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新幹線アイスの食べ方で学ぶ「ズルする大人にならない方法」
今週とんでもない衝撃事件がSNSで起きましたね。
詳しくはこちらで見ていただいて…。
事件の概要を大まかに説明すると…「新幹線で発売されていたスジャータのアイス(通称スゴイカタイアイス)にお酒(山崎12年)を注ぎ食べるという食べ方です。
グリーン車を利用する人が考えたであろうこの食べ方を、とあるグルメライターさんが、「私が開発した(2018年頃)」と主張しているのです。
なるほど…。こういう時のためにXの「高度な機能」は存在しているので簡単に調べてみました。発案者がSwindさんであれば、Xの「高度な検索」をおこなえば…しこたま登場するはず!
新幹線に乗ったらやっぱアイス食わないとな
— あきれ三太@FCイベントⅨ両日 (@akiresannta) September 22, 2016
山崎かけてぐうウマイ pic.twitter.com/eCDDS21ncv
2016年からすでにこのアイディアはあったようです。
新幹線、アイスに山崎ぶっかけ富豪
— tasuten (@tasuten) December 18, 2017
新幹線でウイスキー(今は山崎)とスジャータのアイス頼んで、少し溶けたところでアイスを一口、空いた穴にウイスキー入れて一口、の繰り返しが通(なんの)(あと確実に太るコレ)
— Akira Ebihara (@otoko_ebihara) May 30, 2017
最も古いつぶやきはというと…
@ikunishi アイスのはなし?新幹線のなかでもたまにやるの。バニラアイスに山崎12年かけてたべるやつ。
— Yuko Mohri 毛利悠子 (@mo_hrizm) June 10, 2012
芸術家(空間アーティスト?)でもある毛利悠子さんという方が、2012年にバニラアイスをかけて山崎12年をかけた食べ方を発表をしています。
ということは…この食べ方、新幹線で古から伝わっている食べ方なのかもしれません。この辺りはSwindさんの名誉のために後日国会図書館で探ろうと思います。
私もいちクリエイターなので、人に何かネタをパクられた時は腹が立つという気持ちもわかります。
その昔、放送作家として偉そうに会議に参加し発言する人生に憧れていた頃は、企画書をよくパクられてその度「運がないな」と思った次第です。
とはいえ…企画を考える者であれば…自分の思いついた企画が実は誰かが既にやっていたなんてこともよくあります。
なので、言いたいことはよくわかるのですが…どうして調べなかったのかを知りたいところですね。
そしてもう1つ私が気になった点があります。
知名度のない人が一定の知名度のある人物に対し、引用リプを使うアプローチです。
今回の件は最悪で、当初のツイート(今見れなくてうまく紹介できないですが…)の時点では、「誠実な対応が認められなかったので晒します…」ということだったので、スーツ旅行さんが不誠実な方では?と思ったりもしました。
実際に私はスーツ旅行さんのコンテンツを見たこともなければ、どのような人物かもわからないので、この件があってから色々と調べたのですが…。
この件が相当話題になったので、ダイレクトメッセージでどのような返信をしたのか、私の発言部分のみ紹介させて頂きます。
— スーツ旅行 (現在いる場所は秘密にしているので、目撃した方はご協力ください。) (@usiuna7991) December 22, 2023
通常、質問には一切回答していないのですが、先方には重大性を鑑み簡潔にお答えしたつもりです。
しかし先方のご規範では誠実性が足らないとのことでございました。 https://t.co/llxZ2drlb8 pic.twitter.com/ghIpVGCF3F
上記のDMを見る限り、とても誠実に回答をしていたようです。
・知人が考えているわけではないことを認めている
・DMのやりとりはこれで終了するかもしれない
・納得いかないと思ったらSNS上で声を上げても良い
しかも長文で丁寧に対応している様子を見ると、別に不誠実な対応ではないように思えます。1点気になる点といえば、「あなた様」という言葉がイラッとした?かもしれません。
昨日あたり謝罪ツイートを見かけて、これで一見落着かと思ったら…。
鍵垢にしてしまい、見れなくなってしまっています(2023 12月24日10:30時点)
※いつ復帰するかを測定するため、あえて記録しています。
私は、このアクションがとっても残念のように思えました。
おそらく現在彼は誹謗中傷をしたユーザーを1つずつ特定し、慰謝料等を請求すると思いますが、私はこのアクションに関してはやるべきだと思います。
というのも…昨今のSNSでは少しでも非がある人を見つけては、ここぞ!とばかりに心ない言葉を投げかける人もいるので、やるべきだと思われます。
とはいえ、今回の騒動を起こしたライターのように、ズルをするクリエイターが多く「お前の芯はないのか」と思うこともあります。
クレーマーのようになってしまうクリエイター、ファンを装いバズりそう(拡散してくれそう)な著名人に向けて「ファンアート」を作る事例も見られます。
こういった人正々堂々と勝負できない人がえらい立場に行くたびに、「私もやろうかな?」と思うこともあります。
ズルをする大人は確かに多いですが、この記事を奇跡的に読んだまだ未来のある人たちは、どうかズルだけはやめましょうね。
ズルをしない大人になりましょう。
私も完璧な人間ではないですが、ズルは極力しないように生きています。
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