マガジンのカバー画像

海外大(建築)受験記録

8
建築学部(院)の受験プロセスです。
運営しているクリエイター

記事一覧

海外大学建築学部に留学するまで⑦ミラノ工科大・トリノ工科大を追加受験

過去の2つの記事で書いた通り、資金面の負担が大きいことから、私はイタリアのミラノ工科大とトリノ工科大の追加受験を決めました。 追加受験を決めたのは7/6ごろで、テストの20日前でした。 *トリノ工科大のテスト:7/26 *ミラノ工科大のテスト:7/27 20日間のうち、友人の結婚式の予定もあり、実質勉強できるのはMAX18日。しかもテストの形式や内容が全くわからない状態だったので、無謀な挑戦だな〜と我ながら思いながらも、やれることはやろうと意気込んでいました。 テストの内

海外大学建築学部に留学するまで⑥まさかの追加受験

前回の記事で資金調達について書きましたが、ちょうどその頃、資金が結構かかること、そしてそれを返済しなければいけないことがすごくプレッシャーに感じていました。というのも、海外でちゃんと就職できるか不透明なこと、なにより建築家ははじめそこまで稼げないからです。 毎日Excelと睨めっこすればするほど、”この高い学費が問題だな。。。”と考え始めました。 そこで私は思いつきました。 ”2年目にtransfer(転校・編入)すればいいんだ!!” 私が学部時代に留学していたアメリカ

海外大学建築学部に留学するまで⑤資金調達

この記事では留学するほぼ全ての人が頭を悩ます資金調達について書きます。 プラハの学校、スペインの学校2校の結果が5月にすべて揃い、どの学校に進学するか決めました。その結果、スペインのCEU Cardenal Herreraに進学することに決めました。(一度は…詳細は次の記事で。。。) 進学先を決めた後はさっそく詳細な資金計画を練りました。お恥ずかしい話ですが、私は勢いで「海外留学がベストだ!なんとしてでも実現する!」と決めたところがあるので、お金はかかるけどどうにかなるで

海外大学建築学部に留学するまで④面接

この記事では海外大学の建築学部出願後の面接での体験をシェアします。 それまでの手順は以下を参照してください。 今回紹介する面接ケース 私が面接を行ったのは下記の3校です。 ・ARCHIP: Admission Officeのマダムと1回 ・CEU San Pablo: 学部の教授と1回 ・CEU Cardenal Herrera: Admission Officeと学部教授の2回 すべて英語で行われました。 実際何を聞かれたか ここでは学校の区別なく聞かれたことを紹介

海外大学建築学部に留学するまで③出願

こんにちは、tomokoです:) この記事では実際にいくつかの大学への出願のためにしたことを書きます。 私とまったく同じ状況の人は少ないかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。 海外大学への留学を決めるまでの過程はマガジンとしてまとめているのでそちらをご覧ください。 出願前の私の状況日本の私立大学(学士)を卒業済み 日本の学部カリキュラムは英語で行った 1年間アメリカに交換留学経験有り TOEFL/IELTSのスコアはなし 京都芸術大学の通信過程の建築コース

海外大学建築学部への留学までの道のり②リサーチ

こんにちは、tomokoです:) この記事では海外大建築学部受験に向けてどのようなリサーチを行なったかと紹介します。 どうして海外留学しようと思ったかについての経緯はこちらをご覧ください。 留学を考え始めた時の状況当時の状況は下記の通りです。 いざ、リサーチ開始!10月のはじめから一念発起して海外留学を検討したので、2週間毎日朝から深夜まで夢中で調べまくりました。2週間後にはほぼ決意が固まり、まるで2週間とは思えないほど濃厚かつ疲労困憊の日々を過ごしました。 ①英語圏

海外大学建築学部受験サマリ

こんにちは、tomokoです:) このnoteは私の海外大学建築学部への正規留学の様子を簡易的にアップデートするものです。随時更新します。 それぞれのフェーズの詳細な記事は別途書きますので、記事が出来次第こちらにもリンクします。 私の属性についてはこちら。 現在の進捗状況 2021.4 京都芸術大学通信課程建築デザインコース入学 2021.10 退学を決意 留学のリサーチ開始 (2週間後)留学を決意、継続して世

アラサー社会人が海外で建築を学ぶ①理由

こんにちは、tomokoです:) 今回はどうして私が建築留学をしようと思ったか、その経緯についてシェアします。 バックグランド 私は大学の文系学部卒業後、外資系総合コンサルで働いていましたが、 メンタルが落ち込んでしまったことをきっかけに本当に自分が好きなことは何か?自問自答を繰り返した結果、建築の世界で働きたい!と一念発起しました。 その後、建築を学ぶために京都芸術大学通信課程の建築デザインコースに入学しました。しかし、カリキュラムと自分のゴールが合わず、半年で退学を決