 
でも亥清悠ってあの歳で
めちゃくちゃ強い人間なので

「黒い気持ちと手を繋いだって構わない 
         抱きしめたっていい」

過去と後悔の迷宮に一生囚われたって
自分らしく立ち続ける、
という覚悟がとうに決まっているんですよね…。




Forever Note

「届けたい想いを乗せながら 歌い続けるから」

私、正直なところMEZZO"くんはバラードの方が
好きなんですよね。

もし私がアイナナ世界の人間で
IDOLiSH7、MEZZO"が好きだったとして

この曲がリリースされたら
「メッゾはバラードの方が好きだったな~」
って絶対言うと思うんですよ

でもそれとは別にこの曲を聴いて
「こんなゴリゴリのロック メッゾのキャラじゃないじゃんwww逢坂思い切り過ぎwwwwwwww」ってゲラッゲラに笑った後「壮五……良かったな……ロック好きって言ってたしラジオのレギュラーしてんもんな…良かったな壮五…」ボロッボロに泣くと思うんですよね
しかもこの曲が出るのって壮五がラジオでシクナイ掛ける話の後なので…
 
「なんか、ファンってアイドルの売りたいキャラじゃなくても本人がやりたいことやらせてもらえてるの見ると嬉しいじゃないですか……」
「自分のこと嫌いだけど好きなものに触れている間は自分のこと好きになれるって泣いてた壮五が好きなものやりたいです!って事務所なりレコード会社なりに頑張って売り込んだんならめっちゃ応援してあげたいじゃん…」
「いいよ…めっちゃいいよこの曲、ロックって環の声にもめっちゃ合うしさ そんな相方いるのにやらない理由ないって」
「マジでよかった…本当良かったよ壮五……いまずっと泣いてる、好きGの子が好きなことやれててなんか我が事のように嬉しいよ……」
「マジで逢坂には頑張って楽しく良いもの作って欲しいしそれをのびのびやれる環境作ってあげてくれよな事務所」

↑はアイナナ世界の私によるForever Noteリリース時のツイートです。

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