【ブックカバーチャレンジ4日目】 裸でも生きる

【ブックカバーチャレンジ4日目】
今日は「裸でも生きる」です!
バッグの会社「マザーハウス」の社長である山口絵理子さんの本です。
マザーハウスは、先日3月12日に仙台パルコ2にもオープン(東北初らしい!)されたそうですが、行かれた方もいらっしゃるかな?

山口さんはいくつか本を出されていますが、こちらは13年前に出版されたデビュー作です。
彼女の生い立ちからマザーハウスを設立して1年半ぐらいまでの話が収められています。

小学校に入った直後のいじめ、中学校でグレて非行に走った後に柔道に目覚めて全中にも出場。
高校では女子部がない柔道部に入り、毎日叩きつけられて絞め落とされて、成長を感じられないまま地区予選レベルでも負け続ける2年間。
それでも、最終学年ではど根性を発揮。
その後の大学受験でも負けん気を見せて、偏差値40からの慶應進学。

のっけから波乱万丈で、終始そわそわします(笑)。
特に、中学編がなかなかやんちゃ。
マザーハウス設立前後が、この本のメインかとは思いますが、小中高の話も相当面白いです。
あんまり書き過ぎるとネタバレになってしまうので、気になる方はぜひ読んでみて下さい!

大学では、憧れの米州開発銀行にインターンできることになったものの、そこで覚えた大きな疑問。
その後はバングラデシュに渡り、「途上国発のブランドを創る」という想いからマザーハウスの起業に至るわけですが、それからも一筋縄にはいかないわけで・・・

めっちゃ行動力に溢れていて、元気がない時に読むと、却って力吸い取られるかも。
司法書士で独立した直後によく読んでいましたが、今思えば、読む本を間違っていた気がします(笑)。

ただ、人と比べる無意味さも描かれていますし、山口さんですらうつ病に陥った時もあったりして、こういう方がどういった時にそうなるのかといったことも、生きる上ではヒントになるように思えますね。

余談ですが、マザーハウスのバッグ、かわいらしくて沢山入って丈夫でステキなバッグですよ~
買ったのは9年前で、写真はそれから5年後ぐらいの時のものです。
今実家にあって手元にありませんが、まだまだ余裕で使えるはず。

僕はネット通販で買いましたが、リアル店舗で見れるなんて、今宮城に住んでいる人達が羨ましい!
気になる方は、ぜひ本やバッグをチェックしてみて下さいませ♪

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追記

上にも書いた通り、山口さんはいくつか本を出されていて、他の本も面白いです。
(「サードウェイ」はまだ読んでないので謎ですが)続編の「裸でも生きる2」と「自分思考」もよかったですね。
あと、全然ジャンルは被ってないものの、慎泰俊さんの本もあわせておすすめしたいです。
「働きながら、社会を変える。」など。
1980年前後生まれの方には、刺激になると思います♪

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