東南アジア紀行『ミャンマー編④』
※画像は全てイメージです。
※記憶をなぞって書いてるだけなので暇つぶしにどうぞ。
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パチモンMGMなのは一目瞭然だが、今は危機的状況なのでそうも言ってられないのでロビーに飛び込む。
正直、見かけはこうだけど実は…的な希望は少しだけあったが直ぐに打ち砕かれた。
カウンターに立つも人が来ない
誰も来ない。
しかもロビーには明らかに野良犬と分かる犬が数匹寝ており、入り口前でパイプ椅子に座ってる兄ちゃんはフルシカトだ。
あ、ガチのヤツだ。
身の危険すら感じる。
暫くすると刺青だらけの若い兄ちゃんが2人談笑しながらカウンター横の通路から出て来た。
客も柄悪いな…
と思ってると僕に気付いた2人はカウンターの中に。
スタッフかよ。
とりあえず、疲れてるのでチェックイン。
とはならず、ミャンマー語しか通じない。
予約の証明書見せてもよく分かってない様子。
随分待たされて、やっとチェックイン出来た。
マニー、マニー
と言うのでいくらか聞くと50000チャット
当時のレートで5000円
やっすいヤツやん!は当たりであった。
5000円でMGMに泊まれるわけねーだろ。
気付けよ経理…
とりあえず、鍵をもらって部屋へ。
明らかに手塗りの白い木の扉
鍵は渡されたが鍵穴は無い
扉を閉めると内鍵はホームセンターでよく見かけるカンヌキだった。
この鍵はどこで使うのか今でも謎である。
部屋に入るとドアの前に50cmほどのスペースがあってすぐベッド
キャリーはベッドで開けないと開くスペースは無い。
しかもこのベッド足がはみ出るのである。
※筆者の身長179cm
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119841015/picture_pc_259f257fc5b2819c88356021a1dd0865.png?width=800)
ネットで拾った同ホテルだが全く違う
更に追い討ちを掛ける様にそのベッドは三方壁にくっついており足を伸ばして寝れない。
壁紙はまぁ、普通
シャワーでも浴びて寝よう。
服を脱ぎシャワーへ行くとタタミ1畳位しかないスペースに便器とシャワー
しかも便器の真横にシャワーがある。
真横と言うか少し被ってる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119841162/picture_pc_163a0da8c15ce373729c640deb8db3b1.png?width=800)
コレまたネットの同ホテルの画像だが
全然違う
もう我慢出来ないので友達のホテルに空きがあったので押さえた。
今晩だけ我慢したら良い。
少し気分が良くなった僕はカウンターで貰った朝食ビュッフェチケットを眺めて明日の朝食に想いを馳せながら眠りについた。
早目に起床し、いそいそと朝食会場に入るとそこには超絶大皿にまるでゴミの様に盛られた焼きビーフン
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119841267/picture_pc_fcb4284439daea1831087ca6947b4730.png?width=800)
コレまたネットの嘘画像
…のみ
お腹が空いてた僕は湧き上がる殺意を抑えつつビーフンをこれでもかと言うくらい取り皿に盛りがっつく。
つもりだった…
この物体、食えない位辛い。
いやもうホント普通の焼きビーフンの色なのになんでこんなに辛いのよ!
水を飲もうと思いグラスを見ると何かネギみたいなのがこびり付いてる
踏んだり蹴ったりとはよく言うが、コレはもう殺しにかかってる。
身の危険を感じた僕は足早にチェックアウトしたのである。
今回はこの辺で筆を置こうと思う。
初回の旅は大抵誰でもサバイバル
既に出落ち感が半端ないがしょうがない。
次回は友達のホテルに移動する所から書こうと思う。
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